噴怨鬼

  • 文藝春秋 (2023年5月25日発売)
2.96
  • (2)
  • (4)
  • (10)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 119
感想 : 14
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784163916989

作品紹介・あらすじ

時は平安。都では、応天門の変で罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、疫病の種を撒き散らすと予言していた。陰陽師の弓削是雄は大納言の鬼と相まみえるが、その背後にさらに強大で邪悪な鬼が存在することに気づく。朝廷で実権を握る藤原氏に恨みを抱くというその鬼の正体は、やんごとなき方なのか――。罪なき民を救い、命を賭して最凶の鬼を封じるため、是雄は仲間と共に蝦夷の地へと赴く。
妖かしの世界を壮大に描く歴史長編!

みんなの感想まとめ

平安時代を舞台に、陰陽師の弓削是雄が鬼との壮絶な戦いに挑む物語が描かれています。藤原氏に恨みを持つ鬼や、伴大納言の怨霊が絡む中、是雄は仲間と共に蝦夷の地へ向かい、命を賭けて最凶の鬼を封じる旅を繰り広げ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新聞赤旗日曜版2021年8月22日号〜2022年10月16日号掲載の是雄封鬼録を改題して2023年5月文藝春秋刊。陰陽師の弓削是雄を主人公にした鬼シリーズの最新刊。おそらく6作目。強力な力を持つ鬼を相手に弓削ファミリー勢揃いのオールスター版で、MARVELアベンジャーズのようなノリが楽しい。シリーズ制覇どうしょうかな?と考え中。

  • 平安時代は詳しくないが、藤原家に恨みを持つ鬼と、安倍晴明を超える陰陽師の弓削是雄の戦い。

  • 応仁の乱の後の話に道真が出てきたらうれしいのに名前すら出てなくて残念…
    判大納言が怨霊となって奮闘。
    読んでいて緊張感全然ないよなぁ何故だろうと思っていたら、会話のテンポと髑髏鬼のお茶目なやり取りでゆるい話になっていて意味不明な事は髑髏鬼も意味不明なので疑問をぶつけてきてくれる。会話になっているので説明文よりわかりやすいのかも。

    前回までの内容も所々で出てくるので思い出しながら読み進めるが楽しい現実逃避できた時間を過ごす事ができた。

  • シリーズものとは知らずに読み始める。登場人物が多く、見せ場も無いのに会話の出番だけはやたらと多いキャラがほとんど。シリーズ読者はこうした掛け合いが嬉しいのだろうが、一見さんには辛い。
    主人公は凄腕の陰陽師とのことだが、仲間の予知夢を頼りにした戦略を立てたり、神様の導きで力を得たりと、他力本願が過ぎて、主人公の格好良さが伝わらない。(というか、予知夢がチート能力すぎて、そりゃ当てにするよな、とは思う。)
    物語はスケールが大きく、ビッグネームが次々と出てくる展開はワクワクした。

  • 憤怨鬼の正体については、割と早い段階で気づきました。藤原氏に恨みを抱いていて、首を斬られて処刑された高位の人物って蘇我入鹿では?と。有名すぎるしさすがに違うかなと思ったらそのままでしたね…。
    あと、序盤からアクの強い登場人物がゾロゾロ出てきて簡単に紹介されるので、あれ?と思ったらシリーズ物なんですね。それにしても、ほとんど登場人物の会話で話が進んでいくのでなんかラノベのようだなと思いました。主人公が女性にも男性にもモテモテ好感度めちゃ高いのも、ラノベ感が強いというか。
    鬼との戦い方を自分たちで考えるというより淡麻呂の予知夢に従って行動し、最後は神の力を借りて倒してしまうので、拍子抜けというか、闘いのスリルがなくてなんだか物足りなかったのが残念。
    ただ、吉備国の温羅という鬼は寡聞にして知らなかったので、その鬼伝説を知れたのは良かったです。

  • 神代の時代から時代が下り約半世紀奥州に鬼退治へと向かうさてどんな話にまたどんな合戦場面へと展開していくのか期待した。陰陽師が更に肉体から離脱して闘うのか楽しみにしたが最後には平和裏に終わり---平和主義の一冊であった。

  • 【安倍晴明をしのぐ陰陽師が登場!】時は平安、都では鬼が疫病を予言したという噂が。最凶の鬼の存在に気付いた陰陽師の弓削是雄は仲間とともに鬼を封じる旅に出るが…。

  • 何か続きを読んでいるようだ。
    淡麻呂や髑髏鬼。芙蓉などに再登場の匂いをかんじる。そのことが気になって集中できなかった。
    鬼の正体がわかってもあぁそうなのって感じだった。

  • 晴明を超えるは盛りすぎじゃないかなあw
    神様達がやたら主人公に味方するし鬼の親玉はあっさり改心するし、都合良すぎ感はあるが面白かった。

  • ファンタジー小説の類い。
    ぶっ飛びすぎているのを良しとするか、読む人のこころ次第

  • 味気ない。

  • 陰陽師 弓削是雄シリーズ

    『噴怨鬼』と名乗る強力な鬼の怪異から都、ひいては民を護る為、神の見せた夢を仲間と共に辿る、王道ファンタジー
    前作を読んでいなくても楽しめます

    鬼の正体は?
    陸奥に眠る艮の金人とは?
    蘇我氏に中央から追われた物部氏の背景にも興味は尽きません
    爽やかな仲間の絆にとても心満たされる作品です

全12件中 1 - 12件を表示

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋克彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×