ロスト・イン・ザ・ターフ

  • 文藝春秋 (2023年10月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784163917641

作品紹介・あらすじ

競馬はロマンだ! 競馬を愛してやまない著者が贈る夢の物語。
亡き兄が遺した競馬バーを営む倉本葵。ある日、大井競馬場で芦毛の9歳の牡馬・ウララペツを見かけるなり一目惚れする。ウララペツは名馬として名高いメジロマックイーンの最後の産駒だった。
だがほどなく、戦績の振るわないウララペツは引退することに。このままでは、ウララペツは食肉にされる……。葵はウララペツを買い取って馬主となり、種牡馬にしようと決意する。ところが次から次へと難題がーー。
葵、メジロマックイーンの血筋を残したいと熱望する常連客やウララペツの元馬主など、馬をこよなく愛する男女が奮闘しつつ、恋のさや当てにも興ずるラブコメディー。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

競馬を愛する人々の心温まる物語が描かれています。亡き兄の遺した競馬バーを営む主人公・葵は、名馬メジロマックイーンの最後の産駒であるウララペツに一目惚れし、彼を救うために馬主としての道を選びます。物語は...

感想・レビュー・書評

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  • 競馬ものを読むのは初めてだったけど面白く読めた。ざっくり言うと一介の競馬ファンが馬主となって惚れた馬の血統を紡いでいくという話だけど、馬だけじゃなく、人との出会いも紡いでいくところにこの作品の良さがあると思う。
    途中かなりB級感が漂うところもあったけど作品内でズバリ書かれていたからしょーがない。
    主要人物はほぼ良き相手を見つけられたのに杉山だけ取り残されて可哀そう。
    作者の競馬愛とロマンをヒシヒシと感じる1冊。

  • ごめんなさい。
    馳星周大ファンとしてはちょっと受け入れられないホノボノ感。
    それでもスラスラ最後まで一気読み出来てしまう作品でした。
    競馬ファンにオススメ。

  • <ほっかいどうの本>ロスト・イン・ザ・ターフ:北海道新聞デジタル
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/954324/

    「ロスト・イン・ザ・ターフ」馳星周氏|日刊ゲンダイDIGITAL(2023/12/14)
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/333353

    『ロスト・イン・ザ・ターフ』馳星周 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917641

  • まさにB級映画のような。軽く読み飛ばせるが、詐欺の件は要らないので、もっと馬して欲しかった。

  • キーワードは「競馬はロマン」、馬を愛する人たちのほのぼのストーリーだ。兄が遺した競馬バーを営む主人公:葵がウララペツ一目惚れ、血統を残そうと奮闘する。グルメあり、恋愛あり、闇社会との関わりアリで盛りだくさんだが、競馬ファンでなくとも気楽にサクサク読める。

  • 自分史上最速で読んでしまいました。
    ハラハラとかドキドキとかではありませんが、話の流れがわかりやすかったです。
    競馬好きならぜひ手に取って欲しい一冊。
    競馬はロマンだ-それがわかりやすい中身でした。

  • 兄から受け継いだ競馬バーを一人で切り盛りする葵。常連たちと行った競馬場で一目惚れした馬はウララペツ、メグロマックイーンの孫。レースでは全く勝てず引退することになる。何とかこの血筋を残そうする葵と仲間たちの奮闘。

    非常に面白かった。久しぶりの徹夜本。競馬はやらないけど十分理解できる。絶妙に葵の恋愛話も配合されていて、そっちもなかなか良かった。

  • 競馬場で一目惚れした馬を生かすために馬主になることを決意する競馬バーマスターの話。競馬ドラマ見てちょっと競馬や馬のことが分かるから読んでて楽しい。競馬のロマンや馬に関わる人達の温かさや面白さを感じる。馬小説と認識してたから恋愛部分が上滑りした

  • 競馬ファンが集うバーの店主葵は1頭の馬に一目惚れする。その馬ウララペツは引退が決まっていた。ウララペツを守る為馬主になり種馬として育てることを決意する葵。
    恋愛や様々な関係者との交渉、事件と飽きないで読めた。ただ個人的に期待値が高かっただけに盛り上がりにかけるなと感じてしまった。

  • 競馬というより競走馬を題材にした長篇小説だ。
    兄の遺した競馬バーを営む倉本葵は、競馬場のパドックで名馬メジロマックイーンの最後の産駒であるウララペツに一目惚れしてしまう。だが、9歳という年齢にくわえ地方競馬でたいした戦績もないウララペツは、引退し廃馬されることに。ウララペツを救うため葵は奮闘するが……。
    別の作家が書いたらもっと重苦しい作品になっていたかもしれない。競走馬の背負った悲しい宿命や、北海道の牧場の苦境を巧みに盛り込みながら、笑って泣けるエンタメ作品に仕上がっていた。

  • ウララペツとの出会いなんかは私がソダシをみて綺麗と思ったところと共感する部分も多く、また引退馬をなんとかしてあげたいってところもすごく共感しました。この本をきっかけに引退馬のこと、牧場経営のことをなんとかしようと、特に競馬ファンを巻き込んでいい方向に動くのを馳さんは伝えたいんだろうなと思います。
    また子供達の活躍する続編も期待してます!

  • 葵や前島たちに競馬の伊呂波を習う。登場する皆が陽気でタフ。テンポが良く、安定感ある読み心地。彼らの突飛な台詞に噴き出すことも。人の温かみや馬の素晴らしさを十二分に味わえる物語。

  • 競馬好きが集まるバーを営む葵が、一頭の馬に惚れ込み、その馬を巡ってのお話。
    恋愛、犯罪をはさみつつ、競馬をロマンと考えるお金持ちや一方で競走馬の牧場の経営など様々な人達と関わりながら、惚れ込んだ馬の子供のレースのデビューを迎える。

    話のテンポも良く、葵を応援しながら楽しく読めました。

  • 【著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コメディー】競馬バーを営む葵はパドックで見た牡馬に一目ぼれする。だが引退が決まり、葵は自ら馬主となって彼を生き永らえさせようとするが…。

    • naoccheeさん
      ソダシをきっかけに競馬場に写真撮り始めた私と葵がめちゃくちゃ被ります!まだ読み始めた所ですがこの先が楽しみです
      ソダシをきっかけに競馬場に写真撮り始めた私と葵がめちゃくちゃ被ります!まだ読み始めた所ですがこの先が楽しみです
      2023/10/24
  • 競馬<<<恋愛の小説で、正直競馬の方に力入れて欲しかったなぁって思いました。

  • ウララペツというメジロマックイーンの最後の産駒に惚れた主人公の女性がその血を残すために奮闘する物語。

    葵の奮闘に巻き込まれる男たちとその恋心は
    著者の作品の中でもライトな展開ながらもハラハラした場面もあったりとユーモアもありながらも血統のロマンも感じられ楽しく読めました。
    メジロマックイーンの血をめぐる部分ではホクトスルタンやゴールドシップなど直近までの史実もかなり反映されているところは競馬ファンの心をくすぐられました。
    また馬産地の現状や競走馬の一生についても描かれており作品を通して考えさせられるところもありました。
    前島や穴澤、杉山、空の大将や大馬主の飯田華など個性的なキャラクターも物語に彩りを添えていました。

    キレのいいテンポで進んでいく物語でしたが、葵やウララペツたちはハッピーエンドを迎えて心温まるストーリーでした。
    そして、競馬のロマンの部分や関わる人たちの想いも感じられた作品でした。

  • 競馬が好きになる本
    競馬はロマンだ
    血統学ぶか

  • ホントに競馬が好きなんだな~と。これだけロマンだロマンだと言われればまあそうなんだね、と。でもお話しとしてはなんとなく薄い感じ

  • いかにも馳星周が書いたラブコメ。読みたい人いるのか。。

  • 競馬場に、競馬バーに、行きたくなった。

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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