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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784163917726
作品紹介・あらすじ
2026年秋、ドラマ化決定! 主演・大泉洋
池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
みんなの感想まとめ
若者たちの熱き戦いを描いたこの物語は、箱根駅伝を舞台にした感動的なヒューマンドラマです。古豪・明誠学院大学陸上競技部の主将・青葉隼斗が、故障を乗り越え、連覇の夢を追い求める姿がしっかりと描かれています...
感想・レビュー・書評
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上巻と下巻に分かれている物語。正月の有名なイベントである2日間にわたる箱根駅伝が舞台になっている。1日目の往路は大手町読売新聞社前をスタートし、箱根芦ノ湖駐車場入り口でフィニッシュする107.5kmのコース。2日目の復路は、1日目のコースの逆を走り、109.6kmのコース。全10区間あり、各区間の距離は20kmを越える長丁場である。
上巻は第一部『決戦前夜』というタイトルで、9章で構成されている。箱根駅伝を走る大学生、その学生を指導する監督、そして箱根駅伝を放送する放送局員、それぞれの登場人物が個性に溢れていて物語の世界に入り込んでいくような気持ちで読み進めた。
駅伝という競技は、私には身近なものではないけれど、その世界を想像することが楽しくなっていく感覚になっていた。登場人物たちの思いが身近に感じられ、胸にグッときて目頭が熱くなった。
私にとって久しぶりの池井戸潤さんの作品。登場人物の言葉が胸に刺さるところが池井戸さんの作品の魅力に感じる。箱根駅伝にかける熱量を存分に味わい、充実感を得ながら読了した。
第一章『予選会』。箱根駅伝への出場をかけた予選会のシーン。参加校46校、ランナー総勢500人超え。明誠学院大学4年生で主将の青葉隼斗と同学年の前島友介も参加していた。明誠学院大学は箱根駅伝を連覇したことがある名門校であったが、かつての栄光となっていた。スポーツの世界では勝敗はつきものだろうけれど、同じように取り組んでも結果が出ないこともあるだろうな。メンバーが変われば、チームの雰囲気も変わるだろう。懸命に取り組んでも結果が出ない時の苦しみは、当事者にしか分からないものだろうな。
明誠学院大学が予選会を突破し、本戦に出場できいるのかが気になってくる。隼斗が1年生の時に明成学院大学は箱根駅伝に出場した。その時には友介が1年生としてただ一人出場していた。隼斗は出場していない。結果は惨敗。
2年生になって10月の予選会、隼斗は故障して出場できなかった。3年生の予選会、またもや怪我で出場できず。そして今回の予選会へとつながる。隼斗の背景がわかり、余計に隼斗と共に予選会に臨んでいる気持ちが高まる。しかし、レースの途中に体に異変を感じる隼斗。苦しそうだ。心で応援するが、厳しい状態が続く。それでも、何とかゴールする隼斗の執念が伝わる。結果はどうなるのだろう。次々にゴールする選手たち。各校10名のタイムで競い合い、上位10校が箱根駅伝に出場できる。明成学院大学はどうなのだろう。隼斗や友介の心を想像しながら出場を祈る。結果を待つ学生たちと監督の諸矢久繁、65歳。
諸矢は箱根駅伝に同校を導いた名物監督である。厳しい指導で導いてきたが柔らかくなっていた。このことが、箱根駅伝の近年の同校の結果と関係しているのかなと想像する。隼斗にとっても明誠学院大学にとっても辛い結果となる。特に4年生の隼斗の心中は計り知れないな。こういう状況になると、どうやって起き上がっていくのかな。そこにも興味が湧く。1年かけて積み上げてきているだろうから、なかなかモチベーションを上げるのが難しいだろうな。さらに衝撃の展開は続く。
監督の諸矢が隼斗を呼びつけ引退を告げる。隼斗の気持ちが想像できるぐらいの衝撃。しかも新たな監督が決まっている。甲斐真人、明誠学院大学のOBで伝説のランナー。ただ、卒業後は陸上の世界とは無縁。それなのにという思いが隼斗の中にも、私の中にも。さらに衝撃は続く。隼人は関東学生連合チームのメンバーに入れる可能性があると。そして、その連合チームの監督は諸矢の予定だったが、後任の甲斐になると。そんな展開があるだろうか。想像の世界を超えていく。と同時に、私の中でこの先の展開に新たな興味が膨らんでいく。
3年生を中心とした新チームの結成が動き出した。主将の選出。その場に訪れる甲斐。そして、チーム全員が揃ったところで、諸矢が引退を表明し、後任の甲斐を紹介する。ドラマチックな展開ではあるけれど、個々人の動揺が伝わってくる。監督の勇退と新監督への引き継ぎが、部員にとって突然すぎるからだろうな。色々な感情がわきおこるだろうな。それでも皆の前で堂々と発表したことは良かったのではないかと思う。私の思いとは違い、部員たちには同様や心配が広がっていく。この先の展開が読めないな。
第2章『社内政治』。箱根駅伝を放送する大日テレビ局内の話に場面が移る。第1章でも取り上げられていた。制作側としては、あくまでも主役は選手であり駅伝チームであるという方針が伝わってくる。特に箱根駅伝担当の制作スタッフの熱い思いが伝わる。長い歴史の中で脈々と受け継がれてきているもの。時代が移り変わる中での不易なものの尊さを感じる。チーフ•プロデューサーは徳重亮。この人物の熱い思いが私の心に響く。チーフ•ディレクターは宮本菜月。初めての役割。緊張感と熱い思いが感じられる。徳重との関係も良好。箱根駅伝の放送に新たな提案を持ってきたのは編成局長の黒石武。その提案は、徳重たちの方針や思いと相反するものだった。上司を巻き込んで強引に新たな提案を実現しようとする黒石。それぞれの主張がぶつかり合う。会社の方針や出世とも絡み複雑な状況に私の関心が高まる。場面は役員会議へ。ここで社長の判断で番組の方向性が決定される。新たな視点での論理的な提案の末に、爽快な展開が待っていた。池井戸さんならではの展開に心が明るくなる。
隼斗はチーム内で孤立した感じになっていた。監督の交代と自身の関東学生連合チームへの選出に原因があった。箱根駅伝に関東学生連合の監督として参加する甲斐とランナーとして参加する隼斗。二人の会話には覚悟が滲み出ている。それが伝わってきて心に響く。懸命になるという態度は、この二人のような態度なのだろうな。私の心も熱くなる。
第3章『アンカー』。舞台は箱根駅伝を放送する大日テレビ内。大きな出来事が起こる。思わず「えっ」と呟いてしまうぐらい。センター•アナウンサーの前田久志が入院のため代役を探すことになる。箱根駅伝のアナウンサーの重責が描かれていて、代役を探す困難さが伝わる。前田は各選手やチーム関係者の経歴やエピソードを丁寧に集めていた。本人の悔しさも伝わる。前田が推薦したのはベテランアナウンサーの辛島文三。前田にとって憧れの先輩アナウンサーだった。ただ、局内では扱いにくい人物と評されていた。それは、意志が強いから。信念を曲げず、プロデューサーやディレクターの指示に従わないことも多々あった。脚色を嫌い、ありのままを伝えようとする信念。その信念は分かるし、いいなとも思う。考え方はそれぞれあり、正しいかどうかの判断は難しいな。徳重が状況を説明し、辛島にセンター•アナウンサーを依頼する。しかし、辛島は断る。過去に番組内で衝突したのが箱根駅伝だったから。それでも、徳重は諦めなかった。徳重の描く箱根駅伝の放送への熱量は大きい。すごいな、そこまで大切に番組作りに取り組んでいることが。紆余曲折あったが、辛島は仕事を引き受ける。さりげなく返答を伝えられたのはチーフ•ディレクターの宮本菜月。夜遅くに一人で仕事をしている最中だった。このシーンは感動的で、胸が熱くなる。池井戸さんの描写の凄さも感じる。
関東学生連合チームも練習に向けて動き出す。甲斐は積極的に動いていた。甲斐の本気が隼斗にも伝わる。信頼関係が作られていく感じになる。本気になることが相手の心を動かす、そんな場面が爽快。見える形で動いているからだろうなとも思う。
第4章『学生連合チーム始動』。甲斐監督、コーチ2名、選手16名、マネージャー2名が練習会場に集まり、顔合わせと初練習が行われる。甲斐が伝えた箱根駅伝の目標は明確で大胆だった。動揺、やる気、反発が各選手から感じられる。監督である甲斐には想定内のよう。器の大きさと用意周到な緻密さを感じる。こういう監督について行こうと思う選手は多いだろうな。それでも反発するものもいるだろうけれど。そういったものたちをどう巻き込んでいくのか、この先の展開が楽しみ。
第5章『箱根につづく道』。甲斐監督が16人の選手にエントリー区間の候補を2箇所告げる。隼斗は4区と10区。事前に希望していたのは4区と7区。複雑な心境だろうな。それでも隼斗には箱根を走りたいという強い思いがあった。その背景には家族のことがあった。自分のためにというだけではなく、誰かのためにという思いが重なった時、人は強くなるのかもしれないな。隼斗の心境から感じる。マネージャの計図と一緒にコースの下見に出かける。実際に歩いてみる。こうした準備が当日の颯爽とした走りに繋がっていくのだろうな。20Kmを超える距離なので、歩くだけでも時間はかかる。そんな準備が当日の走りに大きく影響していくのだろう。準備の大切さを感じる。
第6章『それぞれの組織論』。甲斐監督の目標や練習方法に不満を抱いている選手が3人いる。浩太、周人、星也。この3人は参加することに意義があると考え、甲斐監督はそうではなく順位目標を立てていた。甲斐監督の凄さは、選手たちに考えさせるところ。自分の考えを伝えた後は、考えさせる。そして話し合いをさせる。その方が前向きになれそう。選手だけの話し合いが開かれる。本音がぶつかり合う。しかし、3人の意見に賛同するものはいなかった。甲斐監督の目標を受け、やってみたいという思いが共有されることになった。違う意見が出ることで、自分の考えが明確になっていく感じ。それはあるだろうな。だから、話し合いが大切なのだろうな。ただ、3人の考えは変わらなかったのが、この後の展開にどう影響していくのだろう。そこが気になる。
第7章『チーム断層』。関東学生連合チーム内で変化が起こり始めた。それは、良い方向へと。浩太、周人、星也の練習態度が前向きになってきた。その要因は、隼斗をはじめとする選手たちの熱い思いが伝わったから。結局は、何を目指すかがはっきりして、その取組にやりがいが持てれば、動き出すのだろうな。そんな思いを抱かせるように展開へと移っていく。読んでいて胸が熱くなる。池井戸さんの描写が心に響く。心地よいほどに。それを覆す急展開が待っていた。私の心が不安に揺れる。浩太と連合チームのコーチでもある浩太の大学の監督、北野とのやりとりが、そんな気持ちにさせたまま次の章へ。
第8章『本戦前夜』。第7章から続く、浩太の心の葛藤に胸が締め付けられる思いになる。チームに残ることと辞退することにまで話が進み、難しい選択を迫られている浩太。それを知る隼斗や計図、甲斐監督の胸の内が伝わってくる。自分で決断できないことへのもどかしさや苦しさが。隼人は計図とともに、練習に参加しなかった浩太の寮を訪れる。心の内を明かし、悩みを打ち明ける浩太。その話を聞いた上で、隼斗の考えを真っ直ぐに伝える。箱根駅伝を走るということ、そもそも走るということ自体の意味を。その後の展開は、グッとくる場面が続き、池井戸さんの描写にまたも胸が熱くなり涙が込み上げてくる。さあ、本作品の最終章へ、期待を込めてページを捲る。
第9章『つばぜり合い』。隼斗と共に明誠学院大で部活に汗を流してきた同学年の友介。しかし、友介は隼斗の関東学生連合チームでの箱根駅伝出場と甲斐監督の就任に蟠りを感じたまま、隼斗との距離が開いていっていた。一緒に頑張ってきた仲間からの疎遠な態度は、隼斗の心をざわつかせ、いつも気になることとなっていた。信頼関係を作ってきたからこその悩みの重たさに、私も読みながら苦しさを味わう。友介は1年生の時に明誠学院大学のメンバーに選ばれ、箱根駅伝を走っていた。それだけの実力を持っていたということ。しかし、その大会で屈辱を味わっていた。そのリベンジに燃えていたことが明らかになっていく。そう思うと、友介の複雑な心境がさらに根深いものなのだと感じ、余計に私の心を揺らす。隼斗は友介に思いの丈を話す。隼斗の友介への思い、箱根駅伝を走ることの意志が真っすぐに伝わってくる。本気で思う気持ちっていいなと純粋に思う。ラストに向かって甲斐監督の計らいが選手たちに伝わっていく。
気運が高まり、いよいよ本戦へ。下巻への私の読書欲も高まる。
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流石。ヒューマン系は池井戸先生のお家芸ですね。
まだ上巻なのに、重ね重ね泣かせに来るのは勘弁して欲しい笑
下巻がまだあるんだって思うと、楽しみすぎる!!
まとまった感想は下巻にて。 -
とにかく面白い。
箱根駅伝の連合チームを題材にしたお話です。
上巻はメンバーの選定まで。
下巻はいよいよ本線。ワクワク感が止まりません
池井戸さんの作品らしい素晴らしい展開です。
誰かがレビューで投稿してましたが、ドラマ化してほしいくらいです。 -
公式記録には残らない「学生連合チーム」として箱根駅伝に臨むランナー達を中心に、箱根駅伝に関わる人々を描いたスポーツ&エンタメ小説。
流石に池井戸さんの作品という読了感です。上巻が「本選前夜」で終わるので下巻が楽しみです。また、上巻のエンディングも感動ものでした。 -
ウキウキ、ワクワク、楽しい、楽しい。
本を読んでる、というよりも、テレビドラマを観ているような感覚。
盛って言うと、出演者の顔まで浮かんできてしまう、
そんな作品です。池井戸潤といえば日曜日の21時だが、この作品に限ってはテレビ局限定でしょうから「映画化」・・・ということになるのかな?
と思いながら下巻に・・・・-
「いいね」ありがとうございます。
おっ!
この大作はオイラも読了しました!
躍動感あふれる作品でしたぁ。「いいね」ありがとうございます。
おっ!
この大作はオイラも読了しました!
躍動感あふれる作品でしたぁ。2025/07/02 -
ずっと読みたかったものの、上下巻のボリュームに尻込みしてしまっていました。
が、読んでみるとアッという間に下巻まで完読してしまいました!
ヨ...ずっと読みたかったものの、上下巻のボリュームに尻込みしてしまっていました。
が、読んでみるとアッという間に下巻まで完読してしまいました!
ヨカッタですよね。2025/07/03 -
はい!
駅伝ものってけっこうありますが、池井戸さんのは特別ですよね!
あと、フォローしていただいてありがとうございます♪
オイラの...はい!
駅伝ものってけっこうありますが、池井戸さんのは特別ですよね!
あと、フォローしていただいてありがとうございます♪
オイラの方こそフォローさせてください!
末永くよろしくお願いします!!
追伸
「いいね」をたくさんありがとうございます♪2025/07/03
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箱根駅伝の小説と聞くと、当然ランナーの物語だと思っていた。ところが本作は、箱根駅伝を中継するテレビ局や、ランナーでも「学生連合」と呼ばれる寄せ集めのチーム、そしてその監督など、これまで知らなかった視点から箱根駅伝を描いていて面白かった。
お正月になんとなく見ていた箱根駅伝の解像度が一気に上がった。選手がたすきをつなぐだけではなく、その裏には大会を支える多くの人たちがいて、駅伝を「人間ドラマ」として届けるために、放送局のスタッフがどれほど取材を重ねているのかも知ることができた。
特に印象に残ったのは、甲斐監督の「選手自身に考えさせる」という指導方針。常に考えることを求め、主体性を大切にする考え方は、子どもの教育や学校、ビジネスなど、人を育てるさまざまな場面にも通じるものがあると感じた。
箱根駅伝そのものだけでなく、その舞台裏や、そこに関わる人たちの思いまで知ることができる一冊だった。 -
久々の池井戸潤さん
箱根駅伝、全然見たことないんですが
この本はめちゃくちゃ面白い!!
すでに目頭が熱くなっております。
まだ下があるなんてうれしすぎる!
登場人物が多くて苦戦しましたが
上下ある長さで名前にも馴染んできます(^^)
下巻も今から読みます!!
ちゃんとした感想は下にてψ(`∇´)ψ
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はじめまして。
ぜひ、来年は箱根駅伝見てください。
2区と5区と9区は特におすすめです。
2区は外人選手の中で日本人選手がいかに頑張れるか、...はじめまして。
ぜひ、来年は箱根駅伝見てください。
2区と5区と9区は特におすすめです。
2区は外人選手の中で日本人選手がいかに頑張れるか、5区は地獄の山登り。9区は、襷があと数十秒あれば渡るのに、無情にも一斉スタートになるなど感動興奮あります。2024/08/16 -
のんさん コメントありがとうございます♪
なるほどー!!!
ありがとうございます(*^^*)
今なら楽しく見れそうな気がします!
正月が...のんさん コメントありがとうございます♪
なるほどー!!!
ありがとうございます(*^^*)
今なら楽しく見れそうな気がします!
正月が楽しみです(*´꒳`*)2024/08/16
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正月にちらっと見る程度の箱根駅伝。
東京箱根往復大学生駅伝競走コース図を見てその距離に驚きながらページを捲る。
10月の予選会で10秒差で11位となり、明誠学院は箱根駅伝への挑戦は終わりを告げた。
4年の主将・青葉隼斗は、諸矢監督から辞めることを聞き、後任は甲斐であることと隼斗が関東学生連合チームに選出されたことを告げる。
今日、敗者だったなら明日勝者になればいい
負けは勝ちより、人間を成長させてくれる
失敗は、つぎにつなげられるかどうかで、価値が決まる
熱いことばが心に沁みる。
諸矢監督が、甲斐に監督を頼んだのには彼には独自の世界観があり、発想豊かで柔軟性もあり、状況をみつめる冷静な判断力と分析力があること。
確かに冷静で落ち着いていて気持ちがいいと思えるほどだ。
外野のことばに一喜一憂することなく、ただ目の前のメンバーだけを信じて見ている。
彼らはきっとやるだろうと…。
甲斐監督と学生連合チームが、どのように自分たちの能力を最大限に引き出して箱根駅伝に挑むのか…
ワクワクがとまらない。
気持ちが昂ったまま下巻へ。
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/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
2冊同時に図書館から納入連絡!!
テスト後、そして、次のテストまで2週間のナイスなタイミング!!
なので、仕事も勉強も運動もせずに、1日、ずっ〜と、ダラダラと、本を読んでしまいました(笑)
昼寝付き(u_u)zzz
やはり、引き込まれていくものがありました。
何かに真っ直ぐに突き進む人たちの熱量、想い、そして勇気。やっぱり、いいですね。
走るの、停滞気味で、ブクブク太り始めてる私ですが、気合いを入れて、突き進まないといけないと、強く感じることができました。
切り口も面白いですね。
箱根駅伝の連合チームと、放送するテレビ局チームの二つの側面で物語が進んでいくのが、よかったです。
よい言葉がたくさんでてきて、そんな面でも、ジワジワと心に響くものがありました。
「失敗ってのはな、次につなげられるかどうかで、価値が決まるんだ」
「後悔するより、怒りの方がずっと楽だ」
「苦悩を乗り越えた者は、他人に優しくなれる」
上巻の終わり方もいいですね。
涙がでてきましたよ。
最高でした。
登場人物が多すぎるぜぃ…(T . T)
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
箱根駅伝に挑む、学生たち、テレビ放送に全力尽くす大人たちの物語です。
その中でも、学生連合にスポットをあてて、連合チームで走る人たちの想いや、葛藤、迷いに焦点をあてています。
上巻では、チーム結成までと、走るメンバーが決まるまで展開していきます。
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
◾️明誠学院大学
青葉隼斗 4年、主将
前島友介 4年
持田研吾 3年
小森大樹 4年、怪我
三沢陽介 2年
矢野計図 3年、けいと、主務
諸矢久繁 監督
甲斐真人 まさと
◾️大日テレビ
徳重亮 中根駅伝、チーフプロデューサー
宮本菜月 10年目、チーフディレクター
黒石武 編成局長
坂田信久 徳重上司
柏木正臣 役員
柄本耕二 徳重同期
前田久志 センターアナウンサー
辛島文三 アナウンサー
安原康介 アナウンサー
◾️連合 16名
青葉隼斗 4年、キャプテン、4・10
乃木圭介 1年、京成大学、天才ランナー、2・8
村井大地 3年、東邦経済大学、180センチ超え、チーム1の速さ、2・9
倉科弾 2年、山王大学、160センチ、真っ黒、明るい、5・6
桐島兵吾 武蔵中央大学、マネージャー、熱い
松木浩太 4年、清和国際大学、?、1・9
桃山遥 2年、東洋商科大学
諫山天馬 4年、品川工業大学、1・3
峰岸蓮 多摩塾大学
佐和田晴 4年、調布大学、3・7
咲山巧 4年、関東中央大学、2・7
内藤星也 関東文化大学、?、4・9
富岡周人 目黒教育大学、?、3・7
猪俣丈 2年、武蔵農業大学、5・6
渡瀬拓 4年、東京中央大学、4・8
大沼清治郎 コーチ、銀髪、眼光鋭い
北野公一 コーチ、清和国際大学
◾️他校
安愚楽一樹 4年、東西大学、嫌な奴、佑介因縁
◾️タムケンプロ 芸能プロダクション
田村健一郎
畑山一平
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へふだんさん、こんにちは〜
箱根駅伝というと、「風が強く吹いている」となってしまいますが、この作品は別の切り口から攻めていて、引き寄せられ...へふだんさん、こんにちは〜
箱根駅伝というと、「風が強く吹いている」となってしまいますが、この作品は別の切り口から攻めていて、引き寄せられますよ。
図書館ですが、上下巻ものだと、下巻が先に入ってくるという恐怖がありますよね。私、最初に予約したとき、どちらも8番目だったんですが、前の人たちが、きっちり、回してくれる人たちで良かったです。
私も、どちらも一緒に返却するようにします(^^)2024/08/13 -
ちなみに、下巻のトップに、主な登場人物リストがありました(笑)
いらなかった…です(T ^ T)ちなみに、下巻のトップに、主な登場人物リストがありました(笑)
いらなかった…です(T ^ T)2024/08/13 -
これは色々な面から、上下巻間を空けて読んではならぬってやつですね(^-^;
記憶力勝負になりそう...これは色々な面から、上下巻間を空けて読んではならぬってやつですね(^-^;
記憶力勝負になりそう...2024/08/13
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とてもとても面白い。ページを捲る手が止まらずの一気読み。
では、下巻へと行ってきます。 -
箱根駅伝を立体的に描ききっている。その立体感は司馬遼太郎や沢木耕太郎を彷彿とさせる。きっと筆者はこれまでの駅伝を全て見返し、数々の名場面を参考にしていると思う。
千人体制で製作するテレビ局の熱い思い。あの感動的なレースを伝えるテレビマンたちの技術と連携の数々。箱根駅伝の解像度が上がり、より楽しめると思う。
監督や学生の丹念な気持ちの描写。本物のドキュメントを見ているかのようだ。
箱根では勝者は一握りでほとんどが敗者となる。だから敗者に光をあて、選手は一人ひとり名前でアナウンスされる。一人ひとりに人柄から競技に懸ける思いまで丹念に取材されここに百人いたら百人分のドラマが存在している。それを伝える辛島アナの語りがたまらなくよい。
一つひとつのエピソードやアクシデントが実話をもとにしていると思う。だからまさに今箱根にいるような臨場感がある。
次巻箱根本選。名作の予感しかない。 -
TVでの箱根駅伝は暇つぶしで見ているぐらいだったので、正直、この本も読むまでは期待していなかった。
TV局側と出場校の2つの視点で描かれて行く。そのどちらにも悪役、敵役が登場する。力を持って叩き潰そうとするが、跳ね返すという池井戸ワールド。TV局では真摯にスポーツを報道するスポーツ局と視聴率の為にバラエティー化しようとする上層部。出場校では新興勢力を叩く旧来勢力。マスコミまで使って非難してくる。
上巻では、何とか打ち勝って一つに纏まるまでが描かれる。さあ、最後の結果が楽しみになってきた。 -
駅伝は全く興味が無かったが、ランナーの熱い想い、タスキを渡す為に懸命に走る。これが文章で熱く心に入ってきた。本戦が始まるまでの甲斐監督の想いもすごかった
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「いいね」ありがとうございます。
この上下巻にわたる大作、オイラも読みました!
おもしろかったです!!「いいね」ありがとうございます。
この上下巻にわたる大作、オイラも読みました!
おもしろかったです!!2025/06/04
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本番までのながーい助走。
1巻まるまる準備してるのを読めたのは、その後にとてつもない波が来ることが分かってるから。
色んな布石を置きまくり、関係性を作って作って、上巻のみではカタルシスを得られるようになっていなくて、ひたすら我慢の連続。
本番では頼みますよ!
馬鹿にしてた奴ら、見下してきた奴ら全員ギャフンと言わせてね!
この約束を池井戸潤が破ったことはないので、安心して下巻にいきます。-
2025/06/15
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2025/06/15
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2025/06/15
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「ノーサイドゲーム」以来の池井戸スポーツ作品。
それもテーマは箱根駅伝。
これまでも箱根駅伝を描いた名作は多々あるが、この名作の中に入っていけるほどの間違いない傑作。
上下巻で描かれているが、上巻では学生選抜で集まれたメンバーが実績のない監督の元、葛藤していく姿が描かれている。
どこかのチームではなく、学生選抜にスポットライトを当てているところが、本当にいい。
いろんな学校の寄せ集めだからこそ、チームワークをどうやって作っていくのか、難しいし、そもそも記録の残らない学生選抜のレースに対する個々の想いの描写が絶妙。
箱根駅伝好きにとっては、溜まらない作品であることは確かだが、今まで読んだ箱根駅伝の作品の中でも異彩であり、今後の箱根駅伝の見方が変わる気がする。-
「いいね」ありがとうございます。
この作品、オイラも読みました。
上下巻の大作。
でもあっという間に読了できました!「いいね」ありがとうございます。
この作品、オイラも読みました。
上下巻の大作。
でもあっという間に読了できました!2025/04/02 -
きたごやたろうさん
コメント、ありがとうございます
この作品、ホントいいですよね
半沢直樹みたいな作品がフィーチャーされますが、私はスポーツ...きたごやたろうさん
コメント、ありがとうございます
この作品、ホントいいですよね
半沢直樹みたいな作品がフィーチャーされますが、私はスポーツ系の池井戸作品が好きです2025/04/03 -
2025/04/03
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学生連合、ガンバレ!!
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正月の風物詩といえば箱根駅伝
正式な大会名は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」
知ってましたか?
(私は知らなかった…)
毎年感動のドラマが生まれる箱根駅伝
池井戸さんが描く箱根駅伝にも多くのドラマが生まれるであろう
上巻だからまだそこまでドラマは生まれてません…
下巻はきっとドラマラッシュでしょ!
そして、池井戸さんが描く箱根駅伝は、「俺たちの箱根駅伝」
「俺たち」です!
レースを走る選手、チームをまとめる監督、チームを支えるマネージャー
チーム関係者以外にも箱根駅伝を制作するテレビ局スタッフ
立場は違えども、俺たちがそれぞれの箱根駅伝に全力を注いで戦っている
その熱い想いがきっと下巻にも繋がっているはずだ
下巻も楽しみだ!
だが、レースには時として思わぬトラブルも付きものだ
例えば、訳あって上下巻を同時に予約しなかったため、上巻を読み終えたのに手元に下巻が無いというトラブル…_| ̄|○ il||li
只今、下巻の予約数が6名
1Q選手まだスタートすることができません!
(;´д`)トホホ…
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mihiroさーん
読んだことないんかーい_(┐「ε:)_
まるで池井戸作品大好きです!みたいなコメントに騙されるとこでしたwmihiroさーん
読んだことないんかーい_(┐「ε:)_
まるで池井戸作品大好きです!みたいなコメントに騙されるとこでしたw2024/06/25 -
私は箱根駅伝が地方大会だってことすら 最近知ったよ!笑 出雲の駅伝の存在を知らなかった…。
池井戸潤さん最近 読んでないなぁー。
この本...私は箱根駅伝が地方大会だってことすら 最近知ったよ!笑 出雲の駅伝の存在を知らなかった…。
池井戸潤さん最近 読んでないなぁー。
この本 人気だよね!
私は「アキラとあきら」が好き2024/06/25 -
ゆーきさん
出雲駅伝、箱根駅伝、全日本大学駅伝が学生三大駅伝ですね!
そこまで、駅伝に興味があるわけではないですが箱根駅伝はちょこちょこ見...ゆーきさん
出雲駅伝、箱根駅伝、全日本大学駅伝が学生三大駅伝ですね!
そこまで、駅伝に興味があるわけではないですが箱根駅伝はちょこちょこ見ているかも
2024/06/25
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池井戸潤さんの陸上小説は『陸王』以来。あちらもおもしろくて一気に読んでしまったけれど、この作品もやっぱり面白かった。
焦点が当たっているのは学生連合チームと番組制作。
学生連合チームの話は堂場瞬一さんの『チーム』で読んだことがあったので、そちらの印象がちょこちょこよぎってきたものの、箱根駅伝チーフプロデューサーの物語も並行して展開しているので、途中からは割り切って読めた。
読みながら、箱根駅伝の番組としての歴史を知ることができる。番組成立までのあれこれや、小涌園のことなど……読んでいくと、こんなに多くの人が関わっていて、こんなに多くの思いがつまった競技(そして番組)なのだと、箱根駅伝がもっと好きになる。
あと私だけかもしれないけど、区間エントリーを考えるのも楽しかった。半分くらい予想通りだったかな。
下巻はいよいよ箱根駅伝ということで、とても楽しみ!まだ読んでいないけれど、箱根駅伝文学に名を連ねる作品になることでしょう! -
昨年末、箱根駅伝が始まる前にどうしても読みたくなり、急いで手に取った。
駅伝に出場するランナーや監督の視点で描かれる物語だと思って読み始めたが、実際には放送するテレビ局側の視点も描かれており、その裏側を知ることができてとても興味深かった。
放送に関わる人々の緊張感や責任の重さが伝わってきて、箱根駅伝を見る目が少し変わった。
上巻は一気に読み終えてしまうほど引き込まれ、続きを読むのが楽しみで、この勢いのまま、下巻へ。
この本が好きな人におすすめの本
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池井戸潤の作品
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行っています!
今年の大会で、10位まではシード校です。その他の10校が決まります!
さあっ!発表です!
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こちらの作品オイラも読了しました。
このまま下巻まで、突っ走っちゃってください!
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