本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163917993
作品紹介・あらすじ
愛した人は、殺人者かもしれない――。
かつてフィギュアスケーターとして活躍し、引退後はデザインの仕事をする塩澤。
彼と好敵手として競り合い、今もトップスケーターの地位にある志藤。
互いに、自分の持たないものを持つ相手として意識し続ける二人だが、塩澤にはライバル心だけではない、ひた隠しにするもうひとつの思いを抱き続けていた。
ある日、塩澤の昔の恋人であり、志藤とは犬猿の仲であったコーチのミラーが転落死したとのニュースが入る。孤高のスケーターで敵も多かったミラーの死は、周囲に動揺をもたらす。あいつ、殺されたんじゃないか? 火のない所に煙は――とばかりに広がる不穏な噂に搦めとられるように、塩澤と志藤は互いにこれまでとは違う視線を向けるようになる。
告げるだけで重荷になると秘めた恋心、自分のために罪を犯したのではという疑心。二つの感情の狭間で、互いを守るための選択とは――。
『花束は毒』の著者が放つ、もうひとつの究極の選択!
恋心か、疑心か。あなたは正しい選択ができますか?
みんなの感想まとめ
愛した人が殺人者かもしれないという不安の中で、秘めた恋心が交錯する物語が描かれています。フィギュアスケーターとしてのライバル関係にあった二人、塩澤と志藤は、互いに抱く想いが複雑に絡み合い、切ない心情が...
感想・レビュー・書評
-
ミステリーファンの方には物足りないかと思いますが、成就するはずのない秘めた恋を遂に伝えてしまう、そこに至るまでの心情が切ない
ラブミステリー♡
フィギュアスケーターとしてライバルとして多くの時間を過ごした二人 シオとシドー
引退後デザインの仕事につくシオ
トップスケーターの地位を守り続けるシドー
立場は変わっても適度な付き合いを続ける二人
恋愛としてシドーを好きなシオ
スケーターとして友人としてシオが好きなシドー
二人の関係の落とし所を探す会話が尊い
これがシマシマ本でないのです
ラストまで読んで、off stageと題されたミステリー感を高めようとしている章を読み直してみたんですけど これは無理してミステリーにしなくてよかったのではと思う
罪を被ろうとしたシオの揺らぎすぎな気もするけど 健気で可愛いから それもまた良しかなと思い直したり
どちらにしても 個人的嗜好にはぴったりだったので
好きすぎて諦めてます系では
緒川千世さんの「終わらない不幸についての話」
が 同系統かな
男子二人のソシアルダンスは
井上佐藤さんの「10ダンス」
を彷彿します
-
二人の関係をいつまでも見守っていたい… 美しく激しい恋と事件の行き先に、花は咲くのか #キスに煙
■あらすじ
以前フィギアスケートで活躍していた主人公である塩澤、今は引退してデザインの職に就いていた。現役当時からのライバルであり親友である志藤は、いまだ世界の第一線で活躍している。二人とも女性から人気であったが、塩澤は志藤に密かに恋心をいだいていたのだ。
ある日、二人の現役時代のライバルであった外国人選手、ミラーが転落死してしまったと連絡を受ける。かつて因縁のあったミラーと二人は、事件との関係性を疑うようになり…
■きっと読みたくなるレビュー
中学生の純情な恋愛と、歌舞伎町の憎悪乱れる打算愛のカクテル。美しく激しい恋と事件の行き先に、可憐な花は咲き乱れるのか…なーんて感じの、BLとミステリー融合させた芸術性の高い作品。
BLの魅力が分かる良作で、トキメキが理解できましたね。主人公塩澤の諦めと覚悟が手に取るようにわかる。自分の中で勝手に結論つけて、無理やり前向き歩いていく潔い志が素敵!自分もかつて実らなかった恋を思い出しちゃいましたね~
志藤も心意気と行動がカッコイイのよ、これは確かに惚れかねん。性別とか関係なく、結局は人間と人間なのかもしれません。
本作一番の読みどころは、終盤の二人の対話。想像していた以上にしっかりとしたBLで、ちょっとドキドキしちゃいました。どうせならもっと直接的なシーンや表現があったらどうだったでしょうか。純愛の心情描写だけでなく、そこをフォーカスするにも私は全然アリだと思いました。
謎解きについては、ちと予定調和なところを感じてしまいましたね~ 結論こうしたかったです、というのが透けて見えてしまったような感触。一般的な男女の恋愛でなく、BLの萌え要素とミステリーを掛け合わせるのは魅力的なアイデアだし、読者層も増やせると思うので、ぜひ深堀って次回作に期待したいです!
チャレンジングでキュンとくるミステリー、ありがとうございました。
■ぜっさん推しポイント
本作で一番感じたのは、人間の「弱さ」。私も含め何処にでもいる一般人も、世界一を競うアスリートであっても、自ら勝手に理想と現実を比較する。突き詰めれば突き詰めるほど、その落差は大きく感じ、諦めることができない人間は、最後には自暴自棄になってしまう。
そんな人生を幸せに導くのは、素直さとそれを受け入れてくれるパートナーなのでしょう。 -
以前読んだ「花束は毒」でも思いましたが、本作「キスに煙」もタイトル、表紙に惹きつけるものがあります。
フィギアスケートに携わる二人の物語。
二人それぞれの目線で語られるからこそ、二人の内側を知る読者は辛く、切ない、気持ちになります。
しかし、終盤の一般論と正論の掛け合いは二人の今までの経緯を知っている読者として、クスッと笑ってしまいました。
「やはり願いごとは口に出したほうがいい。そうすればかなうとは限らないが、少なくとも、一人で抱えているだけより、確率は高くなる」
響きました。
何も口にせず、そして動かなければ、願いは叶わない。勇気を出して、一歩踏み出す。
-
おおおお!
今!まさに読み始めたところです!
練習中にぶつかって・・・、というあたり。おおおお!
今!まさに読み始めたところです!
練習中にぶつかって・・・、というあたり。2025/01/27 -
コメントありがとうございます♪
すごい確率の偶然ですね∑(゚Д゚)!!
こういう系統の物語は初めてだったので、新鮮でした(^_^)
続きをお...コメントありがとうございます♪
すごい確率の偶然ですね∑(゚Д゚)!!
こういう系統の物語は初めてだったので、新鮮でした(^_^)
続きをお楽しみ下さい♪2025/01/27
-
-
これは恋愛小説です。
【彼の才能が消えた時、この恋情も消えるのだろうか。氷上のライバルたちの秘めた「選択」の行方は─】
幼い頃からフィギュアスケートの大会で何度も同じ表彰台にのぼってきた塩澤詩生と志藤聖。
塩澤は志藤の滑りに惹かれ、また志藤に長い間 片想いをしていた。
はい、塩澤が同性である志藤に恋する恋愛小説です。
『花束に毒』の作者さんということで、冒頭のシーンからも ライバルであるミラー氏の転落死に二人が絡んでいるミステリーかと思っていましたが
めちゃくちゃ恋愛小説でした。
フィギュアスケートの氷上シーンなんかも期待しましたが、そういったページもほとんどなく
普通に恋愛小説でした。(しつこい)
しかしあれね、「報われることはない恋」だと割り切ろうとしている塩澤の恋心にちっとも気づかない志藤がさ、無邪気に塩澤にスキンシップとったり 思わせぶりな発言したりさ。塩澤はそれにイチイチドキドキしてるんだぞ!もうこの鈍感男ー!笑
なんか最後は幸せそうでなによりでした笑-
この平凡社の関連書籍すごいね。
ゲイ短編小説集
古典BL短編小説集
特に病短編小説集の表紙がめちゃくちゃ恐ろしいー笑この平凡社の関連書籍すごいね。
ゲイ短編小説集
古典BL短編小説集
特に病短編小説集の表紙がめちゃくちゃ恐ろしいー笑2024/02/20 -
2024/02/20
-
2024/02/20
-
-
読書備忘録890号。
★★★。
がびょ~ん。
完全に騙されました!
作品紹介は、「愛した人は、殺人者かもしれない――。」
ミステリーかな?って思った。
花束は毒が良かったので深く考えずに借りてしまった!
なにこれ。
恋愛小説?
しかも♂と♂?
確かに引退したベテランスケーターが謎の死を遂げた。
そして、そのスケーターと付き合いのあった日本人2人。
ひとりは現役のフィギュアスケートの選手。
もう一人は既に引退してデザイン関係の仕事をしている。現役時代、二人はライバルだった。
で♂と♂?
全然ミステリーちゃうやんかぁ!
私には不要な世界です。笑
いじょ~!-
皆様 おはようございます
何かお揉めになっているようですが
こんなん一般文芸に相違ありません
恋愛小説でっす
私も避ける範疇になる作品は
...皆様 おはようございます
何かお揉めになっているようですが
こんなん一般文芸に相違ありません
恋愛小説でっす
私も避ける範疇になる作品は
土瓶さん以外にはお勧めしません
さてと ゆっきー 来月には尾上与一「彩雲の城」新装再販です
騙されたとしても1945シリーズを読めたあなたは
ラッキーだったと思います
2025/01/31 -
2025/01/31
-
ええ?!もう来月ですか?!
やっっったあー!!!アニメイトで買お!
いや本当、ラバウルに食いついてよかったです٩( ᐛ )و
ええ?!もう来月ですか?!
やっっったあー!!!アニメイトで買お!
いや本当、ラバウルに食いついてよかったです٩( ᐛ )و
2025/01/31
-
-
フィギュアスケート界を舞台に描いた恋愛小説、だよね。時事的にも今熱い話題だし、アニメのメダリストも好きなので裏の世界なんかも興味深く読めた。
通して不穏な雰囲気だったのでサスペンス物かと思い、いつ状況が一変するかと待っていたがやっぱり恋愛物だった。そこは少し肩透かしだったか。
最後の編の副題が落下だったしね。
ミラーはずっと嫌な奴の印象のままだったし、それは変わることはなかったけど、最後のシーンはやはり切なく、表舞台から去りつつも未練や嫉妬の思いやエリセに対する気持ちが何とも複雑だった。
嫌な奴の一言で人間語れない。 -
図書館に早くから予約しておいたので、早目に借りられた。ありがたい。
私が読む織守きょうや氏作品の7冊目。(アンソロジー含む)
本書はミステリーではなかった。
登場人物達の、主に心情がずっとずっと書かれているので、良く言えば丁寧ではあるのだが、正直言って長いなぁと感じた。
「志藤」と「塩澤」、これは私だけの感覚かもしれないが、読みにくくてたまらない。
主要人物であり頻繁に密接して表記されるこの2人の苗字を、もうちょっと見やすいものにして欲しかった。
共に同じ「し」という音で始まり、パッと見た時の漢字の文字面(画数が多く、詰まっている)が私には似て見えてしまう。
パッと視界に入っただけで、いちいち頭の中で音読しなくても、視覚的にどちらが誰と判断できそうな漢字にして欲しかった。 -
シドーの紳士っぷりと、シオのツンデレっぷりの表現が秀逸。
ミステリー要素は低めだが恋愛物として楽しめた。 -
これはミステリーではなく恋愛小説と思って読んだ方が色々間違いないと思う。フィギュアスケートの頂点の孤独とか、恋愛のどろどろした感じとか何かしらもっと深掘りがあっても良かったかも。読みやすい文章でした。
-
2人の男子シングルのフィギュアスケーターの、切ない恋愛小説…なのかな。始まり方は意味深で、ベテランスケーターだった選手が転落死するのでミステリーなのかと読んでいましたが違いましたね。ライバルで親友の志藤に恋愛感情を持ちつつも、それを隠しつつ親友であろうとする塩澤の姿が切ないです。ジャンルで分けるとすればBLになるかなと思うけど、性別関係なく人を好きになるってこういうことだよなぁと、先が気になって割と早く読み終わりました。
織守さん、こういう話も書かれるんだな〜て新しい発見でした。 -
-
フィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤。だが、塩澤はライバル心の裏に別の想いを秘めていた。2人ともに屈託を抱いていたコーチのミラーの転落死から、互いへの想いに悪い噂と猜疑心がたちこめ始める。
言わなければ伝わらない、けれども伝える必要もない。
種類は違うが、そんな想いを胸に抱える塩澤・志藤・ミラーだからこそ、それぞれに拗れてしまったのだろう。
2人を悩ませたミラーの転落死の理由も、最後に分かってちょっとしんみり。 -
恋に才能、願望がどうにか叶わないものなのかと悩み 叶ったら叶ったでその喪失に怯える 人間とはややこしい生き物だな
最近セクシャリティに関するお話は一種の流行りなのかな
同性愛にしても異性愛にしても顔カタチではなく人間として好きな人を好きになるのが1番大切なんだろな
時が過ぎても人間性は変わらないしな 人として好きから同性を好きになることはなんか理解できる
でも、これミステリ枠ではなかったのか??笑 -
これは純粋な恋愛小説だと思う。
決してミステリーではない。
冒頭のシーンはこの先の物語にどう繋がってくるのかという面白さはあった。
塩澤の純粋な志藤へ気持ちはよかったな。
そんなに都合よくいくかな?という気持ちはするけど総じて良かった。 -
※
恋情と友情は全く質の違う相手への気持ちだと
思っていたけれど、相手を“好き”だという
感情に違いはない、というシンプルなことに
気付かされ、それを体現してる登場人物の
濁りのない純粋な好意に胸を打たれた。
想像と違い、さっぱりした読後感でした。 -
Amazonの紹介より
愛した人は、殺人者かもしれない――。
かつてフィギュアスケーターとして活躍し、引退後はデザインの仕事をする塩澤。
彼と好敵手として競り合い、今もトップスケーターの地位にある志藤。
互いに、自分の持たないものを持つ相手として意識し続ける二人だが、塩澤にはライバル心だけではない、ひた隠しにするもうひとつの思いを抱き続けていた。
ある日、塩澤の昔の恋人であり、志藤とは犬猿の仲であったコーチのミラーが転落死したとのニュースが入る。孤高のスケーターで敵も多かったミラーの死は、周囲に動揺をもたらす。あいつ、殺されたんじゃないか? 火のない所に煙は――とばかりに広がる不穏な噂に搦めとられるように、塩澤と志藤は互いにこれまでとは違う視線を向けるようになる。告げるだけで重荷になると秘めた恋心、自分のために罪を犯したのではという疑心。二つの感情の狭間で、互いを守るための選択とは――。
「花束は毒」の衝撃ふたたびという宣伝につられて読んでみました。「花束は毒」では、ラストのどんでん返しに、一番怖いのは人間だと思うくらい衝撃と驚きがありました。愛の執着といいましょうか、突き詰めていく愛って怖いなと思わせてくれました。
その雰囲気と表紙の感じから、今回もその路線かと思っていました。
蓋を開けてみると、恋愛小説であり、いわゆるBLでしょうか。そういったジャンルとして読むと、恐怖といったドロドロしさはなく、むしろ相手を疑いながらも、想っているという純愛が垣間見えました。
冒頭から、犯人?がある行動を成し遂げた行動を描いているかのような始まりだったので、ミステリーとばかり思っていました。
さらにコーチが謎の転落死ということもあって、ずっと頭の中では、ミステリーの雰囲気が漂っていました。
しかし、表紙の雰囲気に惑わされずに普通に恋愛小説として読むと、お互いに対するリスペクトや引退後のそれぞれの心情が丁寧に描かれていて、普通に明るい表紙にすればよかったのではと思ってしまいました。
おそらく、お互いが事件に関与しているのでは?といった疑惑を漂わせるために、あえて表紙をミステリーっぽくしたのかなと推理しました。
塩澤と志藤、それぞれの視点で、物語は展開していくのですが、恋愛小説モードで読むと、それぞれの相手に対する恋愛や嫉妬、もどかしさなどが描写されています。
時折、コーチ(出会った当時は選手同士でした)との苦い思い出を交えながら、フィギュアスケートに対する成功や挫折も描かれています。
「衝撃」という衝撃は特になく、転落死の真相もあっけらかんとなっているので、どこのあたりが衝撃?と思ってしまいました。ラストにコーチ視点で、転落死の謎が明らかになるので、事件としてはスッキリ感はあるものの、普通にBL小説として出してもよかったと思うくらい、純粋な恋愛小説の印象の余韻でした。 -
私は面白かったけど、読む人を選ぶと思います。
ミステリーではないですね。恋愛小説です。 -
長いこと引っ張った割にオチ弱かったなー(^_^)
プロスケーターの男2人のBLのようで完全にBLでもない物語。
1人がずっと片思いしてて、もう1人は恋愛としての好きではないけど人間として愛してるから、付き合ってみよう!ってよくわからん関係になって、
ひょんなことから、片思いの相手が殺人犯かも?って勝手に疑って暴走して、相手の罪を被ろうとして自殺未遂までしちゃう。そこからの展開のオチがめちゃくちゃ弱かった!
暴走の勢いが急すぎて、
なんだかよくわからなかった!笑
BLにもミステリーにも振り切ってない中途半端な感じだなというのが正直な感想。
著者プロフィール
織守きょうやの作品
本棚登録 :
感想 :

短いけど分かりやすい説明に吹きました笑
短いけど分かりやすい説明に吹きました笑
堕とす→堕ちる
堕とす→堕ちる