火の神の砦

  • 文藝春秋 (2024年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784163918266

作品紹介・あらすじ

ときは戦国。

陰流の祖・愛洲久忠(移香斎)は、神々の国・出雲で「この世にないはず」の刀剣と出会う。
「備中青江鍛冶の新作……」
青江の刀はとうに滅びたはずなのに、この世のどこかに存在しているらしい。久忠はあやしげな女商人のあとをつけ、陽気な若侍の又四郎を相棒に、ついに山奥の隠れ里にたどりつく。
そこに男はいない。年寄りから赤子まで、女だけで暮らしている。彼女たちは厳しい暮らしのなかで、砂鉄から日本刀をつくって、なんとしても生きのびようとしていた。
そこで出会うのは、女たちの驚くべき風習、いのちを脅かすものたち、雪舟という奇妙な老人……。女たちは「わたしたちを守ってほしい」と、次から次へと難題を持ち込む。
久忠の運命や、いかに?

第18回 舟橋聖一文学賞受賞作品

感想・レビュー・書評

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  • お願いだからちゃんと終わらせて‼️

  • 神々の国、出雲に生まれる、鉄と刀、愛とわかれの物語。若き日の陰流の祖、愛洲久忠は、幻の名刀を求めて、女だけの隠れ里に至る。奥出雲横田の、六斎市で刀を商う女に会った久忠はそこで出会った若侍又四郎と共に後をつけ隠里に付く。女だけで砂鉄を川から取り、何里も離れた里に運び、刃物を作っていた。迷い込んた男は、子種をそこの女に仕込んで、殺されるらしい。剣のたつ二人は襲ってきた野党を退治し、わりと自由にさせられていた。殺されることを知った二人は逃げ出そうとするが、久忠は自分の頼んだ刀がもうすぐ出来るので踏みとどまる。

  • この次はどうなる、この次はどうなる?と緊張しながら読み終えていた!そして読み終えてみてまたこの後はどうなるんだ!と考えながら一人で考えてみた!この作品のすべてをめでたしめでたしと子どもの絵本みたいに上手く纏めるにはそれこそもう一冊欲しい。ああ素晴らしい著書に巡り合ったものだ。

  • 【愛と裏切りと、衝撃の真実!】時は室町。陰流の祖・愛洲久忠は、幻の名刀青江に導かれ、女だけの隠れ里に辿り着く。女刀鍛冶たちに「守ってほしい」と懇願されて。

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著者プロフィール

1964年大阪府生まれ。大阪教育大学卒。公務員を経て執筆活動に入る。2000年、『筋違い半介』で第68回小説現代新人賞を受賞、2011年『蛻』で第144回直木賞候補となる。作品は他に、『囲碁小町嫁入り七番勝負』『吉岡清三郎貸腕帳』『与太話浮気横槍』『やさぐれ』などがある。

「2016年 『蝶結び かわら版売り事件帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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