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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784163918761
作品紹介・あらすじ
自衛官出身、『小隊』の砂川文次が圧倒的なリアリティーで描くノンストップ・ミリタリーアクション巨編!
ロシア軍の侵攻から10年が過ぎた北海道東北部は、ロシア軍や自衛隊の残党、民兵、マフィア、ヤクザなどが群雄割拠している。日本政府「支援飛行隊」のイリキは、ヘリコプター墜落から九死に一生を得る。救ってくれたヤマガタ、アンナと共に、血なまぐさい「無法地帯」を奥へ奥へと進んだイリキの前に、ついに究極の兵器が現れる!
みんなの感想まとめ
圧倒的なリアリティで描かれたノンストップ・ミリタリーアクションが展開される本作は、北海道東北部を舞台に、ロシア軍の侵攻後の混沌とした状況を描いています。自衛官出身の主人公が、ヘリコプターの墜落を経て無...
感想・レビュー・書評
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凄いボリューム・・・・・!
ページの右上から左下までビッシリ・・・と、改行なく埋め尽くされています。
内容は全然悪くありませんが、
一旦休憩。
近々、戻って参ります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<推>
この本 字はちっこいし 1ページに字がめちゃ一杯詰まってるし 改行もほとんど無くて読むのにはかなりの胆力を必要とする。僕はなんでこんな本を読み始めたのだろうか と途中から思い始めた。出路はきっと『本の雑誌』に違いないと思ってそのバックナンバーを読み返す。すぐに分かった。2025年01月号特集の『本の雑誌が選ぶ2024年度ベスト10』で堂々一位を獲った作品なのだった。しかも浜本ちゃんのイチ推し作品らしい。うーむ僕の記憶力は衰えていまって 読み始めた動機を簡単に忘れる,というオチでした。すまぬ。
しかしこの本 結構分厚い。値段も2800円もする。で 面白いかと云うと 何にせよジュンブンだからなぁ…。うーむ。結果,読むのにはかなりの時間を要しているし,懸命に集中しないとなかなか情景やストーリーが頭に入って来ない。同じ個所を何度も読み返す事が多かった。しかし一旦ストーリーに入り込むと 流石 年間ベスト1 獲得作品なのである。こういう本は時間を見つけて再読するのがきっといいんだろうなぁ。多分 無いけど 笑う
『文學界』という いかにも うちは純文学系の作品しか載せないんだからね!という雰囲気の漂う雑誌に連載されていた作品。2024年4月に連載終了して同7月には単行本として上梓されている。文藝春秋社仕事の割には結構早いね。最近は文藝春秋社も少しは悔い改めたのだろうかなぁ 笑う。
「闖入」という言葉を見つけた。何気にいつも使っているような気もするがこういう字を書くのだとはあまり知らなかった。「陳入」ではないのか。で 調べる。“『闖入』突然、無断ではいり込むこと。” ふむふむ すると「陳入」という字は正しい日本語ではないらしい! また一つ僕はジュンブンのおかげでかしこくなった…様な気がするw。しかしなぜ門構えに馬が入ると闖入なんだ。そこは納得ゆかんぞ。
本書作者砂川文次は塵芥賞の受賞作家。先に読んだ『バリ山行』の松永K三蔵も塵芥賞作家。なぜだかここのところ塵芥純文学を漣の波紋の如く連続して読んでいる。僕の方に特別な事情や思い入れは無いけど まあ純文学も面白いかもなぁ という気分には少しなってきたぞ!
さてこの物語には3つほどの敵対している と思しき武装集団がいるのだが,一体どの集団とどの集団が何を理由に戦っているのかが とうとう最後まで僕にはキチンと分からなかった。そうしてほぼ終盤に差し掛かって「核」が話の中心に躍り出た頃に もう一度「なぁんだ所詮 核なんぞを戦いの一番の脅威としてとらえるようなありきたりの作品だったのか」と強く思った。が,それでも年間ベスト1 作品なのだなぁ。本読みの玄人はこういう本が好きなのだな。僕は我が道を行くが。当たりまえか。 -
読み進めるのが苦痛になった作品。芥川賞を取った方の作品なので(勝手な思い込みだが)もっとこなれた文章を期待していたが、読んでいても情景が浮かんで来なかったのが残念。
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戦闘や壮絶な描写が延々と続き読んでると大変疲れます。これは北海道の騒乱というより、仮想近未来の日本人や極東を取り巻く思想の戦いを描きたかったのかなと。危機感と国民に対する誠実な政治がどこまでも重要である、と言うのが主題かもね。H県とか米とかホンマに大丈夫なん?
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北海道がロシアに侵攻される
しかしロシアが侵攻部隊を反乱分子として切り捨てたことによって、応戦した自衛隊は不法入国者に対する違法な攻撃とされてしまう
その後戦場となった北東部はロシア残存兵、あくまでも交戦した一部の自衛隊、取り残された市民、海外から密入国する者達からなる無法地帯に
日本政府も国民もこれらの人と地を穢れたものと切り捨て、自分たちの正常性を保とうとする
正常側にいた自衛隊員の主人公が操縦するヘリが作戦中に被弾し、無法地帯に取り残される
そこでは生きること自体の見方が180°違うほど異なる論理で物事が動いている
今まで見ていた世界は何だったのか?
体制の都合で容易に切り捨てられる人々と、体制の都合に迎合して安寧を保つ人々
国を守るために戦って切り捨てられた人々と戦闘した人を穢れたものとして切り捨てた人々
フィクションでありながら現代のリアルを抉り出している作品です -
描写が映像のように迫ってくる
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なかなか難渋な文体で、迫力ありつつダラダラと
凄まじい場面が展開してゆく。
あるかもしれない北海道を舞台に、自衛隊の内実に沿ながら、墜落後、帯広釧路標別旭川に辿りつき、
最後落ち着くかと思いきや、札幌で、最終決戦へ。
これも諦めず最後まで読んで満足。 -
どうやら北海道北部はロシア軍の侵攻を受けた後のようでらる。どうやら入木2尉は自衛隊員ではあるようである。どうやらそのイリキが属している隊はもはや日本政府の自衛隊指揮下にはなく、北方自衛隊として見捨てられているようである。どうやら北海道にとどまっている侵攻軍でさえもロシア国からは邪険にされているようでもある。てなことで、この前作の『小隊』を読まずしてはシチュエーションが珍紛漢紛であり、私の「どうやら」は最後まで「どうやら」のままである。すなわち、誰が味方で誰が敵であるのかさえわからずして虚しく読了となった。
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p42 官品 自衛隊から隊員に支給される物品
親も自衛隊である隊員のことを支給品になぞらえてそういう
p243 闘いは自由意志を有する2者間の抗争である
p385 反抗が許されるのは安全が担保されている時だけだ
p391 ある人間の行動を完全にコントロールするなんて無理なの。でも、人間集団の中には共振性というやつがあって、言語、婚姻制度、慣習や成文法に対する信頼性とかそういうものに対する一体感の強い集団ほど、より強く共振するの。絆だとか伝統とかナントカといって、結束すればするほどに過激だったり異常な行動は目立つs地排斥される。排斥に対する反動はより強くでてきて、あとはこれが無限に続いていくんだよ
p396 あらゆる人格はそれぞれ一つの牢獄である ニーチェ
p396 占有は、その空間や対象を維持するコスト以上に高い収益が得られるときに発生し、共有はこれから得られるものがそう多くないからこそ広く利用者に開かれ、それ故維持管理のコストを徴収せずに運営されるのではないか?
p399 人も街も、使っていないところは腐る -
同氏の「小隊」の続編と思い期待して読み始めたが、戦闘シーンの緊張感がずっと続くのもかえって単調に感じられ、改行なくびっしり詰まった構成にもやられて、あえなく途中離脱。
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あー、これ続きものだったのか。
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良くも悪くも、こんなの書いてしまったら次書けるのかと感じた
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2024年11月3日図書館から借り出し
著者プロフィール
砂川文次の作品
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