銀嶺のかなた(二) 新しい国

  • 文藝春秋 (2024年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784163919256

作品紹介・あらすじ

直木賞受賞作『等伯』を超える安部龍太郎の野心作!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。

織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌の利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。

本能寺で信長が斃れた後、清須会議を経ても豊臣秀吉と柴田勝家の争いは日ごと増すばかりだった。そして遂に後に「賤ケ岳の戦い」と言われる決戦で、ふたりは雌雄を決することになる。長年の恩義から、勝家のもとで前田利家・利長親子は、秀吉と対峙することになるが、決戦で思いもよらぬ事態が起こったことで!?

その後、関白となり権力の座に就いた秀吉から、最大の信頼を得た前田父子。盟友・佐々成政との死闘を経て、天下静謐のため自ら信じた道を進んでいく。そして新しい時代に向けた北陸の雄・加賀藩の礎が着々と築かれ……。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

戦国末期の激動の時代を背景に、前田利家とその息子利長の親子関係が描かれています。物語は、豊臣秀吉を軸にした複雑な駆け引きや、父子の対立と理解を通じて進行し、歴史の新たな視点を提供します。利長の冷静な判...

感想・レビュー・書評

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  • 利長本当賢いなぁ。
    次巻は来年か〜、早く読みたい。

  • 第2巻「新しい国」は、前田利家が賤ヶ岳の戦い後に秀吉に従い北陸の支配を深めていくところから、家督を継いだ前田利長が、豊臣秀頼の傅役を辞して家康に接近していく関ヶ原前夜まで。
    秀吉は茶々との子秀頼が自身の子でないことを知っていたが織田家の血を引く者に天下を返したいと思っていた、前田利家の進言を容れて豊臣家を関白家と将軍家の機能に分けようとした、などの大胆な説をとる。

  • 大河ドラマ風で、次回に向けて期待したい

  • 豊臣秀吉編とでもいうべき第二巻、秀吉を軸に翻弄されまた自領を守り前田家の存続を測る利家と利長親子の駆け引き。違う角度から見る歴史は面白い。
    前田慶次もちょくちょく登場して嬉しい。

  • 利長のことが知りたいと読み始めたが、この巻では父利家との親子関係、そして利長の沈着冷静さ、頭脳のきれ、後継として申し分なしの様子が描かれている。
    利家もその点に関しては満足して旅立っただろう。惜しむらくは 利長に後継ぎがいないこと。
    この後 利長はどうするのか。第三巻待ち。

  • 本能寺の変から秀吉の死の頃の前田家
    激動の時代を前田家の目線で見事に1冊にまとめた力量はすごい

    自分の子供ではない秀頼をトップにすえたい秀吉(ただの子煩悩の馬鹿ではない)や利家の陰に隠れて、出来ない2代目のイメージがあった利長の表にはでない動き方には、事実とは違うかもしれないが小説といしての冴えを感じました

    3巻以降も楽しみです

  • 【賤ケ岳の戦いの真実と天下静謐の行方は――。】信長亡き後の秀吉と勝家の雌雄決戦。以後、利家は秀吉の天下統一に与していく。前田家加賀百万石の礎はいかに築かれていったのか。

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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