- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163919713
感想・レビュー・書評
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定年した刑事を主人公にしたミステリー短編集で、隣人や知り合いの不可解な謎を解決するといった内容でした。
個人的には好きな作家である芦沢さんの作品であり、最近だと本格からSFものまで手がけている印象でしたが、割と今回は王道寄りな作品でした。
謎解きに関しては、どうしてその謎が生まれたかを探る「ホワイトダニット」であり、その謎の原因に関しては芦沢さんらしく後味の悪さがあって、イヤミスっぽくて良かったかなと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このミステリーはちょっと変わったところがあると思った。定年退職した元刑事が現在起こった事件事故を過去の事件事故に照らし合わせて解決して行くと言う探偵まがいの行いに爽快感を感じました。ラストの元同僚がやっている探偵事務所に入って活躍するんじゃないかと思わせぶりな終わり方をしていました。この主人公正太郎をまた読んで見たくなりシリーズ化またわ続編を希望します。
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メモ。
「夜の道標」の刑事の定年退職後の話。 -
夜の道標の刑事だった正太郎が引退した後の話。今回は短編集で前作と異なり芦沢さんらしい話の展開で楽しく読めた。火のないところに煙はほどの不気味さや展開の面白さがなく、個人的には物足りなかった。3.4
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賢くないと難しい。よって私には難しかった。汚れた手をそこで拭かないの方が面白かった。
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著者プロフィール
芦沢央の作品





