アウト老のすすめ

  • 文藝春秋 (2025年4月22日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784163919751

作品紹介・あらすじ

アウト老(ロー)とは、はみ出し老人のことなり。
大人げないまま新型高齢者となったみうらじゅんの珍妙な日常や妄想、愛のメモリーがてんこ盛り! 息苦しい社会に風穴を開ける珠玉のエッセイ集。

おさるのジョージがどんな騒動を起こしても怒らない“黄色い帽子のおじさん”を見習おうとする「ありがたき無怒菩薩」、二十歳になったレッサーパンダの風太くんに約20年ぶりに会いにいく「真夏の再訪」、トム・クルーズと彼の母との会話を妄想する「オカンとトムと、時々、バイク」、浪人生だった1978年にボブ・ディランの来日コンサートのチケットをプレゼントしてくれた彼女との思い出「君が僕にくれたもの」、突然届いた”叶美香と申します“というメールにドギマギする「ファビュラスなメール」、毎晩いっしょに寝ている鹿の抱き枕の気持ちになって綴った「夜な夜な抱かれています」ほか、笑えてたまにキュンとくる95本のエッセイを収録。

著者の「アウト老」な生き方や思考を参考にすれば、人生が面白くなること間違いなし!
「週刊文春」人気連載を書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • みうらじゅんさんの週刊文春連載エッセイ。
    タイトルは秀逸だと思ったけれど、内容は申し訳ないが普通だった。みうらじゅんさんのことをよく知っている人にとっては魅力がわかり面白いのかもしれない…。各エッセイの挿絵はさすが美大卒で上手だった。

  • 完全に「アウト老」のタイトル買いで、法事帰りの新幹線に乗り込む前に購入した。が、残念なれど期待していた「アウト老」なエピソードはあまりなく、昔の思い出話し(基本こじれたエロ)が多めで、あと定番の収集ものとか、まぁ、今の氏の年齢なら何をやってもアウト老なのかもだけど、面白いけど求めていたものとは違うんだよな感を抱えて読むことになった。

  • 久しぶりに読んだみうらじゅんのエッセイ。「老いるショック」「後ろメタファー」といった独特の用語満載のみうらじゅんワールドは相変わらず楽しい。肩の力を抜いてニヤニヤ楽しむ読書もたまにはいいな。

  • みうら氏が「アウト老」なんて言ってしまう年齢になっていたことに驚きましたが、ゆるっと読めて、笑えます。つい昔の漫画『高校生無頼控』や『肥後ずいき』を検索してしまった自分も、DS(どうかしてる)だなと思いました。

    何者でもなく、たまたまこの世に声を受けただけ。
    “たまたま”という感覚をいつも心に留めておくと、普通のことも、普通じゃないことも、面白ければどちらでもいい。
    面白くするのも、つまらなくするのも、自分次第。

    「いつも心に“たまたま”を」。そんなアウト老。

  • 期待しすぎたかな。
    私はそこまてハマらなかった。
    今までのみうらじゅんもそうだったっけなあ。

  • 連載をまとめたものだと買うまで知らなかった。老いについて、というか通常運転のみうらじゅんの今、という感じだった(笑)

  • みうらじゅん 漫画家だと初めて知る…
    下ネタばかりで、読むの挫折。
    文章展開は上手だなーと思ったが、いかんせんエロだの下ネタ用語だの、度合いは軽いがそれでも楽しんでは読めなかった。
    タイトルの付け方から面白そう、と思ったのだけれど。

  • 【アウト老とは、はみ出し老人のことなり】大人げないまま新型高齢者となった著者の珍妙な日常や妄想、愛のメモリーがてんこ盛り。息苦しい社会に風穴を開ける最新エッセイ集。

  • 「思う存分呆れ」た。みうらじゅんさんの言い回し、好きだなあ。

  • 憧れを超えて、神だとさえ思っている。
    もうなんだろう、ほぼ哲学書では、と思ってしまいます。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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