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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784164010082
作品紹介・あらすじ
サザンオールスターズの止めそびれた歴史と、その真実。
その名曲の数々で常に日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。
そんなサザンの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまで、サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、「サザンオールスターズについて」の決定版です。
なお、桑田佳祐氏は、この作品のために度々長時間の追加インタビューをお受けくださり、サザンオールスターズの46年について、光と陰の両面を率直にお話しくださいました。
「昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、
ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。
ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、
未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。」
――サザンオールスターズ 桑田佳祐
「この本は、筆者の40年以上にわたるサザンへの取材活動の集大成だ。
同時に、今回新たに桑田佳祐氏にバンドの歴史を振り返ってもらい、その成果が全章に活かされた内容でもある。ここに記された昭和・平成・令和のエピソ-ドは、当時の“切り抜き”などではなく、新たに精査されたものであり、そこに大きな価値があると思っている。
実は執筆作業もたけなわの頃、彼からこんなメッセ-ジが届いた。「サザンの陽のあたる部分だけじゃなく、それ以外のところも描いて欲しい」。この言葉が、本書の更なるリアリティを生みだした。
手前味噌ではあるが、サザンの歴史を程よい長さで書き綴った物語は、本邦初である。
「読んでいたら、無性にサザンが聴きたくなった」
本書を手にしてくださった方々が、もしそう呟いてくれたなら、僕は本望である。」
――小貫信昭
[目次]
序章・サザンオールスターズ誕生
1章・1978年~「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ
2章・1981年~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信
3章・1985年~2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」
4章・1987年~デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」
5章・1991年~甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻
6章・1995年~「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間
7章・1999年~新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは
8章・2003年~不退転の覚悟と『キラーストーリート』の充実
9章・2008年~スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜
10章・2019年~下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を
終章・2023年~バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ
感想・レビュー・書評
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友人が私の誕生日にプレゼントしてくれた本。
サザン好きって知ってくれとる笑
普通のインタビューでは聞けないことが書かれている本という印象で、私は読んでよかった。
友よ、ありがとう(◍•ᴗ•◍)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
評論と呼べる本だと思うけど、このカテゴリーをココに上げるのは始めてだと思う。
その時は絶対「サザンオールスターズ」と決めていた。
ちょうどニューアルバムが発売された直後だし最高のタイミングだと思い、この本を読みアップするに至った。
一読をお勧めします。-
2025/03/24
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実はまだ読んでいません。いつか、読もう読もうと思いきや。。ツアーも終わってしまいました!!
今までのサザン関連本がいっぱいあるのでこれ以上...実はまだ読んでいません。いつか、読もう読もうと思いきや。。ツアーも終わってしまいました!!
今までのサザン関連本がいっぱいあるのでこれ以上本を増やしたくないのと読みたいのとで
未だ葛藤中です笑2025/07/05 -
ちーこさんへ
わっ!
ちーこさんは筋金入りのサザンのファンですね!
追伸
たっくさんのいいねをありがとうございます。ちーこさんへ
わっ!
ちーこさんは筋金入りのサザンのファンですね!
追伸
たっくさんのいいねをありがとうございます。2025/07/05
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熱烈ファンではないものの、デビュー依頼リアルタイムで親しんできたSAS。最新ツアー参戦直前にざっくり予習。桑田佳祐と同世代の筆者によるとても真面目でストレートなサザン論。大部分が作品解説とはいえ、2023年茅ケ崎ライブまで45年の活動歴を速攻で振り返るにちょうど良いボリュームと分かり易さ。初めて知るエピソードも結構あった。それにしても80年代からスタジアムを満杯にしてきたサザンのパワー、改めて凄いと思った。取り上げられた楽曲全てサブスク配信で確かめながら読み進められることには隔世の感。 生きててよかった、と思う。
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改めてサザンの歴史を読むことによって認識を深めた。
ひとつ桑田さんの大事なことが書かれてないが、あえてそうしたのが。 -
ファン必読の書。桑っちょがアル中一歩手前だったというのはびっくり。
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20代の私が初めてサザンと出会ったのは、5歳くらいだと母はいう。東京ドームのライブに連れて行ったそう。それからも何度かライブには連れて行かれていたよう。12歳ながらに、日産スタジアムでのライブは強烈に印象に残っている。なんてクレイジーで豊かなオジバンドなのだと。それ以来、サザンの曲を聴き続けている。とはいえ、2010年代なんて、もうデビューしてから30年以上が経っているわけだから、知らないことばかり。クレイジーなオジバンドが、日本の音楽史において革命を起こしたと言われるのには、よく分からなかった。タレント性や刺激的な表現が新しいものとして評価されていたのかと。それだけではなかった。ミュージシャンとして、真摯に音や表現、そして社会と向き合う姿勢を45年以上貫いていることが、まさに彼らの凄さであり、色褪せない理由なのだろう。
せめてもう一度、彼らの演奏を生で聴きたい。 -
桑田佳祐本人よる著書や、音楽評論家による
楽曲の考察は色々出版されていましたが、「
サザンオールスターズ」というバンドについ
ての歴史を紐解いた本は今まではなかったと
思います。
それゆえ「唯一無二のノンフィクション」と
惹句に謳われている所以でしょう。
確かに前半は「バンドの歴史」「曲が生まれ
る過程」が語られていて、新鮮な気持ちで読
むことができました。
しかし後半は楽曲の解説が多かった気がしま
したね。
もうちょっと、その客が生まれたプロセスが
欲しかった気がします。
それでも、昭和平成令和を駆け抜ける唯一無
二のバンド、サザンオールスターズをもっと
身近に感じることができる一冊です。 -
サザン誕生から今日までの歴史や流れが良くまとまっていて楽しかった。
ただ、少しライブのセトリ紹介のような部分が多かったかな。
個人的には、もう少しWikipediaでは分からない内容を期待していた。 -
バンドの年表のような本だった。批評性は、それほどはなかったな。
小貫信昭の作品





