日本の論点 (2009) (文春ムック)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (829ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784165030805

感想・レビュー・書評

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  • 悩んでいた1年目、いろんな分野のことを考えるのに、すごく役立ちました。結局、そのとき考えていたことが本当にやりたいことでした。

  • ここ3年程買ってる本です。

    毎年11月くらいになると出てくる本書は、現代日本のあり方を考える上で大事な課題を、各分野の第一人者と呼ばれる人達が4ページでその論点をまとめたものです。

    23テーマ82人が書き下ろした本書は日本の問題を考える上で非常に役立ちます。同じテーマでも真っ向から意見の異なるものもあるため複数の視点から問題をとらえることができるのもいいところ。
    基本図書も紹介されていますが、皆自分の著作を推薦しているのがちょっと…

    金融問題、日本の外交、皇室問題、環境、食糧、教育、格差社会、裁判員制度、地方自治、エネルギー、メディア、少子高齢化、医療、犯罪などどれも毎日、ニュースなどで話題になるテーマばかりです。

    おそらく多くの人達に影響を与えるであろう問題ばかりです。関係のない問題はないはず。

    問題解決をしていきたい自分としては、

    問題=理想の姿-現状

    であると認識しているので、現状を知ることで、その解決にはどのようにアプローチすればいいのか考えるいい訓練になると思って読んでいます。

    他にも就職活動や大学入試などの小論文対策にもよいのではないでしょうか。
    きっと世の中で起きていることがぐっと身近になるでしょう。

  • 小論文の知識補充として使ってました。最新はその分厚さに圧倒された(´・ω・`)笑が少しずつなら読み進められる。ジャンルも多岐にわたり世の中の疑問への回答が得られることも。在も週1・2ペースで読んでます。

  • 現代の日本の問題を取り上げ、その問題に対する知識者の論文を載せるというコンセプトは悪くない。ただ、一つ一つの論文の内容が短く、内容が薄い。したがって、この本一冊を読んでもぼんやりと日本の現状を把握するだけ。プラスアルファでそれぞれの分野の本を読まなければ、しゃべれる程度の知識は付かない。

  • 日本をあらゆる視点から切り取っている。
    旬な話題を取り上げているだけあって読み応えはある。

    また約3000字という論述形式で書かれているのもいいし推薦図書3冊があるのも評価出来る点

  • ふと、一冊手元において隅から隅まで読んでみたくなった。
    読み終わったら(終わるのか!?)更新します。

  • 対立している意見を両方載せているので読んでいて面白い。問題になっているテーマの基礎知識も載っているから、興味無かったジャンルの論文でも読めるのが良いですよね。
    一つ一つの論文は短いので、ちまちま読み進められるのもいい。

  • 試験対策に読みました。

    ていうか、受験期から読め読め言われ続けていたけど、
    大学4年になって初めて読みました。笑

    1つのテーマがいろいろな人の視点から書かれていて
    自分で取捨選択して読める点がいいと思った。

    いろいろ無知だなーとしみじみと思ったり思わなかったり…
    来年は。というか、来月くらいから新聞取ろうかなー

  • 長かったけど3ヶ月以上かけてちまちま読んでました。
    色んな社会問題に対して、知識人が様々なコメントを寄せております。
    全部に納得がいくわけじゃないけど、問題の裏側などなどタメになることは多々。

  • 論点ごとに意見の全く違う評論家の論文を続けて紹介した後に、それをデータファイルとしてまとめてある。

    バランスよく読めるから「そして私はこう思う」と、自分の脳を使うことを自然にできる。

    ただ、毎回両極端の真ん中をとったにすぎない意見しか言えないことがはがゆい。

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