松本清張全集 第50巻 火の路

  • 文藝春秋 (1983年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784165081203

作品紹介・あらすじ

大和の飛鳥路に古代人の残した石造物の謎を追う若い研究者高須通子は、灼熱のイランを訪ねて日本の面影を見、歴史の神秘を思う。異色長篇「火の路」一挙収録。解説・伊藤義教

感想・レビュー・書評

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  • 奈良でゾロアスター教の拝火儀式(神官による再現)を見学する機会があり、その際に松本清張がゾロアスター教と日本の関係ついて書いたというこの作品のことを知って読んでみました。

    ミステリーと論文が入り混じって読みやすいとは言えませんが、久しぶりに読みごたえのあるものに出会えました。

    奈良の明日香にある古代遺跡から学会のドロドロした世界を垣間見、やがてイランへと到達する展開は見事です。作品の多くを占めている論文は難しくて半分もわかりませんでしたが(笑)、もっと歴史を勉強したいなとは思いました。

    女性の扱われ方やイランの情勢、出版業界の仕事の進め方など、作品が書かれた70年代と今との違いに驚くことも多かったです。

    現在の学説とは違っている点も多いと思いますが、古代への興味が膨らみました。

  • 論文が主役だったのか、はてさて。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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