司馬遼太郎全集 城塞/胡桃に酒/故郷忘じがたく候 (29)

  • 文藝春秋 (1974年1月29日発売)
4.14
  • (3)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784165102908

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全集のなかでの約半分の量である。文字が小さくて2段組みなので読むのに時間がかかった。文庫本で読んだ方が気楽に読めるのかもしれない。ただし人の名に仮名がふってあるので少しは読みやすい。真田の出陣から秀頼が滅ぶ最後の場面までである。司馬としては、様々な人の関係を描きたかったと思える。史実とあっているのか間違っているのかはよくわからない。徳川の一代記をいくつもの異なったタイトルの小説に描くという独特のスタイルで、小説家生命を延ばした。

  • 城塞2
    女は遊ベ物語
    京の剣客
    真説宮本武蔵
    信九郎物語
    割って、城を
    嬖女守り
    故郷忘じがたく候
    胡桃に酒
    馬上少年に過ぐ
    城の怪
    貂の皮
    重庵の転々
    おお、大砲

    内容が…記憶にない。
    短編では何故か分からないけど「胡桃に酒」を強烈に覚えてる。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遼太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×