司馬遼太郎短篇全集 第三巻

  • 文藝春秋 (2005年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784166414802

みんなの感想まとめ

多様なテーマが織り交ぜられた短篇集で、特に倒幕や恋愛を絡めた作品が印象的です。作品の中には、明治維新やそれに類似する歴史的転機を背景にした人々の生き様が描かれており、道義やライフスタイルの変化がテーマ...

感想・レビュー・書評

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  • 本格的に作家デビューした翌年の昭和35年、長編『上方武士道』『風の武士』(ともに週刊誌)、『戦雲の夢』(月刊誌)、中編現代もの推理小説『豚と薔薇』(週刊誌6回連載)を発表しつつ、この12編を書いた(ほか第1巻の同人誌時代の作品も商業誌披露)/倒幕と恋愛感情を関連させる『丹波屋の嬢さん』『みょうが斎の武術』『壬生狂言の夜』『黒格子の嫁』。『外法仏』『牛黄加持』は仏教知識(密教関連)を活かした。明治維新(あるいは類似して関ヶ原など)を転機に一変した道義=ライフスタイルというテーマが多いが、やがて昭和維新を追求

  • 最後の2編がもてない男の話だった。「壬生狂言の夜」。予六の「ええおなごやが可哀想に、男の真贋の区別を知らん」は、一度は言ってみたい台詞だ。また、「牛黄加持(ごおうかじ)」は、「○○は俺の嫁」という話。これをこじらせると「秒速5センチメートル」の彼のような人生になる。しかし、義朗のように、良き師の元でこれを昇華させると、不犯の生涯という一つの到達点である。

  • 一番好きな作品は「最後の伊賀者」。ヒダリの生き様に惹かれます。
    「壬生狂言の夜」は違う角度から新選組を知れて面白いです。

    [収録作品]
    丹波屋の嬢さん/外法仏/みょうが斎の武術/軒猿/庄兵衛稲荷/黒格子の嫁/けろりの道頓/最後の伊賀者/ある不倫/朱盗/壬生狂言の夜/牛黄加持

  • NHK大河「龍馬伝」が始まったので読んでみた。

    大半の人は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が原作だと勘違いしている(笑)
    司馬遼太郎は司馬遼太郎で面白い、
    ぐいぐい読ませる感じ。

    ドラマがどうなるのかちょっと楽しみ。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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