思い出トランプ 向田邦子全集〈新版〉 第一巻

  • 文藝春秋 (2009年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166416806

みんなの感想まとめ

女性の生き生きとした姿が描かれ、思わず笑ったり驚かされたりする瞬間が豊富に詰まっています。艶やかな表現は、まるで音楽のように心に響き、時にはドキッとさせられることも。短編集としての程よいボリューム感が...

感想・レビュー・書評

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  • 小説集『思い出トランプ』の作品を収録。

    「かわうそ」 ※直木賞
    「だらだら坂」
    「はめ殺し窓」
    「三枚肉」
    「マンハッタン」
    「犬小屋」 ※直木賞
    「男眉」
    「大根の月」
    「りんごの皮」
    「酸っぱい家族」
    「耳」(原題「綿ごみ」)
    「花の名前」 ※直木賞
    「ダウト」

    己の中の他人に見られたくない・触れられたくない部分が、不意に表れてしまう。慌てて取り繕い、相手に知られたのではと焦り恐れる。この作者は人が誰でも持つ暗くて嫌なモノと、その発露と隠蔽の描写が巧みである。テレビドラマ『阿修羅のごとく』にも通じるものがある。

  • 夫婦の気持ちのずれを、ちょっとした行動のずれで拾う短編集。点的な描写が秀逸。。

  • 女性が活き活きとしている。その表現に思わず笑ってしまったり、唸ってしまう。そして、ジュディ・オングの「魅せられて」のように艶かしく、ドキッとしてしまう。

  • なにこの文章力!!はまる!!

  • 良い長さの短編集。ひどく恐ろしいことも書いてあるのに淡々と読めてしまった。まだ少しわたしには難しい。

  • 『大根の月』と『マンハッタン』が好きだ。

  • 再読。

  • 本当にこの人は、突然出てきて天才だったな、と思います。それも、なんら奇をてらうことのない。

  • 爆笑問題太田光推薦書を読むシリーズ。

    細やかな生活感の演出がうまいなぁと思った。
    生活の中の小さな黒い点、と
    それに揺れる心情と。

  • 短編集。
    すごく静かに、ひねりが効いています。

  • 向田邦子はNHKのドラマでよく見ましたが、
    今回思い出トランプを読んで、
    行間からにじみでるものによって、
    そのドラマのシーンが思い出されました。
    飾りのない深い文章です。

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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