本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784166600069
みんなの感想まとめ
音楽や映像に対する深い考察が詰まった作品で、著者の教養や視点が際立っています。評論家への共感を通じて、音楽の「美しさ」が持つ複雑さや、単なる評価基準では捉えきれない深い意味に気づかされます。映像を制作...
感想・レビュー・書評
-
エイゼンシュテイン『映画の弁証法』への批判的言及あり。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
評論家の吉田秀和さんへのブチギレは共感できるものだった。秀和さんは悪意があってこういうことを言ってるわけではないのは重々承知の上で、武満さんの感想に妙に納得がいった。武満さんの音楽が「綺麗」だったり「美しい」音楽だから飢餓の人々の映像には合わないと言われ、音楽を「綺麗」とか「美しい」という基準でしか図られないものなのかと、音楽をそんなものとしか思っていないのかと残念に思う気持ちが伝わってきた。綺麗で美しいからマイナスなイメージを与えてしまうのは、褒められているようで音楽をもっと複雑で崇高なものとして見ていないことの現れだ。
水が豊富ではない地でシャツを真っ白に洗えるのは確かに不思議。
かつても『だらだらと情緒に流れて、しまりなく現実を「うつす」』『「気分」とか「情緒」「もののあわれ」』に偏った時代があったのだとつくづく感じた。「エモい」に流れる傾向にも、いつまでも歯止めはかからない。 -
切れ切れに読んだので新書1冊にずいぶん時間がかかってしまった。と思ったけど、集中して読んでもけっこう時間かかったと思う。さらさらと読める本ではない。印象に残ったのは、映像をつくる人はこんなに深いことを考えているのかということ。著者が東大哲学科の出身でものすごく教養があるからか。ちょっと覚えているのは映像における漢字の可能性やら菅原道真の不運な最期くらいで、内容はすでに頭に残ってないので、また読まなくては。
-
言語化しえないところをそのまま人に伝える手段としての、映像の可能性
-
短大時代のゼミ(映像論)の教科書。
著者プロフィール
吉田直哉の作品
本棚登録 :
感想 :
