生き方の美学 (文春新書)

  • 文藝春秋 (1998年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166600182

みんなの感想まとめ

美しく生きることの意義を深く考察する本作は、過去の偉人たちの生き様を通じて、現代における価値観の変化を浮き彫りにしています。著者は、高潔さや理想、友情といった美意識に忠実に生きた人々の姿を描き、彼らの...

感想・レビュー・書評

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  • 本作を読んだのは2008年なので、今から15年前になります。
    早いものですねえ。

    本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    美しく生きるとは、いかに自らの美意識に忠実に生きるかということではないのか。京大教授を辞したのちは故郷に帰り、老父に仕えながら農に生きた小島祐馬、七十七歳にしてパブリック・サービスのため国鉄再建に情熱を燃やした石田礼助、暗殺の危険を顧みず国会で堂々と軍部批判演説をした斎藤隆夫など、高潔、廉恥、無私、道義、使命感、理想、友情、正論、矜恃、徳といった、いまや死語と化したかに見える言葉どおりに生きた人びとのかたち。

    ---引用終了


    以下は、本作を読んだ2008年に、私が某所で書いたものです。

    【この本からの引用】

    日本でもつい五十年ぐらい前までは、家を作るといえば、最低でも百年三代は保つものを建てると考えるのがふつうだった。
    が、1970年ごろから家もまた大型耐久消費財と見做されるようになった。
    つまり商品になった。
    何とかハウスとか何とかホームという、名のある企業が住宅産業を始め、怒涛の勢いでプレハブ住宅作りが主流になっていった。
    注文主も大工の建てる家よりそういう既製品を好むようになった。


    【上記の感想】

    著者のお父様は、たしか大工だったと記憶しています。
    そのせいか、建築物に対する見方は、それなりに厳しいものがあります。
    一言で言えば、30年しか持たないような家を批判しています。

    が、最近になり?、日本政府が音頭をとっている100年住宅、200年住宅を作ることを目指しているようです。
    日本は湿気が多い気候であることや、少子化問題など、障害が多く、果して思惑どおりにいくかどうか微妙だと思われます。
    と言っても、住宅に関しては知らないことばかりの私の想像ですが。

  • 20つの作者が魅力的と感じる人やその生き方がオムニバス形式で載っていて、オードブルの様にちょこちょこっとつまんで楽しめます。第11話が好みかな。

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著者プロフィール

ドイツ文学者、小説家、評論家。1925年生まれ、東京大学文学部独文科卒業。元國學院大學教授。カフカ、マックス・フリッシュ、グラスなど現代ドイツ文学の作家を多数翻訳。1972年に最初の著書を刊行後は、『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞受賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞受賞)などを発表し、『清貧の思想』(1992年刊行)がベストセラーとなる。元神奈川文学振興会理事長。2004年に死去。

「2025年 『犬の年 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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