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- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166600250
感想・レビュー・書評
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鄧小平時代の軍の改革から1990年代末の江沢民期にかけての話がまとまっていて、いかに陸軍主体で人民戦争という発想に基づいていた人民解放軍が、兵員を削減し装備を近代化し陸海軍も発展していったかということがわかる。その背景にある保守派と改革派の対立や、政治勢力としても難しい人民解放軍の側面も。
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ちょっと古い本。
よく言われる中国軍の通常兵器の近代化の遅れの理由が、よくわかる。つまり核兵器開発を重視したから。
核兵器はなんと強い外交カードになるんだろう、と常々思う。
平和は強い軍事力の元で確立される。
ローマもそうですよねー。でもローマは15万の軍団兵であの広い領土を守ったのに、中国は通常兵器近代化前は300万の兵士がいたらしい。
へー(゜Д゜)
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中国は1989年以降軍事費を大幅に増加させたけど、
・なんで中国は軍事費を増大させたのか
・今までの軍事力拡大の歴史
・これからの日本はどうあるべきか
・海にどんどん中国が侵略してる
ことが書いてる。だんだん中国の軍事力の拡大が切実に感じられる本
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