オートバイ・ライフ (文春新書 48)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600489

感想・レビュー・書評

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  • 原動機付きの二輪車、という乗りものにこれだけのロマンを寄せるのはどうなのか、という気もするが、あくまで一つの個人的な主義主張、スタイルの宣言文のようなもの。かっこつけの気障ったらしさが鼻に付くのもご愛嬌か。タイトルほどにはオートバイのことを語っていない。あくまで「オートバイ・ライフ」、オートバイのある生活についての本。

  • バイク乗りならば、ほとんどすべてがうんうんとうなずける内容ではないでしょうか。読んでいてたしかにそーだよなーと思うこと多々。ただ文章としては事務的な表現で淡々と描いている感じで、小説ではないけれどもエッセイとも言い難く、なんともわからない感じ。最後がエコロジーの話になるのはまったく予想していなかったです。

  • 文化の森。

  • 図書館で借りた本
    オートバイのある生活を送るための、解説本。
    雨具の選択から、オートバイを楽しむための心の持ちようまで、広い範囲を解説している。
    これから免許を取る人~ビギナーにはかなり便利な本だと思う。

  • いまいち

  • [ 内容 ]
    野性の赴くままに速く遠く、自由を求めて走るだけがオートバイではない。
    作家・斎藤純が提案する知の営みとしてのオートバイライフ。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • なんだか細切れ。各論は甘く、引用でお茶を濁している感じがした。時代が変わった故の違和感だろうか。

  •  この本の題名から私が想像していたのは、オートバイに乗るために最低限必要な知識が凝縮して書かれていると思っていた。しかし、最後まで読んでみて、良い意味で裏切られた気がした。

     本書の始まりは、免許証取得方法や注意事項などが書かれている。自分が免許を取るために通った教習所を思い出すことがいくつもあって、納得しながら読んでいた。
     中半になると、ツーリングの時に必要な道具や楽しみ方などが著者の経験をもとに書かれている。私のようなオートバイ初心者には、とても勉強になる内容が書かれていて疑似体験をしたように思った。
     そして、後半は応用編になると思っていたら違っていた。私が想像していたのは、オートバイの専門分野でも紹介してくれると思っていた。例えば、鉄道ファンには「音鉄」「乗り鉄」「撮り鉄」「ビデオ鉄」などたくさんあるように、オートバイにも「オンロード」「モトクロス」「レーサー」などがある。これらの専門分野を紹介してくれると思っていたら、「オートバイに乗ることで、今までの視点とは違うものが見えて、気づいて、そして勇気を持って行動する」と書かれていた。正直初めは理解できなかった。だか、読み進めていくうちに「オートバイライフの哲学を言っている」ということがわかった。

     著者が言いたかったのは、「オートバイに乗ることで、自分を見つめ直し、成長してほしい。」というであると感じた。要するに、オートバイライフとは「哲学」でもあり「道(どう)」でもあるということになる。オートバイは奥が深いと思っていたが、ここまで深いとは驚きである。私の想像範囲を遥かに越えていた。良い意味で裏切られた気する。

     尚、著者の経歴欄を最後に見ていたら、「立正大学文学部哲学科卒業」と書いてあった。どうりで哲学っぽい仕上げになっている。

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    野性の赴くままに速く遠く、自由を求めて走るだけがオートバイではない。作家・斎藤純が提案する知の営みとしてのオートバイライフ**********************************************
     著者のごくごく私的なオートバイ・ライフを紹介した本です。だからといって啓蒙的に経験やメカの知識、ライディング・テクニックを垂れ流すような悪書ではありません。100人の人間がいれば100通りのオートバイ・ライフがあるのだ、という通り一つのやり方・考え方を強制もしません。彼の価値観は彼のものだけれど、ヒントとなるようなところはところどころあるように思います。

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