本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166600533
作品紹介・あらすじ
『真景累ヶ淵』『怪談牡丹灯籠』『塩原多助一代記』等で知られる三遊亭円朝(天保10〜明治33)は、江戸落語を集大成し、近代落語隆盛の道を拓いた名人として名高い。また、参禅し「無舌」の悟りを得たという逸話は、鏑木清方作の肖像画と相俟って清雅高潔の印象を残している。しかし、それは実際の円朝なのだろうか。江戸から東京へ、「御一新」に同化していく芸人の、したたかな生き方と、その裏の家庭の悲哀、そして新時代に舌耕の芸が果した役割を活写する。
感想・レビュー・書評
-
「言文一致」を流布させた明治の名人(と言われる)の評伝。
噺家というより文化人なところが「名人」なんでしょうかね?
固いテーマですが、やわらかく読ませてくれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示