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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166600878
みんなの感想まとめ
イスラエルのユダヤ人社会の多様性とその変遷を深く理解できる一冊です。ニュースでは単純化されがちなイスラエル・パレスチナ問題ですが、実際にはユダヤ人の中にもさまざまな派閥と価値観が存在します。この本は、...
感想・レビュー・書評
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2度目の読了。ニュースでは伝えられない、イスラエルのユダヤ人の多様性に光を当てる本です。
イスラエル・パレスチナ問題は外から見るとどうしてもユダヤ人vsパレスチナアラブ人の対立構造へと単純化されてしまいますが、実はそうではありません。イスラエル国家のあり方、和平交渉や二国家共存への姿勢、さらにユダヤ人とは何かにわたるまで、ユダヤ人の中にも様々な派閥があり、多様な価値観があることを、この本はとてもわかりやすく説明してくれます。
ユダヤ・アイデンティティの多様性に加え、この本では、現代(2000年当時)の世俗化し多様化・断片化するイスラエル社会がいかに変わってきているのかについて、政治や宗教、過去の記憶などからもアプローチしています。
ただ、2000年の本なので、イスラエル・パレスチナの和平構築プロセスに関してはやや古い印象が否めません(それゆえ星4にしました)。今はネタニヤフ政権のもと大イスラエル主義が再び台頭し、二国家共存への道は現実的にかなり険しいものとなっています。20年を経て、イスラエルの政治がまた大きく変わっているのだと強く感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすく分かりやすい。初版は2000年。少し前のイスラエルについて知ることができる。現在起きている問題は過去を振り返らなければ本質的な理解はできない。今シオニズムについて語るのであれば、過去のイスラエル、シオニズムがどのような道をたどってきたかを知ることが重要。
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11/28読了
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中東系ユダヤ人は労働党などシオニスト主流派によって作られたイスラエル社会への入場を拒絶され、リクード党の過激なナショナリズムにすがりイスラエル国民としての一体感を得ようとした。リクードの政治手法としてナショナリスティックなシンボルを全面に押し出し、イスラエルの外敵との対立を強調する。
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あとがきによると、本書の執筆理由は3つある。
1.イスラエルをユダヤ人のアイデンティティという視点から検討する。
2.ユダヤ教徒やユダヤ人の多様性に触れる。
3.ナショナリズムと宗教の関係を論ずる。
決して「わかりやすく」書かれた本ではないが、イスラエルの多様性については漠然と掴むことができた。 -
2008年65冊目
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日本ではあまり報じられることとの無いイスラエルの多様性。シオニズムによって建国されたイスラエルは、現在ポストシオニズムの時代を迎える。イスラエル内部の現状をとらえ、複雑なエスニック・グループで構成されているイスラエルの人々のアイデンティティにせまる。
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立山良司の作品
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