アメリカ政治の現場から (文春新書)

  • 文藝春秋 (2001年8月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784166601905

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  • 筆者がヒラリー・クリントンの事務所でアウトリーチ(政治的集団を取り込んでくる作業)にあたった体験記。アメリカが二大政党制といっても、それで政治家を見るのに保守か革新かといった二分法が通用するかというとまったくそうではなく、どんな人種・宗教・教育などのバックグラウンドによるかによってそれぞれまるで違うと数々の実例を挙げている。
    気になったのは、日本生まれの日本人と、アメリカ人でたまたま日系というのに過ぎない人とではつながりもなく、共通するメディアもないので、マイノリティとしての日本人というのはアメリカでは政治的集団としての体をなしていない、という記述。これが政治的発言力の弱さにもつながっているわけで、中国系と比べてみれば影響力の差は歴然。

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著者プロフィール

シカゴ大学大学院国際関係論修士課程修了。早稲田大学大学院政治学研究科にて博士(政治学)。米下院議員事務所・上院選本部、テレビ東京記者などを経て、北海道大学大学院准教授。コロンビア大学、ジョージワシントン大学、台湾国立政治大学、ハーバード大学で客員研究員を歴任。現在、慶應義塾大学総合政策学部准教授。北海道大学公共政策研究センター研究員兼任。専門はアメリカ政治。受賞歴に大平正芳記念賞、アメリカ学会斎藤眞賞ほか。近著『大統領の条件』(集英社文庫、2021年)、『アメリカ映画の文化副読本』(日経BP、2024年)、『台湾のデモクラシー』(中公新書、2024年)ほか著訳書多数。

「2024年 『混迷のアメリカを読みとく10の論点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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