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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784166602100
感想・レビュー・書評
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衛星放送は地上波やケーブルが届かない地域にテレビ番組を供給する。
プライムタイム24はディレクTVなどの衛星放送にテレビ番組を提供する卸売業者。プライムタイムが供給する番組の画質はデジタルなので、地上波放送よりも鮮明だった。 -
アメリカのエンターテイメントビジネスの中で弁護士として活躍してきた著者が語る、ハリウッドを取り巻く訴訟とお金。
すごいー、ハリウッドこわいー(涙)。
私のような小市民には、こんな感想しか持てません。「生き馬の目を抜く」という慣用句がありますが、ハリウッドはまさにそんな世界らしいです。
こういう世界を渡り合ってる渡辺謙さんとか菊地凛子さんとか(あれ、菊池だっけ・・・?)、本当に度胸と勇気のある人たちなんだなぁと思います。二人とも、お世辞にも英語が上手い人たちじゃないのに。
誰もが知っているような有名な俳優や映画にまつわる訴訟エピソードも多く載っているので、楽しく読むことが出来ると思います。
いやはや、しかし。出てくるお金の額がハンパ無いです。
私が一生かけても手にすることがないような大金を、みんな一本の映画や一回の離婚でサラリと手にしてるのね。。。(後半はどうかと思うが) -
2001年秋時点のハリウッド勢力図がうかがえる。著作権ビジネス弁護士のウェブが既存メディア侵食しはじめた時期の生々しいエンターテイメントビジネスの著作権を中心とした訴訟例の数々。08年の今、読んだ方が面白いじゃない!
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周防正行「Shall we dance アメリカを行く」に、アメリカというと契約社会でしっかりしているようだが、実際は訴訟件数を見てもわかるようにトラブルも多く、日本式の口約束の方が信用できる形態かもしれない、というくだりがあったけれど、ハリウッドではその口約束も信用できない、そのときどきの力関係次第ということらしいです。カリフォルニア州では口約束も法的拘束力を持つにも関わらず、というかだからこそ、か。権利関係の調停は、結局きちんとした判例というより和解で決着することが多いから、ますますややこしい。
イーストウッドがソンドラ・ロックと手を切る時のセコいやり方の暴露は、日本人で女性の著者だからできたことでしょう。 -
本書最大の収穫は、洋画「バトル・フィールド・アース」や「隣のヒットマン」など、何でこんなしょーも無い映画にトップスターが出てるんだ? 作らせるか普通!? みたいな映画を連発している製作会社「フランチャイズ・ピクチャーズ」社の成り立ちと、その資金調達のテクニックの片鱗を垣間見る事が出来る点だ。飲み屋の経営で小金を貯めたエリー・サマハというおっさんが勘違いしてでっち上げたこの会社の特徴は、配給会社からほとんど資金提供を受けない独立採算系の会社でありながら、役者本人が持ち込んだ企画を主に採用しつつ、それを条件に出演ギャランティなどのコストをカット、場合によっては役者本人からの出資を条件に製作を行うからこそ、A級キャストが出演するラジー賞ノミネート常連製作会社はアイタタな映画を連発し続けるのである。「ドリブン」とか。<br>
ハリウッドビジネスは今や、銀行融資や完成保障ビジネス、ドイツ系投資家らのマネーが暗躍し、裁判が横行するシビアな世界である一方、金回りに迷惑と文句が出なければ、何作っても許される世界でもあることが、本書から見えてくる。<br>
本書は三分の一が映画関係の裁判事例や歴史紹介、三分の一がトリビア系マネー事情、その他、ここ数年のハリウッドの勢力地図や代表的な資金分配の経路が解りやすく紹介されており、映画について作文するときに脇に置いておくと心強い一冊に仕上がっとります。
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