- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166602261
作品紹介・あらすじ
「日本の公務員の実力を思う存分、見せつけてこよう!」日本財務省と英国大蔵省の若手職員交換制度の第一期生に選ばれ、志を抱いて単身英国に渡った著者。名刺はない、昼食はとらない、ネクタイはしない…。習慣の違いから、政治・経済・思想の違いまで、赴任初日から戸惑いつつも見えてきた、日本の欠点と美点。外国を「研究」はしても「学ぶ」ことは考えない英国と、無闇に欧米の真似ばかりしたがる日本。真の「改革」へ向けて一体何が必要なのか。
英国大蔵省から見た日本 (文春新書)の感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
自民党の元衆院議員木原誠二氏が財務省時代に英国財務省出向経験を振り返った著書。一昨年の政権交代時には、同じく英国財務省に出向していた財務省の高田英樹氏の論文が話題になったが、木原誠二氏はその初代。本書は英国の政治体制、政と官の役割の違いをわかりやすく説明している。政治風土、国民性、文化が違うため、他国の制度を導入するのは慎重になるべきとの意見がある。一方で、その違いは前提の上で、他国を学ぶことにより、日本の問題を少しでも前進させることができるかもしれない。ある国の大使の方曰く、「日本はまだまだ他国から学ぶべき事はたくさんある。小学生や中学生が学校で教えを請うというような形ではなく、一流商社が他の会社からビジネスモデルを参考にして自社を発展させるような形で。」なるほど、非常にわかりやすい一言である。
全2件中 1 - 2件を表示
この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。




外部サイトの商品情報・レビュー
英国大蔵省から見た日本 (文春新書)を本棚に登録しているひと
新しい本棚登録 4 人
新しい本棚登録 0 人
-
- Tomoyuki
- 2018年3月30日に登録
-
- reinou
- 2017年1月24日に登録
-
- sk2012
- 2017年1月22日に登録
-
- sanmamaria
- 2014年8月26日に登録
-
- ewigstudent
- 2014年5月26日に登録
-
- ma3take
- 2013年12月4日に登録
-
- anpon
- 2013年8月30日に登録
-
- ds0601
- 2011年12月6日に登録
-
- noznoz
- 2011年7月6日に登録
新しい本棚登録 9 人
新しい本棚登録 2 人