矢田部 厚彦(ヤタベ アツヒコ)
1929年東京出身。1951年度外交官領事官採用試験合格、1952年東京大学法学部(旧制)中退、外務省入省。1981–83年駐ヴェトナム大使、1987–89年駐オーストリア大使、1990–92年駐ベルギー大使を歴任し、1992–94年の駐フランス大使を最後に退官。2024年4月逝去。
著書=『核兵器不拡散条約論──核の選択をめぐって』(有信堂、1971年)、『ある大使の生活と意見──ハノイにて』(読売新聞社、1984年)、『宰相ミシェル・ド・ロピタルの生涯──あるルネサンス政治家と良心の自由』(同、1985年)、小説『贋十日物語──遍歴奇譚』(スリーエーネットワーク、1994年、筆名・綾部克人)、『ヴェトナムの時』(同、1995年)、『東西遊記』(鳥影社、2001年)、『職業としての外交官』(文春新書、2002年)、『日本外交とは何か──その歴史と精神』(平凡社、2005年)、『敗北の外交官ロッシュ──イスラーム世界と幕末江戸をめぐる夢』(白水社、2014年)、掌説『ユッコちゃんとモンキアゲハ──昭和十二年夏の想い出』(牧歌舎東京本部、2018年)。
共著=『フランス今昔──その知られざるプロフィール』(鹿島平和研究所編、勉誠出版、2003年)、『憶ひ出の記──或る家族の明治・大正・昭和』(矢田部会、2007年)。
訳書=B. ゴールドシュミット『秘録 核開発をめぐる国際競争』(毎日新聞社、1970年)、A. コルナイユ『幕末のフランス外交官──初代駐日公使ベルクール』(ミネルヴァ書房、 2008年)、R. シムズ 『幕末・明治日仏関係史──1854~1895年』(同、2010年)。
「2025年 『回想のイスラーム 1832–1845』 で使われていた紹介文から引用しています。」