名前の日本史 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2002年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784166602674

感想・レビュー・書評

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  • この著者らしい、

  • 201310読了

  • 所在:展示架
    資料ID:10400062
    請求記号:288.12||Ki12

  • 実名敬避について気になったので読んでみた。それについてはほんの少ししか書いていなかったけれど、他に興味深い内容が多くて面白かった。
    明治の創姓騒ぎにおける忠臣蔵長屋で笑った。
    七夜前は神の子のくだりは、怖くなった。
    古代の日本では、女性は名前を明かすことはなく、
    男性に名を問われ、それに答えることが求愛に答えることだったとか。
    「呼ばい」と言って「夜這い」の語源らしいです。
    何だかすてき。

    珍しい姓名がたくさん載っていておもしろい。
    こんな姓があるのかと思った。改姓してしまった例も多いようだけど。
    その名字かっこいいじゃん!と思っても、本人は疎ましく思う場合もあるから仕方ないけど。
    下の名前でも珍しいものがたくさん載っていた。
    ひたすら長いものとか、異性に間違えられるものなど。
    あとは、悪魔くん事件とかね。
    子どもを授かったときに名付けをするのも、きちんと考えなければいけないとつくづく思った。

    平安時代や江戸時代などの名前を羅列しているだけのページもあって、途中飽きそうになる。
    幅広く内容を網羅しているものの、それぞれの内容が少し薄い感は否めないけれど、名前に興味があるひとは一度目を通してみてもいいと思う。

  • 日本における名前のありようについて概観できる。
    自分のルーツの基本は名前から。

    本書を読んで、明治になるまで農家って苗字をもっていなかったという認識が間違えていたことを知った。恥ずかしい・・・古代はしっかり持っていたわけだ(正倉院に記録あるみたい)。

    考えてみれば「苗(なえ)」字という漢字があらわすように、土地とつながっている人たちが持っていることのほうが自然ですね。日本における権力機構構築のなかで消えていって、明治政府誕生後創生ラッシュ、となったわけだ。はんはん。

  • 名前の流行り廃りってあるけど、日本てとくに顕著な気がする。苗字からして数多すぎだし。昔からそうなんだ、ということがわかる本。

  • 「君の名は?」親の願いと、生まれた時代がそこには封印されている。
    いつから女性は「子」持ちになり「子」なしになったのか
    古代の「蝦夷」から平成一番人気の「大輝」まで、まことにわが国びとの名前は複雑で多種多様だ。その変遷を文化史の角度から考える

  • 日本人の「名前」について、古代史に現れる人名から、最近の「悪魔ちゃん」事件まで引用し解説している。

  • 苗字に関する本は多数出版されている中、名前の方に着目している貴重な一冊。昨今のDQNネームが流行している風潮にも触れている。「日本史」というだけあって結構昔の名前についての記述が長く、世界史受験者にはちょっと辛いところ。
    正直文章はあまり面白くないが、「名前」プラス「保守派」というセグメンテーションでかなり得している感じ。保守的視点からこういうことを論じてくれる本は本当に珍しいので、この分野に興味がある人は本書を買うしかない。リアルに子供が出来た時にも、割と役に立つと思う。


    400円。

  • 日本人の名前、特に姓名の「名」のほうについて、着目した本です。

    私は、最近の子どもの名前が苦手なんですが、そういう、当て字っぽい名前が流行している理由も考察していて、なかなか面白かったです。

    〈所在:図書館(067200812090)〉
    〈読了日:2008.12.1〉

  • ※知っているようで知らない日本人の名の歴史を易しく解説。

  • 人名から歴史を読み解くという本。名前に時代が現れていることが顕著にわかって面白い。文章としては単調ですこし飽きがくる。

  • 識別記号としての機能に留まらない、思いとしての「名前」。膨大な資料から、日本人の「名前」の歴史を探る本。
    古代の神の時代から現代まで広く扱い、流行り廃りだけではなく、命名に関する各地域の文化についても詳しく記述。<br></br>また、明治時代の「名字開発裏話」なんかも載っていて、こんないい加減につけていたのかご先祖!とツッコミよろしく。</br><br>名前萌え、もしくは自分の創作キャラへの命名マニアだという人に心から勧める一冊です。</br><br>つうかホントに古代人の漢字命名センスは素晴らしいよ!</br>

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著者プロフィール

紀田 順一郎(きだ・じゅんいちろう):1935年、横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。評論家、作家。近代史、出版論、書誌、言語とコンピュータなどの分野で旺盛な評論活動を展開、推理小説も手がける。著書に『古本屋探偵の事件簿』『東京の下層社会』『幻想と怪奇の時代』(2008年度日本推理作家協会賞)『蔵書一代』など、訳書に『M・R・ジェイムズ怪談全集』など多数。三一書房より『紀田順一郎著作集』(全8巻)が刊行されている。

「2025年 『日本賭博史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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