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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166602889
作品紹介・あらすじ
「革命と戦争の世紀」といわれる二十世紀は、また「言語の世紀」でもあった。近代国家が誕生し機能するためには、コミュニケーションによる国民の統一、国民語の完成が不可欠だったからだ。われわれの「国語」はかなり強引な形で成立せざるをえなかった…。長い歴史を背負う一方、国家の要請、大衆化の波にさらされてきた近代日本語の運命を、広く文明論の立場から論じあい、国語教育について具体的な改新案を提示する。
感想・レビュー・書評
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正式な書名は『日本語の21世紀のために』。なぜかブクログではうまく表示されない。
丸谷才一氏と山崎正和氏が日本語について、言語としての日本語の成立、現代社会の日本語、そして日本語教育について対談している。決して古臭い日本語論だけではなく、また現状に迎合しているわけでもない論戦が繰り広げられている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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