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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603534
作品紹介・あらすじ
六十有余年の長きにわたって皇位にあった父昭和天皇に比べると、平成の天皇は地味なイメージをもたれがちだ。しかし、平成の天皇、そして皇后は過去の天皇や皇室がなしえなかった大きな変革を着実に進めている。その意味で平成の天皇と皇后はもっと注目を集めるにふさわしい存在である。昭和の「負の遺産」と真摯に立ち向かいながら、皇室伝統の「祈り」を怠らず、国民の中に積極的に入っていこうとする平成の天皇、皇后のすべてが分かる画期的一冊。
感想・レビュー・書評
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皇室べったりではなく、客観的な立場で天皇と皇室の事を書いている姿勢に好感が持てました。平成天皇が父・昭和天皇の戦争責任という負の遺産を背負って平和主義に生きようとする姿、美智子さんとの結婚秘話、W杯共催の年の韓国とのゆかり発言。何よりも興味深かったのは、皇室を維持するための国家のコスト。年間約282億円ということを初めて知りました。それ以外には知った話が正直言って多かったですが、皇室関係の入門書としては良心的で分かりやすい本であるように思います。
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皇室の基礎のキをこれにて学ぶ。
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旧皇室典範39条には、皇族と結婚できるのは、天皇が特認する家族でなくてはならなかった。
正田美智子様が皇后になる時に、学習院の同窓会からも反対されたそうだ。
昭和天皇が拒絶されていた沖縄に、平成天皇は1993年に初めて入った。
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