女帝と譲位の古代史 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2003年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166603541

みんなの感想まとめ

女性天皇の即位や譲位の歴史を探る本で、著者の主観が交じる中で、女性天皇の経緯が分かりやすくまとめられています。歴史的な流れを簡潔に紹介し、特に飯豊皇女に関する新たな知見が得られる点が読者の関心を引きま...

感想・レビュー・書評

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    現在の皇室典範では女性の皇位継承は認められていないが、古代においては推古天皇以来、複数の女帝が皇位に就いている。
    従来は、適当な男性の皇位継承者がいないときの「中継ぎ」と見られていた女帝だが、『記・紀』を丹念に読み解けば、女帝が単なる「中断ぎ」ではなく、皇位を安定させ、政治の動揺を未然に防ぐために重要な役割を果たしていたことがわかる。
    古代天皇制の特徴である「女帝」と「生前譲位」をキーワードに、皇位継承の歴史を描き出す。

    [ 目次 ]
    第1章 卑弥呼と壱与―本格女王の時代
    第2章 飯豊皇女―古墳時代の女王
    第3章 推古天皇―「皇女后妃」の即位
    第4章 皇極(斉明)天皇―譲位と重祚の真相
    第5章 持統天皇―「太上天皇」の出現
    第6章 元明・元正・孝謙天皇―天平の女帝たち
    終章 女帝の終焉と譲位の通例化

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 女帝関係は(今の皇室問題とは関係なく)以前から興味を持ってよく読みます。この本はそれ以前の研究も踏まえ、まぁまぁ読みやすい方でした。第2章の飯豊皇女の話があまり知らないことだったので興味深かったかな。(2005/8/上旬 読了)

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著者プロフィール

水谷 千秋(みずたに ちあき)
1962年生まれ。龍谷大学大学院博士後期課程単位取得。文学博士。現在、堺女子短期大学副学長。専門は、日本古代史。主な著書に、『継体天皇と古代の王権』(和泉書院)、『謎の大王継体天皇』『謎の豪族蘇我氏』『謎の渡来人秦氏』(いずれも文春新書)、『古代豪族と大王の謎』(宝島社新書)がある。

「2022年 『日本の古代豪族 100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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