食の世界地図 (文春新書 378)

制作 : 21世紀研究会 
  • 文藝春秋
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603787

感想・レビュー・書評

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  • 現在食べている食材のルーツ、どのルートで世界に広がったのかから始まり、料理の由来やエピソードが知れる一冊です。
    写真が全然ないので、食欲はそそられないけど、知識として覚えるならいい一冊だと思います。

  • 最近は食にまつわる歴史や起源、健康影響についての書に興味があります。

    本書は世界中の食文化や歴史についての豊富な情報を、新大陸からきた食材・料理の国籍・起源や語源・美食家にまつわる話・ことわざに分けて解説されています。

    どんどん読み進めていくにつれて自分が今まで知らずに食べていた料理や食材についての知識が増えていきます。しかし、同時に食事中にうんちく話を語られて飯がまずくなりそうな感覚にも陥ります。
    そういう話を知りたくてこの本を読んでいたので、この点は評価に影響を与えていません。

    ひとつひとつの内容は目新しいものばかりで、とても興味深い話が多いですが、知らなくてもうまい食べ物はうまいという感想を抱きました。ある国の王子が美味いと食べた料理の食材を尋ねられた料理人が、カエルとは答えることが憚られたという逸話が本書で紹介されていましたが、まさにそういう感覚に近いかもしれません。

    これからも、食を中心に世界を見たいと思える良書でした!

  • 食べ物に関する歴史トリビア本。
    同じシリーズの『人名の世界地図』に比べると内容が薄くて食い足りない感あり。
    だが、巻末の地域別に纏められた「世界の料理小事典」は、なかなか楽しい。
    やはりイタリア,フランス,中国は、食のヴァリエーションが豊富で、
    料理の説明を読んでいるだけで生唾が……と言いつつ、
    お気に入りのインド料理店へ駆け込みたくなるのだった(笑)

  • 所在: 展示架
    請求記号:383.8||N73
    資料ID:10401496

  • ひたすら豆知識のオンパレード。
    饅頭は諸葛孔明が激流の川を渡る際に、人身御供が必要なところを
    それを忍びないと思って、代わりに人の頭の形を模してつくったものが
    饅頭だった・・・とか。

  • いろんな食材の起源や歴史がエッセイ風にまとめられている本。
    雑学満載なんだけれど、記憶に残るということはあんまりない。でも面白いから何回も読みなおしてしまいそうな本ではあります。
    巻末付録の世界の料理小事典は各国の料理の特徴と代表的な料理がまとめられていて、モノによっては読むと脳内再生されてたまらない気持になります。

  • 食そのものに興味があったので購入。

    じゃがいものルーツやフランス料理の裏話、
    食に関するトリビア的なものが多い。

    最初は読んでいて楽しいのだが、短編小説の寄せ集めみたいに
    各食材について書かれているため、途中で飽きてしまった。

    気長に読めばよいかもしれない。

  • 読んでる間中、お腹が減ってお腹が減って。やっぱり夜に食べ物の本は読んじゃいけませんね(汗 そしてなぜか(というかやっぱりというか)、異様にフライドポテトが食べたくなります。この世にジャガイモが存在しなかったら、かなり寂しい生活になるよなぁと思いながら読了しました。

  • 興味深いことがたくさん書かれているのだが、まとまりが無い。雑学の羅列というか、うんちく集という感じ。

  • 食の雑学はどこかで読んだ内容が多かった。本の内容より編者の「21世紀研究会」が気になる。

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