岩倉使節団という冒険 (文春新書 391)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166603916

作品紹介・あらすじ

明治四年暮、廃藩置県という大変革を強行してからわずか四ヵ月後、明治新政府の事実上の首班である右大臣岩倉具視が率いる使節団が欧米諸国を目指して出発した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら錚々たるメンバー。国の内外に難問が山積するこの時期に、なぜこのような大視察旅行が企てられたのか。岩倉たちは異国の地でどんな体験をしたのか。そしてこの使節団は近代日本に何をもたらしたのか。明治という時代の魅力を知るための必読書。

感想・レビュー・書評

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  • 今にして思えば、維新早々のあの不安定な時期に、首脳の半分が2年も外遊するというのは、驚くべき大胆さであった。一種の賭けであったのかもしれない。
    とても面白いし、また、魂を揺さぶられるような本である。

  • [ 内容 ]
    明治四年暮、廃藩置県という大変革を強行してからわずか四ヵ月後、明治新政府の事実上の首班である右大臣岩倉具視が率いる使節団が欧米諸国を目指して出発した。
    従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら錚々たるメンバー。
    国の内外に難問が山積するこの時期に、なぜこのような大視察旅行が企てられたのか。
    岩倉たちは異国の地でどんな体験をしたのか。
    そしてこの使節団は近代日本に何をもたらしたのか。
    明治という時代の魅力を知るための必読書。

    [ 目次 ]
    プロローグ 暴挙か、壮挙か
    1 新たなる世界へ
    2 金ぴか時代のアメリカ
    3 最盛期の英国を往く
    4 欧州大小十ヵ国、二百十日余の旅
    5 中東、アジア、そして日本
    エピローグ アメリカングローバリゼイションと日本人

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    明治四年暮、廃藩置県という大変革を強行してからわずか四ヵ月後、明治新政府の事実上の首班である右大臣岩倉具視が率いる使節団が欧米諸国を目指して出発した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら錚々たるメンバー。国の内外に難問が山積するこの時期に、なぜこのような大視察旅行が企てられたのか。岩倉たちは異国の地でどんな体験をしたのか。そしてこの使節団は近代日本に何をもたらしたのか。明治という時代の魅力を知るための必読書。

  • 「米欧回覧実記」がソースになった本です。使節団が欧米で何を体験し何を思ったのか…ということが大雑把に紹介されています。

  • 3/19読了

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著者プロフィール

ノンフィクション作家

「2019年 『岩倉使節団の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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