心の対話者 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166604616

感想・レビュー・書評

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  • メンバー育成という観点での課題解決の一助として手に取りました。感情、心といった部分を多くしめる対話型のコミュニケーションをとる際には非常に勉強になりました。個人的には、仕事柄業務でのレポートを受けたり、指示をだすなど、対象とのコミュニケーションの設計も大事なように感じました。

  • 聞き手が返す言葉によって、話し手の話す内容が変わってくる。
    これは大きな気づきだった。
    あと、「90対10の公式」にも思い当たるところがあって、
    他人の評価なんて所詮、大したことないんだなぁと感じる。

  • 「聴く」ことの具体的な手法、実践の内容など傾聴の中身を語ってくれる本。

  • 傾聴のカウンセラー並のレベルまでが書かれている。人の話を聴くのはむずかしい。それをできる人になりたい。再読必要。

  • 2014.6.13ー41
    アクティブリスニングについて

  • アクティブリスニングやコーチング。個人の意見になりますが、自分にたいして実行することがもっとも役に立つと思います。
    自分の心の傾聴できてるかな~。できてねえなあ。

  • ≪目次≫
    序章   聞くことの価値
    第1章  相手の思いを知る
    第2章  アクティブ・リスニングの技法
    第3章  気づきと癒しをもたらす聴き方

    ≪内容≫
    CDAの2次試験に向けて、眼を通す。教わってきたことを違う視点で語っていたり、けっこう答え方の技法があったりして役に立つ。試験直前に再度眼を通した方がいい。

  • とても良い本です。

    人とのコミュニケーションのあり方を良い意味で見つめ直せる本。

    人を理解しようという気になる。

    方法論もしっかりしっていて、これを読んでから少し人間関係をうまく回せるようになったきがします。

    おすすめ。

  • 「傾聴」について書かれた本。
    分かりやすく表現している文章が以下である。
    「アクティブ・リスニングは、川に流れていく花束にたとえられる。聞き手は、花束に寄り添いながらいっしょに川を下る小舟だ。そして、花束が広い自由な大海に出るまで、ただただ花束の流れにしたがって、ひたすら小舟をこぎ続けるのだ。」
    あくまで聞くことに徹することで、話し手自らの行動を促すというものらしい。
    これは、子育てや仕事においても重要なことで、自分が心掛ける点でもある。
    話すスキルに着目した本は多くあるが、実は「聴く」ことが第一だと気付かせてくれる良本である。

  • 傾聴で大切なポイントが、分かりやすく説明されている。
    カウンセリング関係の人だけではなく、上司や部下、親や子、同僚、友達同士など、通常のコミュニケーションでも応用できる内容。
    実際の会話が、傾聴を意識する場合、しない場合でどのように変わるか分かりやすく記載されているのが、良いと思った。

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著者プロフィール

聖心会シスター・文学博士
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。
米国スタンフォード大学客員教授、聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心会会員。
修道院で8 年間にわたる沈黙の行を経験し、長年、日々の瞑想を実践。
教育活動のほか、ゲシュタルト・セラピーに従事、文学療法を開発する。
日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として高い評価を得ている。
著書に、『死にゆく者からの言葉』(文春文庫)『愛と癒しのコミュニオン』『心の対話者』(文春新書)『9 つの性格』(PHP 文庫)『人はいつか死ぬのだから』(PHP)など多数。

「2023年 『悲しまないで、そして生きて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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