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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784166604685
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みんなの感想まとめ
戦後直後の日本の厳しい現実を描いた作品は、当時の人々の生活や感情を深く掘り下げることで、歴史を身近に感じさせてくれます。著者の体験を通じて、ラジオや野球、電車、歌など、現代にも通じる要素が描かれ、読者...
感想・レビュー・書評
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読了
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戦後のさらに直後についての話を読んだこともなければ、あまり調べることもなかったので、
ラジオ、野球、電車、歌、など割と現代に馴染みのあるものたちの当時を知れて面白い。ちょっと当時を覗き見するきぶんで -
1935年生まれ、鴨下信一さんの「誰も戦後を覚えていない」、2005.10発行です。ここでいう戦後は昭和20年から25年の5年間を指してるそうです。最大の関心事は、飢えないで過ごせるか、そして腹いっぱい食べてみたいの2つだった時代。銭湯に入るときは脱いだ服を風呂敷に入れて結び、浴室から時々覗いて確かめる・・・。一億の日本人が盗み盗まれ、ある意味みんなが総犯人であったような時代。最悪の住宅事情、間借り生活で、監視し監視される生活、息をひそめて暮らす日々。そんな時代、私もなぜか少し覚えています。
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新書文庫
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すごいおもしろかった!!!
戦後すぐの話を書こうとしてるひとは絶対読んだほうがいい!!! -
玉音放送の時立っていたか否か、買い出し列車がどれほど殺人的な混雑だったか、ラジオでどんな音楽が流れていたのか、等等…
記録には残らない、筆者の記憶を記しているからこそ、当時の空気が伝わってくる気がする一冊でした。 -
例えば、太宰や織田作之助らが生きた敗戦直後の副読本として興味深い。時代下って、思えば闇市のことも、シベリヤ抑留のことも、いつしか年表的知識になってしまっている。
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美空ひばりの下顎をよく動かす歌い方が英語国民の発声法に近いこと。
パンパンの服装が米軍将校夫人たちのそれ、さかのぼれば映画「ならず者」のジェーン・ラッセルの男勝りの女の格好だったこと。 -
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日本の最も長かった「あの5年間」。
もちろん私は直接は知らないけど、私が子供だった昭和の頃は、地続きの昔であったような気がする。だけど気がついてみれば、「昭和末期における『戦前』」ぐらいに遠い時代になった気がする。
それを、かなり生々しい肌感覚で書く良著。分かりやすい。
テレビ出身の人であるからか、文字情報だけでないものに対する目配りが鋭い。音楽とか。
でも、本当のところ分からないのは、昭和30年代のように思う。とくに前半。
だから、この本は続編が昭和20年代後期で、そのあと30年代前半まで続くそうで、実に楽しみ。 -
銭湯での盗み等、昭和らしい=自分の中にも戦後の気質があるのを感じた。
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恐らく陰惨なものであろう戦後体験を、陰惨過ぎない程度に、それでいてきっちりとネガティブな経験として書いてある点に好感が持てる。
当時の食糧難は私には想像できるはずもないのだけれど、食料を巡っての諍いや憎しみといった、決して美談で語るべきでない過去が描かれていることはよく伝わった。盗難が日常化していた件などは、日本人の美徳が如何に幻想に満ちているかを再確認するに充分なエピソード。 -
その時の庶民の生活の記録は、歴史書には書かれないが重要なことだと思う。戦時下には天気予報が国家秘密だったとか、戦後の国語教育が混乱したとか。著者の実体験だけに実に鮮やか。
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戦後まもない頃のことが詳しく書かれていて興味深い。誰にとっても当たり前だったことって、きちんと記録しておかないと忘れ去られてしまう運命にあるのだろう。ありそうで無かった本なのかもしれない。前半の方がおもしろい。20年代後半篇も読みたくなる。(07.11読了)
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価値観が大きく変わった直近の時期を教えてくれる。想像がつく、証言のウラが取れるだけに、歴史観とかの視点の持ち方に大いに参考になる。著者はクリエイターの大先輩でいらっしゃるし・・・。
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戦後間もない時期の日本史について書かれた本。教科書や専門書に出てくるようなものではなく、もっと生活に直結した、そして同世代的な視点でかかれたさまざまなテーマについて書かれている。
鴨下信一の作品
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