10年後の日本 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2005年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784166604791

みんなの感想まとめ

未来の日本社会についての深い洞察が詰まったこの作品は、2005年に発表された内容が10年後の現実とどう響き合うのかを考察しています。著者は、団塊世代から若者、高齢者、教育、男女の問題に至るまで、幅広い...

感想・レビュー・書評

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  • モノづくりに携わる熟年労働者が不足する。

  • 2005年に書かれた10年後の日本。既に2015年を過ぎているので答え合わせとして再び読んだが、未来予想を断言する記載は少なく、あまり答え合わせにならなかった。
    2015年を超えているが、2019年に消費税の2桁化は実施され、宮城県沖地震の発生確率99%は現実化してしまった。

  • 出版されたのは昨年ですから、もう「9年後」に迫っています。その時、日本はどうなっているか…という本。と言いつつ10年後は決して未来ではない。まさに、いま現在の問題そのものが語られているわけです。

    しかしまぁ~見事に、目をそむけたくなるキーワードの数々。

    ・格差の拡大、「階級」の固定化。
    ・検挙率の低下、治安の悪化。
    ・消費税は15%に。
    ・医療や教育の地盤沈下。
    ・年金の崩壊。
    ・増える年寄、弱くなる子供たち。
    ・団塊の定年、人口減少の中に潜む悲劇。
    ・1000兆円の超大台(そしてハイパーインフレ)が見えてきた、借金大国日本。

    外を見ても、大中国の覚醒による資源の食い潰し(お陰で、ガソリン相場も下がらない)や、「南北」合流によるアジアの緊張増大。懲りないアメリカは二酸化炭素の出し放題…。

    できればアオリか釣り、それか悪い夢であって欲しい。っていうくらい、いい材料はありません。
    安閑としている間に、ここまで追いつめられていた。

    本当の話、日本沈没は近いです。

  • 2018/03/30 17:41:14

  • "「日本の論点」の編集部が10年後の日本の姿を予測した本。
    人口が減少していく中、どんな社会になるのかを示している。勤労者では、正社員が50%になり、フリーターが500万人を超える。犯罪率も上昇、など、あまり明るいとはいえない未来を示す。警告的な本。"

  • 10年後の日本というタイトルではあるが2027年の予測ではなく、この本は2005年にかかれた内容で、当時、10年あとの2015年がどうなるか?を見通した本である。
    ここで懸念点としてあげられてるものは、
    格差、団塊世代、Y世代、学力衰退、世代対立、子供の虐待や家族の新しい形、地球環境、不安定なアジア、グローバル経済とローカル経済の相克、といったあたり。ほぼ正確に見通せている。
    しかしながら、東日本大震災、リーマンショック、民主党政権への交代と短期崩壊といった瞬間風速的な事態は予測できてない。当たり前だけど。
    明日の為替や来週の天気といった短期の予測は困難だが長期になると容易になる。未来社会の予測も10年単位でみるとわりとあたるということであろう。しかしながら、常に突発的な事象がおきることはほぼ確実で、それは予測できない。予測をする際は長期的に、しかし予測不可能な短期突発事象がおきることを必ず念頭において備えはしておくってことが大事な学び。

    また、この本であげられてる問題点は10年前もいまもかわっておらず、なにも解決してないということになる。長期未来の問題を予測するのは比較的できるとして、それを解決するのは難しということも浮き彫りになる。

  • 2005年発刊の本書を2014年末に読んだわけだが、常にデーターなどは最悪の数字を出しつつ悲観的な論調が続く。しかしながら、実態は10年前には想像がつかなかったこと、例えば、リーマンショック、東日本大震災、政権交代、韓国・中国との関係、宗教問題、ギリシャ危機など、に大きく影響を受けている。この本を今読んでみて受ける警鐘は、常に不測の事態を想定せよ!と言うことかな?

  • 集団的自衛権が閣議決定された現在から10年後、日本はどうなっているのか。
    首都直下型地震、東海大地震、東京五輪、異常気象、徴兵制、戦争など、これからの10年がとても気になります。

  • 2005年に書かれた本。10年後は2015年。しかし大地震、消費税2桁など既にいくつか現実になっていたことにビックリした。
    その他ためになることも多い。
    答え合わせ的に読むと面白いと思う。

  •  近未来を予想する企画はよく繰り返されている。日本の近未来を予想した書籍の内容はどれも一様に悲観的である。本書もその例外ではない。本書の初版は2005年11月、その10年後にはあと3年しかない。
     本書は7人の執筆者によって書かれており、内容は多岐にわたる。この本が書かれた2005年11月はいまだその後に起きた政権交代以前であり、さすがにこの点は予測できていない。ましてその交代した政権が3年しかもたなかったことは想定外である。
     しかし、的中したこと、あるいはそうなることが確実なことも多い。消費税二桁化はかろうじて免れるかもしれないが、インフラの老朽化や年金の破綻、労働力の外注化などはすでに様々な現象が発生している。
     教育の自由化や出生率低下などは比較的容易な予測であったはずだが、やはり現実化している。さらにグローバル経済の進行による日本の埋没は深刻な問題になっている。
     首都圏直撃の大地震の確率70パーセントとあるのは、東日本大震災の前の警鐘として読み直したい。
     こうした企画は今後もさまざまな形で繰り返されるだろう。せめて、明るい要素が少しでも増えることを祈りたい。

  • 2005年の本。さすがに原発のことは書いていないな(笑)

  • 2006、9,4と日付をうっている。この本を読んで、将来に向けて何を学んだ方がいいのか、将来の動向をみる一つにした。当時にしてみれば、新しい。今は、普通のことかも?Y世代とか、言葉を知るきっかけにもなったけれど、書いてある内容は今読んで、そうなっているかも…と思わされる。

  • 日本の論点の編集部が2005年に出した、タイトルの通りの「10年後の日本を予測した本。
    何故かふと気になって再読。

    こういった出版社が出している◯年後の日本という感じの本は比較的好きだし、リクルートが出していた「2015年」もかなり好きだった。

    政治・経済・環境等の観点から色々予想外されているが、国内のかつ人口動態が要因になるものの予想精度は高い。当たり前だが、今10歳の人は10年後には20歳になる訳で、大規模な移民や天災や動乱がなければ、最も予測しやすいのだと思う。人口オーナスの影響を強く想像して暗い気持ちになる部分もある。

    こういった本を読んでいつも思うのが、起きる事実は予測出来ているのに、将来の時点での人の気持ちや代表的な価値観については、あまり振り返って正しくないように思う事が多い。
    おそらく、10年間でこれだけの変化があるから、その時はこういう価値観が主流になるに違いない!と予測しても、今日と同じ(ように思える)明日の積み重ねの365日×10年では恐ろしく変化が少ないのだと思う。
    チョッとづつ温度を上げられると、煮えたっても気づかない様に…

    連続性と断続性の切り替えられる人でいたい。

  • 社会問題、団塊世代、会社、労働、若者、高齢者、教育、男女、地球環境、世界経済、アジアについて2005年から10年間の流れを見通す。
    すでに過去になった部分もあるが、多くはまだ現在進行形の内容なので、世の中の大きな流れをつかむのに役立った。

    ・2030年まで原油価格は1バレル39〜56ドルで推移する(IMF)
    ・石油の生産量は地層内の圧力が弱まるに従って下降する(石油ピーク説)。エジプト、アルゼンチンはすでに下降し、北海、オマーン、パキスタンはピークを過ぎた。2010年までに世界中の油田が軒並みピークを迎える。
    ・世界の耕地面積は1970年半ばから減少に転じ、農地は年間500万ha砂漠化している(日本の全耕地面積を上回る)

  • [ 内容 ]
    消費税二桁化、団塊世代の大量定年、学力衰退、500万人のフリーター、年金崩壊、熟年離婚ラッシュ。
    『日本の論点』編集部が豊富なデータを駆使し、47項目の社会問題を取り上げ、その未来を簡潔にやさしく解説。

    [ 目次 ]
    1 変わる日本社会のかたち
    2 鍵をにぎる団塊世代
    3 ビジネスマンの新しい現実
    4 漂流する若者たち
    5 世代が対立する高齢社会
    6 家族の絆と子どもの未来
    7 男と女の選択
    8 地球環境の危機
    9 グローバル経済の奔流
    10 不安定化するアジア

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • いろんなテーマが広く扱われていて読みやすかった。
    2015年にまた読みたい。

  • Kodama's review
    懸念されている問題が山のようにありますが、問題を問題として捉えるか、チャンスと捉えるか…。受け取りかたによって発想が全然変わってきますね。
    (06.4.18)
    お勧め度
    ★★★☆☆

  • 05年の本なので2015年には、このままだと日本はあれやこれや大変なことになってると予測している。
    その中でひとつ面白いことが載ってる、石油資源はじつは無尽蔵にあるという、石油の無機起源説がそれ。
    地球深部に大量に存在する炭化水素が地表に向けて上昇し、油田を形成したという。
    もし、本当だとしてもこのことは公にはされないだろう、真実は大きな力によって隠蔽される、もしも事実だとしてもね。

  • 図書館で借りた。

  • 2005年に書かれた本だが、2009年の現在書かれ
    ていることの殆どが現実となっている。
    恐ろしいことである。

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