「冬ソナ」にハマった私たち: 純愛、涙、マスコミ…そして韓国 (文春新書 482)
- 文藝春秋 (2005年12月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166604821
感想・レビュー・書評
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ヨン様フィーバーを、おばさん達の異常な行動と一蹴するなかれ!冬ソナから日韓関係が、そして日本の現在の構造が見てとれる!
この行動に関心を持ち、見過ごされてきた今の日本を見よ! -
「冬ソナ」にはまった日本の中高年女性は「オバファン」などとののしられ、マスコミからたたかれているが、彼女たちがなぜ「冬ソナ」やぺ・ヨンジュンにうはまったのか。それは彼女たちのロマン、恋心と言った女性性を「良妻賢母」の美名のもとで葬り去ろうとした日本の社会や男たちに対する反抗であったのだ。逆にいえば、日本の男たちもそういう心のときめきを失ってセックスの対象としての女だけを追っているのである。冬ソナにはまった女性達の声を通して、日韓の新しい関係をもさぐった本。
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