戦争を知らない人のための靖国問題 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2006年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784166604982

みんなの感想まとめ

戦争を知らない私たちにとって、靖国神社問題を理解することは容易ではありません。この書籍は、著者が持つ戦争時代の貴重な記憶を元に、靖国神社がいかに国家に命を捧げた人々を祭祀する重要な場所であるかを伝えて...

感想・レビュー・書評

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  • 著者はWWII当時16歳で戦争時代の鮮やかな記憶を持つ今や数少ない人々の一人。この本は題名から連想するように、靖国神社問題を客観的な立場から解説し賛成反対を読者に委ねる、という目的ではない。筆者の主張は「靖国神社は国家に命を捧げた人々が祭祀されたかけがえのない場所。海外に抗議されても首相の礼拝は断固続けるべき」というもので、中にはメディアによる極デリケートな表現にしか慣れていない私からすると相当過激という表現も出てくる。しかしWWIIのような、日本が非常に深い関わりを持った過去について私たち日本人が話すとき、「客観的」「中立」という立場は存在しないと私は思うので、戦争を知らない私たちはまずできるだけ強い主張を聞いた方がいいのではないかと感じた。それならこの本はうってつけだと思う。天皇が神であった時代、天皇と同様に靖国がどれだけ人々の畏敬を集めていたかを知ることができた。
    ところで、筆者は分祀を要求する中国の抗議が腹にすえかねてる様子だが、A級戦犯を決めた時点でまだ国として成立していなかったからといって抗議する資格がないという主張はどうかと思う。戦争で被害を受けたり戦ったのは同じ中国の国民であるのだから、それを契約上名前が無いからと否定するのはいかにもお役所的な断り文句のような…。納得はされまい。

  • これも去年の夏(2006年)に読んだ。どんな本を読んでも中立的立場で書いていることはないとは思うけれどもやっぱり、いろいろな本を読んだ本がいいなとは思った。靖国神社の博物館にはもう一度言ってみようと思う。

  • 平和条約を締結した時にいなかった国が首突っ込むのはおかしい

  • 靖国問題について各国の感情は理解するものの、自分が史実を把握できていない中で賛否を意見するのは良くないと思い手に取った書籍。著者の感情が多く散りばめられているものの史実の概要をさっと把握するにはよかったように思う。

  • 戦争を知らない人のための靖国問題というタイトルだけで買ったのだが、正直なところ一回読んだだけでは、あまりぱっとしない。よくわからないといったほうが適切なのかもしれない。
    作者の主張には、様々な原文を根拠として載せてはいるものの、非常に読みにくいし、難しい。当然当時のままの原文であり、その解説もあるが、いまいち内容がつかめないのは、自分の解釈レベルが低いのか…。機会があれば、もう一度読んで見ようという作品。

  •  タイトル通り、戦争を知らない世代に向けて書かれた靖国神社や東京裁判に対する見解や戦争体験を綴ったエッセイ本。

     当書で紹介されている戦時中の高揚感を伝える当時の手紙からは、「人間にとっての戦争とは何か」を語りかけてくるような感じで、印象的だった。また、著者と同じく私も遊就館に行ったことはあります。展示品の解説文などに、少し引っかかる箇所があったが、明治以降の対外戦争を殊更賛美するものとは思わなかった。

     靖国神社設置について、国家が国民を操縦するという意図がなかったと断言することはできない。だが、戦争の時代を直接体験して生きてきた著者のメッセージには、直接体験していない者には発することのできない気魄が込められているように感じられた。

  • 靖国神社の知識がゼロだったので勉強がてら。

    右左に別れて議論しがちの問題を、当時の判決文や条約を引用して論理的に説明されてた。
    特に、中国が、サンフランシスコ平和条約に調印していない、その時点で国家として成立していないので、口出しする必要性も正当性もないっていうのは説得力があった。
    誰が正しくて悪いっていう話だけでなく、当時の日本国民の心情とか、割り切れない思いも興味深かった。

  • 感情的にならざるを得ない問題だとしても、もう少し冷静に書いてほしい。
    著者の意見には賛同できる部分が多々あるが、「法的に解決済だし、あんた達は、平和条約に批准してないんだから関係ないでしょ」っていう意見が中国、韓国に受け入れられる訳がない。関係が悪化するだけだ。

  • 靖国問題というのは、こういう問題だったのか。

    というよりも、第二次世界大戦におけるA級戦犯の扱い方について、詳しく書かれている。

    もちろん、靖国問題の概要は読めばわかります。

    個人的には政教分離とかに、もっと触れてほしかったのだが・・・

    という感じ。

  • Kodama's review
    文字通り「戦争を知らない人」のうちの一人であります私にとっては大変勉強になった一冊でありました。「靖国」一つとっても、どこまで遡るのか、また、絡み合う多くの問題の一つ一つをどのように解釈をするかで、全く答えがかわってしまうので、とても難しい問題であります。ちなみに最後の「声明書」はかなり、きてます(笑)。
    (06.8.29)
    お勧め度
    ★★★★☆

  • 内容は分かりやすかったですが、ちょっと感情的な文章が気になりました。

  • 『サンフランシスコ平和条約には日本を含む四十九ヶ国が署名、批准しましたが、中華人民共和国、大韓民国、中華民国台湾はいずれも署名、批准しておりません。しかも平和条約には、この条約に署名、批准していない国々に、いかなる権利、権限、利益も与えないし、これらの国々によって日本の権益が「減損または害される」ことはないと明記されています。』

  • 主観強すぎ。これだけ読んだらダメだと思う。日本以外の国は重要視されてない。ってゆーか関係ないって感じ。
    この一冊だけ読んで偏った考え方をする人が増えたらどーすんだよ、と初めて本を読んでキレそーになった。

  • やさしく、さくっと。
    資料が物足りない。

  • 戦争当事者から書かれたもの。靖国問題を知らない人にとっておすすめの本だと思います。わかりやすく、読みやすい。

  • 巷で騒いでる靖国問題って何?と気になる人は読んでみるのもよいかと。

  • 簡単に述べてあり、わかりやすいとは思う。ただ、自分の考えが強く出すぎな感じ。

  • わかりやすく、当事者の言葉を折り込みながら整理されているが、ライトだよね?

  • 国際法で既に取り決められていたということに驚いた。

  • 【要約】


    【ノート】
    ・「グーグル・アマゾン化する社会」の関連本宣伝で

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