グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605019

感想・レビュー・書評

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  • Googleという会社がどのようなものか。近未来がどうなっていくのか。わかりやすく、ある意味で恐ろしさと興味を同時に体感出来る。

  • 4冊目

    改めて、Googleという企業の強さを認識した。
    あらゆる領域を広告に変えることで、利益をあげる。そのような広告利益のうえに無料サービスを成り立たせるビジネスモデルは、どこまで他企業の価格破壊を起こしていくのか。Googleの導く未来に興味が沸いた。

  • 2006年に刊行された本書は、『不機嫌な職場』で優良モデルとして紹介されていたグーグルを知りたくて購入したもの。既に刊行から10年以上が経過し、ICT環境はかなりの進化を遂げた。2004年に産声を上げたフェイスブックは本書では取り上げられていず、やはり時代を感じる。日本とアメリカでは、グーグルの戦略に対処する姿勢が違っていたが、グローバル化が進む現代ではどうか? などと考えながら読めた。グーグルは情報化社会の神になれるのか? その答えはまだ示されていない。

  • 2006年の少し古い本ながら、内容はとても興味深い。グーグルは「すべての知識を体系的に纏める」ことをミッションとしているように述べられることが多いが、この本では、そんなことは後付けでしかなく、一民間企業としてビジネスを成功されるために「すべての知識を欲している」という位置づけになっている。■ネットの世界がグーグルに支配され、グーグルを介してしか情報が得られなくなるという将来的な恐怖。上記のようなビジネスを超えた理想を掲げているならともかく、中国やアメリカ政府にはわりとあっさり屈していることからも、所詮は利益>理想の普通の企業。政府やグーグル自身の不利益にならないことが大前提の検索結果であることを知っておかないといけない。■確かに既存メディア<ネットの世界というように、得られる情報の質や量は劇的に増えたけども、「それらの情報から自分で考える」ことができている人がどのくらいいるのか。自分が共感できる意見を探し回り、他人の言葉を自分の言葉と思い込んでいるだけではないのか。そろそろネットから離れ、自分の五感を使って物事を考えないといけない時期に入っていると思う。グーグルに支配されないためにも。

  • 〈メモ〉
    ・できるだけ多くのサービスを提供し、そのサービス上で広告を掲載する
    その広告収入によって、良質で無料のサービスを展開する
    ・Googleから削除される=社会から抹殺される
    ・検索がインターネットの玄関口になった
    ・権威による囲い込みは不可能になり、流通の仲介が最大の戦略

  • この本は知っている内容だからといって途中で読むのをやめないで最後まで必ず読んでほしい本です。構成としては1章から5章までで具体的に今現在にいたるまでのGoogleが簡単に書かれており、最後にこれらの特徴を支えているGoogleはもはや民間企業ではなく、公権力であり便利すぎるデータベース、監視社会でのツールとなる可能性や一端を示しています。正直はじめのほうは割と知っている内容も多かったですが、最後の章のような考え方はGoogleのメリットにしか今まで目が向いていなかった私にとっては新鮮でした。

  • グーグルの戦略とそのあまりにも大きな影響がよく分かる一冊。しかし、最後が若干陰謀論めいた非現実的な終わり方になっているのが残念。

  • Googleって一体なにが凄いの?にバシッと答えてくれる本。ビジネスに興味ある人は読んでて面白い。グローバル化とIT革命で世界が急速に変化していく中ではGoogleみたいな破壊者的な企業が成功していくと思うし、自分もまたそういう文化・スタイルをもった企業に入って虎視眈々と起業のイメージを膨らませたい。

  • Googleについて卒論で取り上げるのでそのための参考資料として読みました。
    わずか10年も立たない間に大企業にまで成長したGoogleがこれまでどのようにしてその名を世界にしてしたのかがわかりました。
    そしてGoogleが行なっているビジネスへの理解も深めれる本です。

  • Googleが無料のビジネスばかりでどのように儲けを出しているのか、強力な権力を持つことによる功罪。それらをとても分かりやすく説明してある本で、勉強になった。

著者プロフィール

佐々木 俊尚(ささき としなお)
1961年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社入社。記者として勤めたあと、1999年『月刊アスキー』の編集部デスクに転身。2003年退職後、主にIT分野やメディア業界に関わるフリージャーナリストとして活躍。大学非常勤講師なども担当している。
代表作として、2010年度大川出版賞を受賞した『電子書籍の衝撃 -本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』、『キュレーションの時代』など。近年は『家めしこそ、最高のごちそうである。』といった自宅料理についての著作もある。

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