近現代史の争点30 韓国・北朝鮮の嘘を見破る (文春新書 520)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605200

作品紹介・あらすじ

戦後補償、慰安婦から竹島、拉致、在日問題まで。ソウル・ピョンヤンから発射された虚偽の言説を徹頭徹尾、論破。斯界の識者たちが検証する「真実の歴史」。

感想・レビュー・書評

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  • もし韓国・北朝鮮にこう言われたらこう返そう、という内容の本である。こう言われたら、の内容は朝鮮が日本に対して政治的に主張していることである。多くの専門家が端的に説明してくれているが、書き手が多いので文章ごとの頭の切り替えがやや面倒で読むスピードが落ちる。
    問題ごとに読書案内が載っているので、興味のある分野をさらに掘り下げて知りたい人には便利。
    古田博司氏の文章はあとがきにしか書かれていないので、古田氏の本を探している人にはおすすめできない。

  • 嘘で塗り固めなければそのあまりにみじめな自国の歴史を見ることができない哀れな隣国。
    本当に陸続きでなくて良かったと心から思う。。
    そもそも争点にすらなりえないような、盗人の言いがかりレベルの話が多い印象だが、コンパクトにまとめて列挙してあるのは読みやすい。
    あまりに当たり前で分かりきったことであっても、国としては諸外国に対して逐一それを主張していく必要がある。

  • [ 内容 ]
    戦後補償、慰安婦から竹島、拉致、在日問題まで。
    ソウル・ピョンヤンから発射された虚偽の言説を徹頭徹尾、論破。
    斯界の識者たちが検証する「真実の歴史」。

    [ 目次 ]
    鼎談 韓国・北朝鮮「自己絶対正義」の心理構造
    「韓国のナショナリズムは健全だ」と言われたら
    「天皇を『日王』と呼んで、何が悪い」と言われたら
    「植民地時代は収奪・搾取の時代であった」と言われたら
    「韓国内の『親日派』は国賊である」と言われたら
    「日韓併合は無効だ」と言われたら
    「創氏改名で民族名を奪われた」と言われたら
    「日帝は朝鮮語を抹殺した」と言われたら
    「朝鮮半島の鉄道は搾取のため日本が敷設した」と言われたら
    「『従軍慰安婦』は日本軍に連行された」と言われたら〔ほか〕

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2007年66冊目

  • 日本側メンタリティ 理屈が通っていれば理解してくれるはずだ 勧告側がいきなり感情論に走ったときに有効な手段がない。 戦国時代の  邪説僻言には3つの型がある。 名前を偽って正しい名前を混乱させるもの。事実をいつわって正しい名前を混乱させるもの。名前を偽って事実を混乱させるもの。 1965年の日韓国交正常化で、日本は韓国に経済援助を与えるのと引き換えに、すべて請求権問題に決着をつけることで韓国側と合意した。請求権問題は完全かつ最終的に解決されたことが、当時調印された両国間の協定で確認されている。従って、戦時中に徴用された韓国人の元労働者や、元慰安婦が今になって日本の政府や企業に補償または損害賠償をもとめても、それに応じなければならない義務は日本側に存在しない。

  • 歴史の実証を検分せず、感情優先は、歴史を歪めかねない

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著者プロフィール

鄭 大均(てい・たいきん):1948年岩手県生まれ。韓国系日本人。専攻は日韓関係論、在日外国人。立教大学、UCLA で学び、81年から95年まで韓国の啓明大学校外国学大学等で教鞭をとる。現在は東京都立大学名誉教授。著書に『増補版 韓国のイメージ』『日本のイメージ』『在日の耐えられない軽さ』(いずれも中公新書)、『在日・強制連行の神話』(文春新書)、『韓国のナショナリズム』(岩波現代文庫)、『韓国が「反日」をやめる日は来るのか』(新人物往来社)、『日韓併合期ベストエッセイ集』(編書、ちくま文庫)などがある。

「2023年 『隣国の発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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