- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166605200
作品紹介・あらすじ
戦後補償、慰安婦から竹島、拉致、在日問題まで。ソウル・ピョンヤンから発射された虚偽の言説を徹頭徹尾、論破。斯界の識者たちが検証する「真実の歴史」。
感想・レビュー・書評
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もし韓国・北朝鮮にこう言われたらこう返そう、という内容の本である。こう言われたら、の内容は朝鮮が日本に対して政治的に主張していることである。多くの専門家が端的に説明してくれているが、書き手が多いので文章ごとの頭の切り替えがやや面倒で読むスピードが落ちる。
問題ごとに読書案内が載っているので、興味のある分野をさらに掘り下げて知りたい人には便利。
古田博司氏の文章はあとがきにしか書かれていないので、古田氏の本を探している人にはおすすめできない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嘘で塗り固めなければそのあまりにみじめな自国の歴史を見ることができない哀れな隣国。
本当に陸続きでなくて良かったと心から思う。。
そもそも争点にすらなりえないような、盗人の言いがかりレベルの話が多い印象だが、コンパクトにまとめて列挙してあるのは読みやすい。
あまりに当たり前で分かりきったことであっても、国としては諸外国に対して逐一それを主張していく必要がある。 -
2007年66冊目
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日本側メンタリティ 理屈が通っていれば理解してくれるはずだ 勧告側がいきなり感情論に走ったときに有効な手段がない。 戦国時代の 邪説僻言には3つの型がある。 名前を偽って正しい名前を混乱させるもの。事実をいつわって正しい名前を混乱させるもの。名前を偽って事実を混乱させるもの。 1965年の日韓国交正常化で、日本は韓国に経済援助を与えるのと引き換えに、すべて請求権問題に決着をつけることで韓国側と合意した。請求権問題は完全かつ最終的に解決されたことが、当時調印された両国間の協定で確認されている。従って、戦時中に徴用された韓国人の元労働者や、元慰安婦が今になって日本の政府や企業に補償または損害賠償をもとめても、それに応じなければならない義務は日本側に存在しない。
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歴史の実証を検分せず、感情優先は、歴史を歪めかねない