テポドンを抱いた金正日 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2006年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784166605354

みんなの感想まとめ

北朝鮮という国の複雑な実態を、著者が独自の視点で探求する内容が魅力的です。毎日新聞の記者である著者は、貴重な資料や独自の体験をもとに、金正日の生い立ちや権力闘争を描き出し、北朝鮮のストーリーを解明しよ...

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤優氏が評価していたという話を聞いて購入。久々にここまで期待はずれな本をひいた。まず導入部が『「私は北朝鮮国内某所で金正日との単独インタビューに臨んだ」という夢を見た』というまさかの夢の話ではじまる。週間ポストとかの連載向きであって、決して新書にして後世に残す内容ではない。

  • 「情報力―情報戦を勝ち抜く“知の技法”」で絶賛されていたため手に取った。購入の前にAmazonでレビューをチェックすると、「タイトルと中身が合ってない」などと非常に評価が低い。「これ一冊読めば北朝鮮がわかる」と絶賛されていたのに何故?

    低評価のレビューのため、購入を迷っていたら同僚が持っているというので貸してもらう。

    読んでわかった。

    この新書は、北朝鮮の政治体制だの先軍政治だのを読者に解説しようとしているのではない。公的な資料や、古本屋で手に入れた「焚書を免れた北朝鮮の本」などから読み取れる事実を持ってして、北朝鮮という大きなストーリー、穴だらけでよく分からないそのストーリーの穴を埋めていこう、そうすることでそれらしいストーリーを完成させよう、という試みなのだ。

    北朝鮮という国は、資料を丁寧に読むことで多くのことがわかるとはいえ、独裁者によって全てが決定されるという国の特性上、独裁者の性格、内面も政治に大きな影響を与えうる。しかし、ロイヤルファミリーについての情報がただでさえ秘密にされている中で、独裁者の内面に迫るということは非常に困難なことでもある。

    そのため、金正日の生い立ち、創作された逸話、権力闘争の中で彼が大いに利用してきた「映画」といったものに焦点を当てることで、いかにして今の北朝鮮が作り上げられたかというストーリーを描こうとする、その過程をエッセイとして書いたものだ、と私は考えた。

    そうして読むと、同書はなかなか興味深く、ストーリーの穴を埋める時の「思い切り」だとか、実際に人と会い、様々な場所に出向いて「空気」をつかむような、そういった作業が北朝鮮を読み解く上でも重要で、かつ、「読ませる」面白さがあるな、と感じた。

  • イマイチかなぁ。ちょっと雑駁すぎな。

  • セミナー

  • 金正日について知りたくて読書。

    朝鮮語学科卒の北朝鮮ウオッチャーという著者。北朝鮮国内で出版または在日向けの創作物語に近い神話などの本文中で多数紹介している。他の北朝鮮本にはない特徴として面白い。

    このファンタジー王朝は今後どうなっていくのであろうか。

    読書時間:約55分

  • 2009年121冊目です。

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著者プロフィール

1959年生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒。毎日新聞編集委員。著書に、『テポドンを抱いた金正日』(文春新書)『今夜も赤ちょうちん』(ちくま文庫)『情報力』(佐藤優との共著、イースト・プレス)など。

「2013年 『日本国憲法の初心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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