牛丼焼き鳥アガリクス (文春新書 554)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605545

作品紹介・あらすじ

輸入再開のアメリカ産牛肉を使った牛丼屋にテレビの取材が殺到する不思議。焼き鳥の供給に異変が?食事代わりにサプリで栄養等々。安さ・早さ・うまさを追求する外食産業。その一方で余る米。文春新書『コンビニ ファミレス 回転寿司』で「日本の食は砂上の楼閣」と警鐘を鳴らした著者が、食品安全委員会の内部から見た「現代の食の断面」を描く。キーワードは"国際化"。

感想・レビュー・書評

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  • 2007年の本です。
    牛肉のBSE問題が最も世間を騒がせていた頃なので、
    それに大きくページを使っています。

    それ以外は鳥インフルエンザなど、「食の安全」とは、
    それを担保するのはどうするべきなのかなど問題提起し
    一つの道筋を示す本です。

  • 元食品安全委員会メンバーの著作ということもあり、アメリカ産牛肉とBSE問題、鳥インフルエンザに健康食品といった世間を騒がせたテーマについて実感のこもった概説がなされている。これからの食料生産に関する示唆もいくつかあり、ベースの知識として役立つ内容だった。

  • 食の安全に関してのいくつかの問題を取り上げ、一体何が大事なのかを纏め上げている本。

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著者プロフィール

東北大学文学部卒業後、昭和34年NHKに入る。昭和49年解説委員室解説委員、平成13年解説員を退職。現在、明治大学農学部客員教授。

「2002年 『問われる食の安全性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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