発信力頭のいい人のサバイバル術 (文春新書 556)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605569

作品紹介・あらすじ

小学生から社会人まで、長年にわたり文章指導を行ってきた「小論文の神様」が、日本人の文章力不足、発信力不足を訴える。

感想・レビュー・書評

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  • 平均的日本人像を主張の薄い、発信力の弱い人間とし諭す。

    が、論旨を進めるにつれて島国ならではの視野の狭さという、これまた日本人的紋きり型にはまっている。しかも、それをあっさり認めてしまうかのようなあとがきは何事も曖昧に笑ってごまかす日本人をみるかのようだ。中盤のTIPSは参考にはなるかと思われる。

  • 時間があれば

  • ▪️2018/01/03読了
    ▪️あらすじ
    ・副題「頭のいい人のサバイバル術」が第3章に25のテクニックとして紹介
    ・第1章と第2章は、第3章のための導入
    ・第4章は、小論文の書き方
    ▪️コメント
    ・日本の歴史的な経緯や教育システムを考えると、良いかどうかは別として、受信的な社会であることは間違いない。しかし、だから小論文を書こうというのは、議論として矮小化しすぎ。
    ・だが、25のテクニックはサラリーマンサバイバル術として有用となり得る。今流行りの「ダークサイドスキル」より、よっぽどこちらの方が実践的だと思う。
    ・時間のない人は第3章だけ読んでも参考になることがいくつかあるはずだ。

  • 受信する姿勢に慣れていた。発信すること。これは自己主張することに近い。まずは型を学びそこから応用させる。意見を持ち発信することから一歩を始めよう

  • 伝える事は重要だと再認識出来た。発信する際の注意が書かれているが、実行するのは難しい。
    後半は論述方の事例と解説。ところどころ著者の愚痴が多い。二章まで読めば良い本。

  • 前半は問題提起だが、日本人の特性と教育の問題で、およそわかっているので飛ばしてもいい。
    提案に心がけに対する言及が多いがキャリア開発で目にするような心がけが多く、自分には既知が多かった。
    批判や社交に対しての考え方は、苦手な人にとっては取り組みやすくなる面があると思う。文章の書き方は参考になる。

  • 小論文をうまく書くための本…でもあり、受信ばかりではいかんという啓発本でもあり。
    アピールしてばかりの「イタい」人にはなりたくないけれど、自分の考えたことをきちんと発信できるようになりたいものです。面白かった。

  • ★★★★情報化社会は発信力の時代だが、謙虚でおとなしい日本人は発信力が低い。発信力をつけるには小論文を書く練習が良い。社会的な問題を客観的に論じるのが小論文。出来事や体験を主観的に書くのが作文。小論文は作文より難しくない。

  • 情報発信力を身につけたくてこの本を手に取る。
    自分は、情報化社会でありながら、情報受信ばかりで、それも通過するだけだったことに気づく。
    この本にあるように何かの情報に接するとき、書こうという意志があればその情報が身に入る。そうするうちに知識として定着する。
    そのために、自分も情報発信を目指し、小論文の考え方を身につけたいと思う。
    少し関連の本を読んでみようかな。

  • 頭の整理をするのにいいかも。

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著者プロフィール

樋口 裕一(ヒグチ ユウイチ)
作家、小論文専門塾「白藍塾」塾長、多摩大学名誉教授
作家、小論文専門塾「白藍塾」主宰、多摩大学名誉教授
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。多摩大学名誉教授。小学生から社会人までを対象にした通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書に250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)のほか、『小論文これだけ!』(東洋経済新報社)、『読むだけ小論文』(学研)、『ぶっつけ小論文』(文英堂)、『ホンモノの文章力』(集英社新書)、『人の心を動かす文章術』(草思社)、『音楽で人は輝く』(集英社新書)、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)など多数。

「2022年 『小論文これだけ! 人文・文化・思想・芸術・歴史 深掘り編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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