甦る海上の道・日本と琉球 (文春新書)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166605606

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  • 記録の少ない地域と時代のことなので、推測にならざるを得ないのが残念。しかし、この地域の歴史的成り立ちが単純ではなく、相互の交流により変化、発展してきたことを、刺激的に説明している。

  • [ 内容 ]
    原始・沖縄を千年の眠りから覚めさせたのは九州産の石鍋だった―。
    父が歴史。
    母が文化。
    同母異父の日本と沖縄に、新たなる視座を切り拓く谷川民俗学のみずみずしい成果、知の衝撃。

    [ 目次 ]
    序章 東シナ海―先史古代の道
    第1章 黒潮の流れ―動植物の道
    第2章 為朝の琉球入りと平家南走―源平落人の道
    第3章 九州・奄美・琉球―中世商人の道
    第4章 家船の遠征―漂海漁民の道
    第5章 相良氏と名和氏―南朝残党の道
    第6章 日本・朝鮮・琉球―三国交易の道
    第7章 鉄文化の南下―鍛冶職人の道
    第8章 帆船とクリブネ―運搬・漁撈の道
    終章 日本と琉球のかけ橋―「心」と「物」の道

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2007/5/2読了
    琉球王国成立前後の沖縄に、九州からの人、モノの伝播が及ぼした影響を考察。地図がなく地理関係がわかりにくいのと、文章が散漫(民俗学の文献には多いが)なのが難点だが、沖縄と日本の関係を考えるうえで、示唆に富む。

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著者プロフィール

1921-2013年。熊本県水俣市生まれ。東京大学卒業。民俗学者。文筆家。歌人。平凡社で雑誌『太陽』創刊編集長を務めたのち、文筆活動にはいる。日本地名研究所初代所長。文化功労者。著書に『魔の系譜』『常世論』『南島文学発生論』など多数。

「2021年 『埋もれた日本地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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