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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784166605781
みんなの感想まとめ
当時の政治、経済、社会、文化、生活風俗が生々しく再現されており、戦争の時代を直前に控えた昭和12年の空気を感じ取ることができる。特に読者投稿欄は興味深く、個々の感情や思考が反映されている。雑誌『話』の...
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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昭和12年でも言論はあったのではないか?戦争の悲惨を訴えている。
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文春の前身である雑誌「話」の記事を寄せてまとめたものである。
これから始まる「戦争の時代」を直前にしての政治・経済・社会・文化・生活風俗等が生々しく再現されている(特に読者投稿欄が興味深い)。
ファシズムの時代の黎明期を感覚的に理解できる良い教材である。(経済に希望を持てず政治への信頼も喪失しているという点で、時代状況は今日と重なっている!)
この本自体がまとまった論で構成されているわけではないので雑駁とした感想しか持てないが、あの戦争に対する国家とその指導者の、そして国民の責任のあり方について、そして戦争報道の片面的なリアリティ(殺される側としての国民感情)が論理的思考をどのように停止させたのか等々、深く考えさせられた。
今日の「出口の見えない困難」の中で、かの時代の人たちと同様に我々もまた日本の進路を問われている。歴史の経験に学びつつ、我々なりの責任を果たしていかなければならない。(Z市図書館蔵) -
戦争に至る一般市民の世相についてもっと書かれいることを期待していただけに、少し残念な内容だった
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昭和十二年は、日中戦争の始まった年である。本書は当時発行されていた『月刊誌 話』を復刻した「歴史史料」である。
戦時下とは程遠い丸の内のビルの壮大さをアピールする記事があるかと思えば、まだ血糊が残る部屋で「通州事件」の生き残りの人々を集めた座談会の模様をレポートする。現在の「週刊誌」と基本的な記事作成のスタンスは変わらないながらも時々に「世相」を感じさせる文章が織り込まれている。『第百一師団長日誌』、『日中戦争下の日本』などと併せて読むことでより一層この時代についての理解が深まるであろう。なお、2008年3月に刊行された軍事史学会編『日中戦争再論』(錦正社)は、さまざまな角度から日中戦争を分析した画期的な論文集で、おすすめ。 -
昭和12年に文芸春秋社から発行されていた月刊誌『話』。そこに掲載されている記事をいろいろとピックアップし、その時代の情勢や空気が分かるように書かれている。旧仮名遣いが多く、内容的にも面白みに書けるものが多く、あまり読みやすいとはいえないが、読んでいるうちになんとなく、その時代風景が分かってくるようなじわじわとくる一冊。
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