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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784166606146
みんなの感想まとめ
美術に対する理解を深めるための特別講義が展開され、初心者でも安心して楽しめる内容となっています。著者は日本画からルネッサンス、印象派、コンテンポラリーアートまでを丁寧に解説し、作品の魅力を五感で感じ取...
感想・レビュー・書評
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美術館には行ってみたいが、どう見ていいのか自信がないという人にと、日本画の著者による、美術への特別講義。
日本画からルネッサンス、印象派、さらにコンテンポラリーアートへと、懇切丁寧に説明してくれる。
「そもそも芸術とは、ここではない『どこか』につれていってくれるかどうかで真価が決まります」と、述べる著者は、
「美しいとは五感に訴えかけてくるような包み込まれる空気管です・・・」と、作品を紹介する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
芸術は科学と異なり、再現性がなく数値化もきわめて困難なものだと思います。当然表現者ごとに美は異なっており、それゆえに鑑賞する側にとっては作品を美しいとは感動することはできても、その理由を説明することが難しいのではないかと感じます。本書も筆者の視点からの名作の解説であり、やさしい言葉で各作品のポイントを解説してくれています。このような解説書の視点に乗っかることで、ある程度自分なりの作品の見え方(言語化?)が目指せるのではないかと思います。個人的に興味深いと思ったのは、尾形光琳の紅白梅図屏風の章です。両端の梅、真ん中の川?の配置の解説はなるほどと感じました。主要な時代、地域、ジャンルが程よく網羅されており、展覧会に行く前のとっかかりとして一読するのも良いかもしれません。
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コンテンポラリーアートの章で、クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード夫妻の梱包する芸術についての話の中での言葉が印象的。
『芸術とは煎じ詰めれば、意見の違う人々が「私たちは同じ人間」と感じ、仲良くやるために存在しているものです。』 -
千住氏の考えはわかるが、同じ話の繰り返しが多いのにやたら話が飛躍するので非常に読みづらかった。作家さんではないので、編集の問題だとは思いますが。
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洋の東西・時代と流派を浅く広くカバーして、平易な鑑賞のツボを解説してくれる本。日本画家が書いた一般向けの美術鑑賞入門という位置づけだが、扱う範囲は日本美術に限定されないし、日本人に身近な「印象派」が、なぜ日本人受けするのかの考察すらある。また、尾形光琳の有名な紅白梅の屏風をして、「美しく(五感に訴える混沌とした空気感)、かつ、きれい(きちんと整理されている)」との評は、言い得て妙だ。この人の書いた文は、分かり易くて具体的、落ち着いた文体で好きだ。
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080324
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美術史に沿って、彼なりの解説が並んでいる。22個も。ひとつひとつが短いので読みやすい。彼なりの解説なので、彼が言っていることがすべてではないことを抑えつつ読むといいのかもしれない。やっぱり美術やってる人だよね、凡人じゃぁ、目が届かないところまで解説して意見を述べていてなるほどなと思った。
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浅く広く、って感じかな。“核心”ではない。日本画の定義についてはなるほど!と思ったんだけどなんて書いてあったか忘れてしまった(から後で読み直す)絵の善し悪しは好きか嫌いかで判断すべし、とのお言葉には大賛成。ちなみに私は千住先生の絵はあまり好きではない。
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だれも見たことのないものを表現する
というのとも違って
もうその作品を観ただけで、
ここではないどこかへ連れて行かれてしまうような気持ち
今までうまく言い表せなかった
批評や分析ではない美術との関わり方を
丁寧に教えてくれる素晴らしい本です -
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著者は日本画の大家。美術の系譜をほぼ網羅する。画家の視点で非常に分かりやすい。美術オンチの己にとって絶好の入門書となった。「絵に絶対の正直さで向う。要は好きか嫌いか。これが正しい芸術の接し方」。言われてみれば全くもってそのとおり。早速、美術館へ行きたくなった
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様々な種類の芸術に、どう対峙すべきかを論じた好著。
特にコンテンポラリーアートのソフィ・カル作「盲目の人」の紹介は、まさに美術の核心をつくもので興味深い。 -
[ 内容 ]
芸術に関心がある人はごく一部。
大多数は美術オンチといわれる日本人。
その汚名をこの一冊で返上。
芸術は本当は面白い!もの。
学校では教えてくれない美術の本質がここにある。
[ 目次 ]
クールジャパン―逆輸入されたわかり易さ
浮世絵―包み紙に驚いたモネ、マネ
ポップアート―ヨーロッパへの反抗
印象派―「何だ、こんなの印象だけじゃないか」
縄文―うずまきの秘密
銘―なぜ工芸品に名を付けるのか
初期ルネッサンス―「ラ・プリマヴェーラ」から「ヴィーナスの誕生」へ
盛期ルネッサンス―赤い衣をまとう人間
水墨画―「景色の気」
仏像―仏像は仏教を超える
伊能図―科学と芸術が融合した傑作
バルビゾン派―バルビゾン派がなかったら、世界は違っていたかもしれない
マンガ―「鳥獣人物戯画」「北斎漫画」「火の鳥」
デザイン―芸術とは自分のイメージを他者に伝えようとする心
庭園―「在家市中ながらも山林深谷へ入りたるやうに作りなすべし」
襖絵―狩野永徳のバーチャルリアリティー
遠近法―いかにその呪縛から逃れるか
コンテンポラリーアート(1)―よくわからないコンテンポラリーアートのわかり方
コンテンポラリーアート(2)―「美とは、決して目で見るものではない」
印象派その後―日本人ははぜ印象派が好きなのか
美術館―マルセル・デュシャンの「便器」
紅白梅図の謎―光琳の声
日本画―なぜ、私は日本画を描き続けるのか
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
タイトルのような「美術の核心」を求めて、ではなく、アートを巡るエッセイをさらっと見る、ちょっとした美術雑学を身に付ける、などの為に読む分には面白いと思う。千住先生の大ファンなだけに、少なからず残念。他の著書の方が内容的にも充実しているし心に残る。いや、やっぱり、タイトルが大げさすぎただけかなぁそうだよね??
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美術の事をかなり大雑把に分かりやすい言葉で説明した本。
私は楽しかったけど、これは賛否両論かもしれない。
千住氏も本の中で「好きか嫌いか」で判断してもいい、と述べているように、この中で好感的に紹介されている作家や作品は千住氏が好きな作品であるだろうし、それを嫌いな人も世の中にはもちろんいるはずだから。
でも、私は好きだし、一人の画家の言葉として勉強になった。
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アマゾンのレビューにある痛烈な感想も、確かにうなずける。
それ以前に私がまだまだ美術に対する造詣が浅いってのにも問題があるけど。
でも、これだけは言えるのは、決して核心に迫っている本ではない、ということ。 -
後報
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これから美術館に行ってみようかなと思っている人にとっては、美術館が近くなる本、という意味でおすすめです。
既に美術に関して一定の知識を持っている人にとっては、若干物足りなさも感じるかと思いますが、千住さんという素晴らしい一人のアーティストがどういう風に美術をとらえているのか、という部分を垣間見ることができるという点では、とても興味深いと思います。 -
わかりやすい。あまりにもわかりやすい言葉で現象を語る。頭の良い人。
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初心者にもわかりやすいよう間口は広く、でもところどころが深いので中級者でも楽しめるかも。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
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