毒入り中国ジョーク集 笑う中国人 (文春新書 616)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166606160

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 これが中国の「反日」ジョークだ(中国「反日」ジョーク/「反台湾」ジョーク ほか)/第2章 「職」あらば「権」あり(「酒」と「たばこ」/「職」あらば「権」あり ほか)/第3章 社会とは「人と人の間」なり(「人間」と書いて/男の子が欲しい ほか)/第4章 「戯れ歌」-男の三十は「日立」?(中国の「戯れ歌」/男の三十は「日立」 ほか)/番外編 漢字がジョークのもと

  • 中国のジョーク集。日本人とは笑いのツボが違うから、笑えない話もあった。

  • 平成20年のものであるためか、若干の古さを感じる。まあ中国人のユーモアーと皮肉さは十分理解出来る内容である。
    個人的には、もっと原文と拼音を多くしてくれれば、より中国人の力強さと、諧謔味が出ていたと思う。

  • とても面白かった。音声があったらもっとよかった。

  • ジョークを通じて隣国のお国柄が良く分かる。真面目に働くのは損、賄賂が生活の一部、といったところか。中国でビジネスするのはマジにしんどそう。

  • 2014年18月日読了。

  • 国別ジョークはその国の本質をかなり表に出すが、読むにつけ、日本とは全く異なる人達だと思い知らされる。顔つきや言語ツールが似てるからといって理解可能とは思わないほうが良い。思考回路が全く違う。我々は良くも悪くも欧米人の感覚に近い。
    筆者の礼賛振りと翻っての貶めは不自然なほどで、来歴を見るに、ああ、やられているのだな、と感じる。

  • ネットで探せる中国のジョークを集めたもの。中国の実情が分かってなかなか面白かった。何気に中国語の勉強もできる。中国の実情については、本当かなぁ・・・??と思うところも多々あったけど、まあ本当なのだろう。怖いところだ。
    ”どんな人でも悲しむところはそう変わらないが、笑いどころは人によって大いに違う。なので人を見るには笑いどころを見よ。”と、勝手に信じているところがあるので、こういうジョーク集はアメリカ人版なども持っているのだが、考えたら日本人版はないかも。作者も指摘していたが、日本人はあまりジョークで笑い飛ばすところもなく、面白くない人種なのかもな。

  • 中国で日本人って相当叩かれているんだろうなーと思って
    興味本位で読んでみました。

    結論から言うと,これは本当に面白かったです。
    久々にピンインを見て,大学1・2年生の時に中国語を学んでいたことを思いだしました・・・w
    もちろん中国語がわからない人でも読めますが,実際にピンインで中国語の発音をしてみると,韻を踏んでいたりして(これも漢詩の流れを汲んでいるのかしら・・・?!)なかなか音の感じがいいです。

    日本人がジョークに使われているのは,もちろん読んでいて気分のいいものではありませんでしたが,それがどういう背景のあるものなのか,どういう視点で中国人は日本人をジョークのネタに使っているのか,などが理解できました。

    中国社会の問題や,中国人の価値観などもわかり,とても興味深い本でした。言語はやはり文化と切り離すことのできないものだなあと改めて思いました・・・。
    そして中国人は率直にすごいなあ,とも思いました。
    日本人はダラダラ言い訳することをよしとしなかったり,シャイだったりするので,あまり言論を好まないような風潮があるように思います。私もそういう価値観で,それでよしとしているんですが,絶対に中国人には論破されそうです・・・。グローバルな人間になるなら,発言力を磨かないと,と思いました。
    (が,実際,グローバルな人間は目指してないのでこのままでしょうw)

  • [ 内容 ]
    「反日」「反台湾」そして自国までをも笑いのネタに。
    中国語界のカリスマが、インターネットや現地での取材を通して集めた抱腹絶倒の笑話・戯れ歌集。
    ガイドブックよりも中国の今がよくわかる。

    [ 目次 ]
    第1章 これが中国の「反日」ジョークだ(中国「反日」ジョーク;「反台湾」ジョーク ほか)
    第2章 「職」あらば「権」あり(「酒」と「たばこ」;「職」あらば「権」あり ほか)
    第3章 社会とは「人と人の間」なり(「人間」と書いて;男の子が欲しい ほか)
    第4章 「戯れ歌」―男の三十は「日立」?(中国の「戯れ歌」;男の三十は「日立」 ほか)
    番外編 漢字がジョークのもと

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著者プロフィール

元お茶の水女子大学教授。中国語コミュニケーション協会代表。中国語に関する著書多数。『中日辞典』『日中辞典』(ともに講談社)の編者。

「2012年 『中国語1000本ノック 入門編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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