- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166606351
感想・レビュー・書評
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元財務官僚で、竹中平蔵大臣(当時)の補佐官を務めた著者である。
前に読んだ「官僚国家の崩壊」も、この人や竹中氏の論をベースにしているようだ。「官僚内閣制(の打破)」「上げ潮」「道州制の導入」「党人派」などのキーワードはかの本と軌を一にしているし、その「上げ潮」派は中川-竹中-著者(実質3人)だそうだ。
まえがきには、ちょっとした経済学の知識があれば、今の日本のキーワードは簡単に解読できる、とある。その経済学のサワリと、インタビュー形式の文体は非常に読みやすく(ちょっと乱暴だが…それに誰がどういう立場でインタビューしているのかは書かれていない)、確かに「わかった」かはともかく、「わかった気になれる」。面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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思索
お金 -
読んでおいて損はない
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リフレ派。
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政治に興味がないわけではないのですが、
あまり本を読む機会は少なく、かつ、知識も乏しいのですが、
官僚と政治家の関係を少なからずしることができ、
読んで良かったと思います。 -
途中でイヤになった。
自説以外はバカにするタイプ。 -
財務省の異色の官僚だった高橋洋一がインタビュー形式で諸問題を解き明かす一冊。書いてある内容それ自体はわかりやすいものなのだけど、話し方が基本的に上から目線な割に、財務省をダメ出しするわりにはどこまで自分でそれを改善する努力をしてきたのか、というところについて触れられていないところが大いに不満。彼の功績だけを知るなら別の本でよいので、こういう本は本人の人格を誤解させるだけではないだろうか。
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高橋洋一先生著