脂肪の科学 痩せりゃいい、ってもんじゃない! (文春新書)

  • 文藝春秋 (2008年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784166606382

みんなの感想まとめ

体脂肪の科学についての深い理解が得られる一冊です。著者の対談を通じて、脂肪が単なる「邪魔者」ではなく、実は重要な役割を果たしていることが明らかにされます。特に、脂肪の機能や健康への影響について、200...

感想・レビュー・書評

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  • 体脂肪の科学について、判りやすく紹介されています。不健康の代表として森永先生が、その行動行為の医学的な解説を柴田先生が行っています。体脂肪に秘められた機能について、当時(2008年)の研究結果を元に解説され、。タイトルにもあるようにただ「痩せりゃいい」ってことではないことを判りやすく紹介されています。脂肪のコントロールが如何に必要かがわかる良書で、その後の研究進捗も気になるところでした。

  • <閲覧スタッフより>
    ダイエットをする時に、どうしても邪魔者あつかいされてしまう脂肪。
    しかし近年、脂肪の隠れていた作用がわかってきました。脂肪から肥満について、わかりやすく解説してくれます。著者2人の対談も興味深く面白いです。
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    所在記号:新書||595.6||モリ
    資料番号:20091236
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  • モリタク先生は殺しても死ななそうw 脂肪はエライからデブでもいいんだ!という本かと思いきやそうではなく、普通に肥満は健康に悪いよ、という話でした。そりゃそうか。

  • 肥満と痩せ過ぎの両方が決して体によくないということ、脂肪からも体にいいホルモンが出てること(しかも太っていると少なく、痩せていると多く出る)など、新しい話が多い。
    古い話にも真実があるので、要注意。

  • [ 内容 ]
    近年、脂肪細胞がホルモンを分泌していることが発見された。
    これにより今までただの厄介者と思われていた脂肪が血管の掃除や糖尿病・癌の予防に役立っているのではないかと見直されている。
    メタボ族に朗報。

    [ 目次 ]
    第1章 脂肪の科学(喉が渇いて困った 脂肪は無用の長物か 脂肪細胞は頭がいい 3歳までに決まる脂肪の数 ほか)
    第2章 人はなぜ肥るのか?(ダイエットはほどほどに 肥る理由10項目 肥満は伝染する? 1センチ230キロカロリー ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 痩せるための方法が書いてあるのか。

  • 《要旨》
     脂肪というとあまり良いイメージは無いが、近年ではエネルギーの貯蓄の他に、脂肪細胞自らが身体の中枢に指令を発信し、生体のバランスを保とうとする働きを持っていることが明らかになった。
     脂肪の中に、いろいろなホルモンの成分が含まれており、「内分泌臓器」として捉えられるべきだという主張も生まれた。そして脂肪細胞から放出されるホルモンを総称して「アディポサイトカイン」と呼ばれるようになった。この中で唯一の善玉ホルモンだと考えられているのが「アディポネクチン」である。
     アディポネクチンは、血管についたコレステロールやごみの掃除や、血管内の傷ついた箇所(動脈硬化巣)を見つけ、傷を修復する働きもある。また、肥満度がアップすると血液中のアディポネクチンの濃度が減り、身体がスリムになると逆に増える。アディポネクチン濃度は、体重や肥満の指標の中でも、特に内臓脂肪との関係を如実に反映する。こうしたことから、身体のアディポネクチンが増えればダイエットに成功したと考えられる。

    《印象に残ったコトバ》
     脂肪組織は、エネルギーの備蓄組織として働くだけでなく、他に何かとても大事な仕事をしているのではないかと多くの研究者が疑問を持ちはじめたのです。(中略)エネルギー代謝(エネルギー貯蓄や焼却)に必要な遺伝子だけでなく、ある種の分泌ホルモンをはじめとするさまざまな生活活性物質が含まれていることを発見しました。(中略)ホルモンを分泌することによって、他の臓器に信号を送り、直接身体バランスに影響を与えているのだろう。このような考え方から脂肪細胞は「内分泌臓器」としてとらえられるべきであるという主張が生まれてきたのです。

    《感想》
     脂肪というと贅肉とかメタボとかが連想され、良い印象を持っていない。「体脂肪率」は非常に気にする指標になっている。でも、なければよいかというと、そういうものでもない。やはりエネルギーの貯蓄もあるし、健康のためにはある程度の脂肪が大切なのは分かっていた。ただ、ホルモンを分泌しているというのは初めて知って驚いた。

    《目次》
    第1章 脂肪の科学
    第2章 人はなぜ肥るのか?

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著者プロフィール

経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。経済企画庁総合計画局、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。堅苦しい経済学をわかりやすい語り口で説くことに定評があり、執筆活動のほかにテレビ・ラジオでも活躍。2023年12月、ステージ4のがん告知を受ける。2025年1月28日、原発不明がんにより自宅にて死去。67歳没。

「2025年 『知ってはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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