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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784166606528
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様々な事情で「不許可」とされた写真を通して、不自由な時代の残像を読み解くエッセイが展開されます。日中戦争や太平洋戦争時に検閲を受けた写真群を紹介し、そこに込められた歴史的背景や検閲の理由について触れて...
感想・レビュー・書評
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様々な事情で「不許可」の烙印を押された写真たち。
不許可写真を紹介しながら、不自由な時代の残像を読み取る。
毎日新聞社大阪本社の資料室に保存されている、日中戦争、及び太平洋戦争時の大量の写真群。公権力が表現物を精査し、不適当と判断したものを取り締まる、いわゆる検閲が行われていた時代の「不許可」となった写真を紹介しながらのエッセイのようなものです。
例えば、兵器の情報や、少将以上の階級の人物の写真、残虐な写真。ああ、確かに良くないのかもなあと思うものもあれば、こんな写真もダメなんだと思うものまで。
文章については、写真や背景について掘り下げるというよりは、写真についての感想や想像、それに関連した自分の思い出などを語っている部分が多いので、歴史関連文書として読むよりは、やっぱりエッセイかな。
『不許可写真』というタイトルの割に、写真は少な目の印象だったので、もう少し当時の写真や現実に即した解説なども読んでみたかったかなと思います。
最後の方に少しだけ、検閲係の回想録に言及した部分があり、そこは興味深く面白かったです。
興味を持った方へ一言。写真は少ない印象とはいえ、普通に死体の写真や拘束された人、処刑直前の人物や慰安婦など、人によってはショックを受けるであろう様々な写真がいきなり出てきますのでご注意ください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
様々な理由でメディアに掲載を許可されなかった写真がたくさん載っているのかと思ったら、日中戦争から第二次大戦までのことに関しての内容であり、実際の写真はわずか。
大部分は著者の感想、意見、憶測。
読了15分 -
書名に惹かれて購入した。
基本戦争時代の検閲された写真、検閲の理由や経緯などが書かれている。
少し文体は読みにくいが意図している事は理解できる。最後によく言われる事だが、日本の諜報システムの遅れが示唆されている。 -
実に観察眼の鋭い写真評論。推理っぷりがすごい
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新書文庫
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新聞記事が検閲され、都合の悪いことが載らないのは、なにも昔だけの話ではない。
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1月30日 ~ 1月31 日
感想文未記入 -
日本が戦争中にした残虐非道で外に出せなかった写真。
写真が発明されたことによって戦争は抒情詩でなくなった。
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草森紳一の作品
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