- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166606535
作品紹介・あらすじ
液晶に「選択と集中」を行い、液晶テレビAQUOSをトップブランドに。「日本で製造業を極める」と宣言し、最先端の亀山工場を稼働。シャープ会長が公開する「オンリーワン経営」の真髄。日本でのモノづくりにこだわり、リストラをしない「新・日本型経営」。
感想・レビュー・書評
-
◆当社のオンリーワン商品戦略の究極の狙いはブランド価値を高めることにある。p77
⇒確かに一時シャープは吉永小百合を前面にAQUOSコマーシャルをやりまくった。知らないうちに「亀山モデル」などというブランドもできていた。電化製品の工場地をブランド化したのは驚き。
⇒でも社内派閥もめがあるのか、最近(2011年)はパッとしない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャープの社長を務めた著者による、シャープを再生させたのを記述した一冊。
『液晶のシャープ』を旗印に、総合家電メーカからオンリーワンの企業へ脱却を図って成功したのは素晴らしいと思うし、実績を上げてるので文句は言えない。
ただ、実際にIT企業にいるせいかなぜか腑に落ちない感が。 -
液晶のシャープといわれていたが、今では大赤字企業になってしあmったシャープの元社長の話。
かつてシャープは選択と集中で液晶に特化したが、今ではその影もない。
ここまで栄枯盛衰が激しいとは。
この本はよい時期までのシャープしか書かれていない。
その後の転落を誰が語るのだろうか。
携帯電話もカメラ付で大ヒットを飛ばした。私もシャープの携帯は愛用している。がんばれ、シャープ。 -
既にもう古きよき時代の物語となりつつあります。
読み物としては非常にシンプルで分かりやすいので
お奨めです。
「半歩前に出る」スタンス。
どうでもいい身内話も少ない。
妙に分かり辛いデータの提示もない。
読む側はこれ位の情報量で十分なんだよね。 -
他社との差別化を図るには「オンリーワン」を追求することが重要であり、そのためには、選択と集中や全事業部門でのオンリーワン追求、ブランド力の向上が求められる。
「もうちょっとの心」と、様々なことに好奇心を持ちI型人間ではなくT型人間になることが重要である。そうすることにより、リーダーの3つの要素である「予見力」「構想力」「実行力」の最も重要な要素である予見力も磨かれる。 -
シャープ会長による、企業価値創造を実現する経営のあり方について。
志を高く設定することと、決断力を強く持つこと。
エッセンスはこの二つだと思います。この方の場合は。
新しいことを成し遂げるためには、強い決心と行動力が必要で、
そのときにおける「常識」から外れる勇気がないとできない。
「常識」から外れるということは、一時的にマイノリティな発想になるわけで、
それってすんごい怖いと思うんだよね。
ましてや社員を何人も乗せている船みたいなものじゃないですか、会社は。
その金を数千億単位で動かしながら舵を攻めで切る。
相当な胆力がないと出来ないですね。
やっぱり最初にも最後にも、エンジンは熱意なんやなと。
もうちょっと舞台裏を書ききって欲しかった、そこが知りたい。
町田勝彦の作品
オンリーワンは創意である (文春新書)を本棚に登録しているひと
-
- fukubi
- 2014年9月15日に登録
-
- NyakanonBooks
- 2014年1月13日に登録
-
- yuichi
- 2012年11月12日に登録
-
- ツンドクの帝王
- 2012年5月21日に登録
-
- uzura-mame
- 2012年5月4日に登録
-
- fukugan21
- 2012年1月17日に登録
-
- rckoshis14
- 2011年11月23日に登録
-
- kazu
- 2011年8月23日に登録
-
- okitter
- 2010年10月8日に登録
-
- kohei
- 2019年1月24日に登録
-
- DHA
- 2015年3月26日に登録
-
- yonnge55
- 2015年2月14日に登録
-
- tabonatu50
- 2014年11月12日に登録
-
- nat5umi
- 2012年10月30日に登録
-
- boooks67
- 2012年9月11日に登録
-
- yukishimaya
- 2011年10月12日に登録
-
- gucchin2001
- 2011年4月15日に登録
-
- mootoh
- 2010年8月11日に登録