ブログ論壇の誕生 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
3.30
  • (8)
  • (23)
  • (57)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 253
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166606573

作品紹介・あらすじ

インターネットの世界に出現した巨大なブログ論壇。その新しい言論は、古い言論を支配していた団塊世代と激しく対立し超克しようとしている。新たな公共圏生成のインパクトをレポート。特別付録・佐々木俊尚が選んだ著名ブロガーリスト。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 第8章は貧困層や世代間格差の話。確かに団塊に対するロスジェネの怨念の気持ちはよく分かる。精神論では語れない社会全体の仕組みの問題だが、普段の生活なんかだと団塊特定人物への個人攻撃になっちゃう。気持ちのやり場がないからか。

  • 様々なブログからの視点で最近ネット上で起こった事柄を見たもの。自分には縁遠い社会学にも触れている為、興味深かった。巻末のブログリストはネット空間で起こっていることを知る為の今後の参考にしたい。

  • 2008年刊行。本書刊行から一定期間経過したが、ブログ、ブログでの論考が、ここで叙述されているほど社会的影響があったかは疑問。大量の論考の闇・渦に埋没し、政策形成への寄与がイマイチ判然としない。論考そのものが素晴らしいものである場合は数多くあろうが、それが埋没してはその論考の持つ意味が半減してしまう。

  • ネット業界の分析の第一人者の筆者が、昨今の(といっても2011年頃)のブログを中心とするネット界隈の論壇を分析した一冊。

    内容は可もなく不可もなしですが、参考にはなりました。

  • 毎日新聞、ニコニコ動画、あらたにすなど2008年頃のネット社会についての話題が中心。

  • 2008年発行で、ネット界を語るにはすでに古い感もありますが、
    それ以上に共感したのが、
    団塊の世代VSロストジェネレーションの対立です。
    1976年生まれの私は、まさにロストジェネレーション世代で、
    こう、世間に対してのもやもや感、
    団塊の世代が押し付けてくる倫理観への反発、
    そういうのが、すごく明文化されています。

    団塊ジュニアとして、激しい受験戦争を生き、
    頑張って大学を卒業してみたものの、
    そこに待っていたのは平成大不況。
    最低の就職率、
    私が卒業した時は、その当時の一番「底」で、
    文系女子が正社員として就職出来るのは
    10人に1人と言われていました。
    多くは、フリーターや非正規雇用に流れ、
    ワープア化しました。

    でも、団塊の世代は、
    「頑張りが足りないからだ」って言うんですよね。
    終身雇用で、一つの会社で働いてさえいれば、年功序列で
    給料が上がっていった時代とは全く違っているんです。

    その私達の世代が、自分の意見を発信する場として得たのが
    ネットでした。
    本書では、そのネット、ブログ論壇に対して、
    利点と弊害も合わせて書かれています。

    ただまあ、そこがもう4年前のことなので、
    リソースが古いっちゃ古いんですが。

    私としては、世代格差を語る書として、読む価値がありました。
    親と分かり合えないことも、
    「ああ、こんだけの格差があれば、仕方ないよね」と、
    あきらめられました。

  • ブログよりも2chばかり書いてある。
    今はTwitter、Facebookが強いと思う。
    ブログは玉石混交だというのは同意。
    玉を見つけるのが重要。

  • 地元の図書館で読む。東京でがんばっている人、そうでない人だけではありません。地元でまったりも楽しいです。問題は、そこからも外れている人がいます。経済上の問題だけではなく、そういう問題もあるんですね。

  • 個別のの事象に対する心理分析がうまい。
    それが偏ったものではなく、社会通念として、あるいは一般化された民衆の真相心理であるかのような読み口を覚える。論壇とある議論の場としての日本のインターネット空間が持つ特性を、ーここ10念からほどに渡り考察するものである。

  • 当時は面白かったけどもう読まなくていいと思う

    ブログ論壇とか消滅の危機じゃん

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐々木 俊尚(ささき としなお)
1961年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社入社。記者として勤めたあと、1999年『月刊アスキー』の編集部デスクに転身。2003年退職後、主にIT分野やメディア業界に関わるフリージャーナリストとして活躍。大学非常勤講師なども担当している。
代表作として、2010年度大川出版賞を受賞した『電子書籍の衝撃 -本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』、『キュレーションの時代』など。近年は『家めしこそ、最高のごちそうである。』といった自宅料理についての著作もある。

ブログ論壇の誕生 (文春新書)のその他の作品

ブログ論壇の誕生 Audible版 ブログ論壇の誕生 佐々木俊尚

佐々木俊尚の作品

ブログ論壇の誕生 (文春新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする